書誌種別 |
図書 |
タイトル |
新しい教職教育講座 教職教育編3 教育社会学 |
タイトルヨミ |
アタラシイ キョウショク キョウイク コウザ キョウショク キョウイクヘン-3 キョウイク シャカイガク |
人名 |
原 清治/監修
春日井 敏之/監修
篠原 正典/監修
森田 真樹/監修
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人名 |
原 清治/編著
山内 乾史/編著
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人名ヨミ |
ハラ キヨハル カスガイ トシユキ シノハラ マサノリ モリタ マサキ |
人名ヨミ |
ハラ キヨハル ヤマノウチ ケンシ |
出版者・発行者 |
ミネルヴァ書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ミネルヴァ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2019.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,227p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2000 |
ISBN |
978-4-623-08186-8 |
ISBN |
4-623-08186-8 |
分類記号 |
370.8
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分類記号 |
371.3
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件名 |
教育
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件名 |
教育社会学
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内容紹介 |
新学習指導要領に対応した教職をめざす学生のための入門書。学歴社会、いじめ、教育格差など現代社会における問題を取り上げて解説する。教育を社会構造の視点からと、現場に密着した臨床的な視点からとらえる力が身につく。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812371295 |
目次 |
第1章 学歴社会の基本理念 |
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1 急速な高学歴化/2 学歴社会を支える理念とその条件/3 身分社会から学歴社会へと転換するための条件/4 学歴の諸側面/5 日本はどのようにして<学歴社会=能力(業績)社会>へと転換したのか/6 職業的地位を学歴に応じて配分する具体的な過程について |
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第2章 エリートの近代化 |
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1 学歴社会の経済的側面/2 日本社会におけるエリートの構成と変遷/3 学歴社会は能力(業績)社会なのか |
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第3章 学力論の展開 |
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1 「学力低下」論の構造/2 日本の学歴社会の展望 |
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第4章 学校で起こる問題を捉える視点 |
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1 「ぼっち」化する若者と「つながる力」/2 現代の子どもたちを取り巻く「息苦しさ」/3 島宇宙とマスク文化/4 大規模調査からみる高校生のネットいじめの実態/5 学力とネットいじめの関係/6 価値観や文化の葛藤が生じやすい学校という場/7 ネットいじめを抑止するために |
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第5章 子どもの貧困と教育支援 |
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1 日本における子どもの貧困の実態/2 貧困とは何か/3 貧困の帰結としての重複する不利とその要因/4 子どもの貧困対策としての学校のプラットフォーム化/5 子どもの貧困対策と教育支援 |
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第6章 少年非行と教師の関わり |
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1 日本における少年非行の現状/2 少年非行に対する社会学的アプローチ/3 児童生徒の規範意識と教師の関係/4 今後の少年非行とその指導・支援 |
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第7章 リスク社会における教育格差問題 |
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1 リスク社会の進展/2 教育をめぐる格差問題/3 日本社会における教育費負担の考え方/4 変化の激しい社会を生き抜くための学力形成/5 子どものリスクとしての貧困問題と学力保障 |
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第8章 マイノリティの学力問題 |
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1 いまのあなたの実力は,あなたそのものではない/2 学力問題を捉える視点/3 学校の挑戦/4 頑張る学校のジレンマ |
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第9章 学校危機管理 |
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1 リスクと危機管理/2 学校危機管理=学校安全の基本的考え方/3 事例から考える学校安全危機管理/4 学校ぐるみ,地域ぐるみによる安全の実現 |
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第10章 学校における多職種協働と教員の役割 |
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1 生徒指導に関わる職種の多様化/2 多職種の配置による教員の役割の変化/3 協働のために何をすればよいのか |
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第11章 地域社会と教育 |
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1 教育を取り巻く様々な思想/2 地域の教育力/3 地域で支える学校づくり |
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第12章 子どもの成長を支える「地域の教育力」とは |
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1 いま,なぜ地域の教育力に注目するのか/2 地域社会が果たす教育上の役割とその変容/3 子どもを取り巻くつながりがもつ教育効果の検証/4 地域の教育力の分析とその知見/5 子どもが地域の大人から得る「栄養分」 |
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第13章 ジェンダーと教育 |
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1 教育の分野におけるジェンダー・ギャップ/2 教育制度に埋め込まれていたジェンダー/3 学校文化とジェンダーの再生産機能/4 ジェンダーの多層性とセクシュアリティの複雑性への視点 |
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第14章 カリキュラム改革の社会学 |
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1 授業が変わる入試も変わる/2 理想の教育活動や授業からカリキュラム改革を考える/3 カリキュラム・マネジメントと学校責任論の強化/4 家庭環境による学力や学習意欲の格差と家庭責任論の強化/5 カリキュラム改革と教師の役割 |