書誌種別 |
図書 |
タイトル |
昭和前期地域教育の再編と教員 |
サブタイトル |
「常会」の形成と展開 |
タイトルヨミ |
ショウワ ゼンキ チイキ キョウイク ノ サイヘン ト キョウイン |
サブタイトルヨミ |
ジョウカイ ノ ケイセイ ト テンカイ |
人名 |
須田 将司/著
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人名ヨミ |
スダ マサシ |
出版者・発行者 |
東北大学出版会
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出版者・発行者等ヨミ |
トウホク ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
仙台 |
出版・発行年月 |
2008.7 |
ページ数または枚数・巻数 |
308p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-86163-092-7 |
ISBN |
4-86163-092-7 |
分類記号 |
379.021
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件名 |
社会教育-歴史
/
教員
/
教育と社会
/
自治会
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内容紹介 |
昭和恐慌から戦時・戦後へ至る時代に、報徳運動を援用し、極めて巧妙な地域再編を具現化していった「常会」。その実相とメカニズムを解明し、常会の形成と展開の動きの中で、人々の日常生活が組みかえられた過程を追究する。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811098996 |
目次 |
序章 主題の設定と研究の方法 |
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第一節 主題の設定/第二節 先行研究と本研究の位置/第三節 本研究の構成 |
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第一章 佐々井信太郎の常会構想-新たな国民教化方策の提唱と内務省訓令第一七号へ至る道程- |
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第一節 教化政策への接近/第二節 「一円融合」観と常会構想/第三節 常会構想における教員への役割期待/第四節 国民精神総動員運動と佐々井信太郎/第五節 内務省訓令第一七号「部落会町内会等整備要領」と佐々井信太郎/小括 |
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第二章 大日本報徳社の長期講習会における常会指導者養成-教員受講者に焦点を当てて- |
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第一節 長期講習会の開催と展開/第二節 道府県・植民地別の受講状況分析/第三節 教員受講者の動向/小括 |
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第三章 教化町村運動の創設と常会の「実績」形成 |
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第一節 福島県における教化町村運動の創設/第二節 教化町村運動の全国的展開/第三節 教化町村からの「常会現地報告」/小括 |
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第四章 教化町村運動における常会と教員-福島県相馬郡太田村の報徳運動・報徳教育- |
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第一節 太田村における教化村運動の開始/第二節 学校常会と教員/第三節 部落常会と教員/第四節 太田村民の常会出席状況/小括-教化村運動における常会の「実績」と飯野校長のその後- |
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第五章 学校報徳社・児童常会の形成-学校少年団・少年団常会の先駆- |
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第一節 明治以来の報徳教育の系譜/第二節 福島県指定教化町村に創出された報徳教育/第三節 教化村下における報徳教育創出と少年団常会への連続/小括 |
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第六章 報徳教育から「農村地域社会学校」へ-戦時と戦後における常会実践の実相- |
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第一節 神奈川県内における報徳教育の創出/第二節 福沢小学校・国民学校の常会実践/第三節 戦後「福沢プラン」と常会実践/小括 |
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結章 昭和前期地域教育の再編と教員 |