書誌種別 |
図書 |
タイトル |
カントの批判哲学の教育哲学的意義に関する研究 |
タイトルヨミ |
カント ノ ヒハン テツガク ノ キョウイク テツガクテキ イギ ニ カンスル ケンキュウ |
人名 |
鈴木 宏/著
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人名ヨミ |
スズキ ヒロシ |
出版者・発行者 |
風間書房
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出版者・発行者等ヨミ |
カザマ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2017.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
7,269p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-7599-2195-3 |
ISBN |
4-7599-2195-3 |
注記 |
文献:p253〜260 |
分類記号 |
371.234
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件名 |
Kant Immanuel
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件名 |
カント イマヌエル
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内容紹介 |
カントの哲学の中でも特に「純粋理性批判」を著した以降の批判期の哲学に着目。彼とその同時代の周辺思想家との関連性の中からカントの独自性を浮かび上がらせ、批判期の哲学を教育学的視点から捉え直し、その意義を解明する。 |
著者紹介 |
1984年生まれ。上智大学大学院総合人間科学研究科博士課程教育学専攻満期退学。博士(教育学)。山口大学教育学部講師。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812175927 |
目次 |
序章 |
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第1節 本書の目的と課題/第2節 問題の背景/第3節 本書の全体構成 |
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第Ⅰ部 道徳教育論を主軸としたカントの教育哲学の再定位 |
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第1章 『教育学』と道徳哲学との関係性から読み解くカントの教育哲学 |
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本章の目的と課題/第1節 『教育学』にみるカントの教育哲学/第2節 カントの義務論と定言命法/第3節 『教育学』と道徳哲学との関係性/本章のまとめ |
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第2章 カントの良心論とその教育学的位置づけ |
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本章の目的と課題/第1節 カントの良心論/第2節 良心の教育学的位置づけ/本章のまとめ |
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第3章 道徳教育の方法論としての「問答教示法」 |
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本章の目的と課題/第1節 カントの道徳教育の方法論/第2節 カントの道徳教育論の現代的意義/本章のまとめ |
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小括 |
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第Ⅱ部 カントの教育哲学と周辺思想家との関係性の検討 |
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第4章 カントの教育哲学に対するルソーの影響 |
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本章の目的と課題/第1節 ルソーの社会哲学と公教育論との関係性/第2節 カントの社会哲学と公教育論との関係性/第3節 ルソーの社会哲学と公教育論が与えたカントへの影響/本章のまとめ |
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第5章 教育哲学者としてのロックとカント |
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本章の目的と課題/第1節 ロックの教育哲学にみる理性の位置づけ/第2節 カントの教育哲学にみる理性の位置づけ/第3節 ロックとカントとの教育哲学における関係性/本章のまとめ |
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第6章 カントの道徳哲学に対するショーペンハウアーの批判 |
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本章の目的と課題/第1節 ショーペンハウアーの道徳哲学にみる意志と同情の役割/第2節 ショーペンハウアーによるカントの道徳哲学への批判/第3節 ショーペンハウアーの批判から導き出されるカントの道徳哲学の特性/本章のまとめ |
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小括 |
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第Ⅲ部 カントの批判哲学と教育哲学 |
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第7章 カントの公教育論 |
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本章の目的と課題/第1節 カントの公共性概念/第2節 『教育学』にみるカントの公教育論/第3節 開かれた公教育を実現するための社会のあり方/第4節 開かれた公教育で扱われるべき教育内容/本章のまとめ |
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第8章 カントの教育哲学にみる強制と自由との両立可能性 |
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本章の目的と課題/第1節 カント哲学の諸自由概念とその関係性/第2節 教育における強制と自由の問題/本章のまとめ |
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第9章 「物自体」の概念とその教育哲学との関係性 |
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本章の目的と課題/第1節 「物自体」論の諸相/第2節 「物自体」の概念と教育哲学との関係性/本章のまとめ |
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第10章 「絶対的価値」論と道徳教育の構想 |
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本章の目的と課題/第1節 カントの価値論/第2節 「絶対的価値」論と道徳教育の構想/本章のまとめ |
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小括 |
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結章 |
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第1節 各章の要約/第2節 総合的考察/第3節 今後の課題と展望 |