書誌種別 |
図書 |
タイトル |
持続可能な包摂型社会への生涯学習 |
サブタイトル |
政策と実践の日英韓比較研究 |
タイトルヨミ |
ジゾク カノウ ナ ホウセツガタ シャカイ エノ ショウガイ ガクシュウ |
サブタイトルヨミ |
セイサク ト ジッセン ノ ニチエイカン ヒカク ケンキュウ |
人名 |
鈴木 敏正/編
姉崎 洋一/編
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人名ヨミ |
スズキ トシマサ アネザキ ヨウイチ |
出版者・発行者 |
大月書店
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出版者・発行者等ヨミ |
オオツキ ショテン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2011.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
292p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-272-33068-3 |
ISBN |
4-272-33068-3 |
分類記号 |
379.021
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件名 |
生涯学習
/
日本-教育
/
イギリス-教育
/
韓国-教育
/
社会的包摂
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内容紹介 |
「社会教育としての生涯学習」論の視点から、日英韓における社会的排除問題に取り組む政策と実践の比較研究を通して、「持続可能な包摂型社会への生涯学習」の方向と、その実現に向けての課題を明示する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811490789 |
目次 |
はじめに-課題と構成- |
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序章 排除と包摂,そして「受容から学び合い」へ |
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第1節 持続可能な包摂型社会と「生涯学習社会」論/第2節 政治的統合・市場的組織化・社会的包摂/第3節 「受容」からはじまる地域社会教育実践/第4節 持続可能な社会への「社会教育としての生涯学習」の計画化 |
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第Ⅰ編 社会経済のグローバル化と生涯学習政策 |
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第1章 日英韓比較生涯学習政策への視点 |
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第1節 比較分析の6つの視点/第2節 日英韓3カ国における社会教育・生涯学習の新たな機能と役割/第3節 日英韓の生涯学習政策に関する共通研究課題/第4節 新たな生涯学習理論を明確にするための比較研究の課題 |
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第2章 イギリスにおける社会的統合と生涯学習政策 |
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第1節 生涯学習の労働党イデオロギー/第2節 法的文書と政策文書/第3節 1997年以降の生涯学習に関するいくつかの主要政策テーマ/第4節 急激な拡張的文脈の中で/第5節 結論:労働者のための生涯学習政策への展望 |
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第3章 韓国における平生学習政策の展開 |
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第1節 平生学習支援体制整備/第2節 低所得・低学歴の成人のための平生学習支援/第3節 平生学習の機会の拡大と成人学習の活性化/第4節 平生学習振興の総合計画の樹立/第5節 結び |
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第4章 日本の教育改革と生涯学習政策 |
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第1節 生涯学習振興法(1990年)の成立と「改正」経過/第2節 2006年教育基本法における第3条(生涯学習の理念)の新設/第3節 学習の「需要」と「生涯学習の振興」を登場させた2008年社会教育法「改正」/第4節 地方分権改革推進委員会による社会教育法改正の動き/第5節 おわりに |
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第Ⅱ編 社会的包摂の政策と実践 |
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第5章 ポスト産業社会イギリスにおける若者の移行過程変容と若年支援政策 |
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第1節 イギリスにおける若者の<学校から仕事へ>の移行変容/第2節 「新」労働党の若年移行期政策/第3節 おわりに |
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第6章 韓国における社会的疎外階層対策と生涯学習の課題 |
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第1節 韓国社会における教育疎外の状況/第2節 疎外階層のための平生教育事業/第3節 疎外階層に対する人文学教育/第4節 おわりに |
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第7章 地域住民による福祉協同実践と社会教育 |
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第1節 課題/第2節 実践の拠点となった別海町と根釧地域/第3節 「訪問介護事業所すずらん」の設立/第4節 「すずらん」の目的とその事業の発展/第5節 実践が発展した大きな要因/第6節 まとめ |
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第8章 北海道の周辺における地域再生と教育再生 |
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第1節 「地域再生教育」の提起/第2節 文化・教養学習から地域再生教育へ/第3節 子育て運動の再生と教育自治/第4節 教育的自治へのコミュニティネットワーク/第5節 「地域再生+教育再生=教育的自治」の方へ |
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第Ⅲ編 包摂型社会への大学・高等継続教育 |
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第9章 社会的排除に抗する21世紀型高等継続教育の課題 |
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第1節 新自由主義高等教育政策の波及とその帰結/第2節 大学の責務と社会貢献への現代的使命/第3節 競争的環境の下での大学の社会貢献と質保証/第4節 社会的排除に挑戦する大学の役割/第5節 おわりに |
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第10章 社会的排除に立ち向かう大学の役割の課題 |
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第1節 はじめに/第2節 前史/第3節 政策実行と英国における高等教育への資金配分/第4節 誰が参加するのか?/第5節 デアリング報告書以後/第6節 結論 |
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第11章 平生教育政策の展開と大学における生涯学習の展開 |
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第1節 平生教育法の制定と大学生涯学習/第2節 高等教育のオルタナティブ/第3節 韓国における大学の生涯学習/第4節 大学-地域連携,大学-産業連携をめざす韓国大学平生教育院の新たな動向/第5節 まとめ |
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第12章 英国民衆大学の地域成人教育に学ぶもの |
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第1節 本章の課題/第2節 地域成人教育の実態と課題/第3節 成人教育団体の動向/第4節 地域成人教育展開への実践的課題/第5節 英国民衆大学に学ぶものと発展すべきもの |
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終章 「社会教育としての生涯学習」の可能性と発展課題 |
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第1節 「社会教育」の用語をめぐって/第2節 生涯学習時代の社会教育/第3節 日本社会教育学会50周年記念事業とその後/第4節 新教育基本法体制と教育振興基本計画/第5節 将来社会と社会教育学の課題 |