| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
シュタイナー「自由」への遍歴 |
| サブタイトル |
ゲーテ・シラー・ニーチェとの邂逅 |
| シリーズ名 |
プリミエ・コレクション |
| シリーズ番号 |
10 |
| タイトルヨミ |
シュタイナー ジユウ エノ ヘンレキ |
| サブタイトルヨミ |
ゲーテ シラー ニーチェ トノ カイコウ |
| シリーズ名ヨミ |
プリミエ コレクション |
| シリーズ番号ヨミ |
10 |
| 人名 |
井藤 元／著
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| 人名ヨミ |
イトウ ゲン |
| 出版者・発行者 |
京都大学学術出版会
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| 出版者・発行者等ヨミ |
キョウト ダイガク ガクジュツ シュッパンカイ |
| 出版地・発行地 |
京都 |
| 出版・発行年月 |
2012.5 |
| ページ数または枚数・巻数 |
11,432p |
| 大きさ |
22cm |
| 価格 |
￥４４００ |
| ISBN |
978-4-87698-230-1 |
| ISBN |
4-87698-230-1 |
| 注記 |
文献:p391〜414 |
| 分類記号 |
115.7
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| 件名 |
Steiner Rudolf
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| 件名 |
シュタイナー ルードルフ
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| 内容紹介 |
シュタイナーに関する厖大なドイツ語文献を精査し、特にゲーテ、シラー、ニーチェの3人の思想家に対する彼の解釈を読み解くことによって、シュタイナー思想の本質を明らかにする。 |
| 著者紹介 |
1980年愛知県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。大坂成蹊短期大学児童教育学科専任講師。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009811548190 |
| 目次 |
序論 |
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一 実践と思想の乖離状況／二 先行研究の四類型／三 本研究の方法／四 第一の操作／五 第二の操作／六 本研究の構成／七 「自由への教育」の内実 |
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第Ⅰ部 通奏低音としてのシラー『美的書簡』 |
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1章 転回期 |
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一 転回期からの出発／二 伝記的背景／三 ゲーテ研究の転回／四 シュタイナーとシラー／五 『美的書簡』をめぐって |
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2章 シラー美的教育論をめぐる諸論 |
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一 『美的書簡』への賛辞と批判／二 『美的書簡』解釈はなぜ困難か／三 『美的書簡』批判の四類型 |
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3章 シュタイナーの基本構図 |
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一 ゲーテ=シラーの思想圏／二 『美的書簡』とゲーテ『メールヒェン』／三 「ゲーテ-シラー往復書簡」におけるシラーの告白／四 ゲーテ『メールヒェン』とは／五 「遊戯衝動」とは何か／六 シラーの「二元循環的構図」 |
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4章 シュタイナーの『美的書簡』解釈 |
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一 『メールヒェン』に潜在する構図／二 『美的書簡』批判への回答／三 『美的書簡』とゲーテ文学を合わせ鏡にする必要性／四 シュタイナー思想を支える『美的書簡』の構図 |
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補論1 シュタイナーによる『美的書簡』解釈の妥当性について |
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一 『美的書簡』未完説を手がかりに／二 「美(優美)」と「崇高」、両者の質的相違／三 「崇高」における「混合感情」／四 「パテーティッシュなもの」としての「崇高」あるいは「デモーニッシュなもの」としての「崇高」／五 「美(優美)」と「崇高」の統合／六 『崇高論』に基づく『美的書簡』再解釈の可能性／七 『美的書簡』のアポリアをめぐって |
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補論2 「遊戯衝動」の具象化 |
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第Ⅱ部 「ゲーテ自然科学」あるいは『ツァラトゥストラ』との対峙 |
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5章 思想研究者シュタイナーのゲーテ自然科学研究 |
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一 思想研究者時代のシュタイナー／二 シュタイナーとゲーテ自然科学／三 「経験Erfahrung」と「思考Denken」／四 無機的自然の認識、有機的自然の認識／五 「直感的思考intuitives Denken」の能動性／六 自然認識(Naturerkenntnis)から自己認識(Selbsterkenntnis)へ／七 模範としてのシラー／八 ゲーテ自然科学からゲーテ文学へ |
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6章 思想研究者シュタイナーのニーチェ研究 |
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一 シュタイナーとニーチェ／二 ニーチェの形式／三 シュタイナーのニーチェ論／四 シュタイナーは「超人」をいかに読み解いたか／五 ニーチェ思想への不満／六 『自由の哲学』について／七 「道徳的想像力」とは何か |
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7章 「自由の哲学」の舞台裏 |
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一 「道徳的想像力」の思想的背景／二 ゲーテの自然認識／三 ゲーテ的直観の「自己認識」への応用／四 ゲーテとニーチェのはざまで／五 ゲーテ自然科学及びニーチェ思想からの脱皮 |
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第Ⅲ部 人智学的世界観の縮図としての『メールヒェン』もしくは『ファウスト』 |
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8章 一九〇二年の『ファウスト』論 |
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一 霊的指導者時代のゲーテ文学研究／二 霊的指導者時代のシュタイナー／三 シュタイナーと『ファウスト』／四 認識の無限の拡大／五 『ファウスト』をシュタイナー人間形成論のプロトタイプと見る／六 ファウストの遍歴 |
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9章 一九一八年の『ファウスト』論 |
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一 『ファウスト』論Ⅱの射程／二 「悪」／三 人智学における「悪」の位置づけ／四 知恵(Weisheit)としての「科学」／五 人智学的「自由」とは何か／六 『ファウスト』論の変遷にみる人智学の展開 |
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10章 霊的指導者時代の『メールヒェン』論 |
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一 『メールヒェン』論の変遷／二 三世界について／三 「自由」獲得の前提としての自己変容／四 高次の自己の誕生／五 「自由」の獲得状態／六 「メールヒェン論」αと「メールヒェン論」βの異同／七 『メールヒェン』論と『ファウスト』論の通底と差異／八 二世界の交流 |
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補論3 「自由」の射程 |
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一 ゲーテ、シラー、ニーチェを超えて／二 ライフサイクルの観点から見た「自由」／三 宇宙進化論の観点から見た「自由」／四 「社会有機体論」の観点から見た「自由」／五 人智学的「自由」の思想的基盤 |
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終章 |
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一 秘教から顕教へ／二 三つのヴェール／三 本書のまとめ／四 シュタイナーと三思想家の関係／五 人智学的人間形成論 |
