書誌種別 |
図書 |
タイトル |
人権論の教科書 |
シリーズ名 |
学問へのファーストステップ |
シリーズ番号 |
4 |
タイトルヨミ |
ジンケンロン ノ キョウカショ |
シリーズ名ヨミ |
ガクモン エノ ファースト ステップ |
シリーズ番号ヨミ |
4 |
人名 |
和田 幸司/編著
古橋 エツ子/監修
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人名ヨミ |
ワダ コウジ フルハシ エツコ |
出版者・発行者 |
ミネルヴァ書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ミネルヴァ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2021.5 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,292p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-623-09173-7 |
ISBN |
4-623-09173-7 |
分類記号 |
316.1
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件名 |
人権
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内容紹介 |
人権はどのように捉えればいいのか。初めて人権(教育)を学ぶ大学生に向けて、現代社会が抱える人権問題や、人権をめぐる新たな問題について解説するとともに、人権教育の取り組みを紹介する。 |
著者紹介 |
兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士課程修了。姫路大学教育学部教授。博士(学校教育学)。著書に「「士農工商」はどう教えられてきたか」「近世国家における宗教と身分」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812487003 |
目次 |
序章 人権について学びませんか |
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1 人権の意味と内容/2 人権の歴史/3 人権教育とは |
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第Ⅰ部 現代社会が抱える人権問題 |
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第1章 女性をめぐる人権を知ろう |
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1 ジェンダーって何?/2 あなたの家庭は男女平等?/3 日本は遅れている?/4 被害者にも落ち度?/コラム1 女性に対するインターネット上の暴力 |
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第2章 子どもをめぐる人権を知ろう |
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1 子どもの人権の特徴/2 子どもの人権の歴史/3 「子どもの権利条約」と子どもの人権/4 子どもを取り巻く困難と今後の課題/コラム2 親権 |
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第3章 高齢者をめぐる人権を知ろう |
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1 高齢者に対する虐待/2 高齢者の介護問題/3 孤独死・孤立死/4 災害時要援護者(災害弱者)としての高齢者/5 犯罪被害者となる高齢者/コラム3 完全閉じ込め症候群 |
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第4章 「障害」をめぐる人権を知ろう |
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1 「障害」とは何か/2 障害者と人権/3 障害児教育をめぐる歴史的展開/4 日本型インクルーシブ教育の課題と展望/コラム4 RTI |
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第5章 同和問題を考えよう |
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1 同和問題って何?/2 同和問題の歴史的側面/3 差別解消に向けて/コラム5 「寝た子を起こすな」論 |
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第6章 外国人をめぐる人権を考えよう |
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1 外国人をめぐる状況/2 外国人の経済的自立と人権/3 外国人に対する社会保障制度/4 外国人労働者の受け入れと課題/5 外国人の子どもの教育に関する問題/コラム6 ヘイトスピーチ |
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第Ⅱ部 人権をめぐる新たな問題 |
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第7章 性的マイノリティと人権 |
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1 多様な性を生きる人たちのストーリー/2 性的マイノリティとは誰のこと?/3 カミングアウトとアウティング/4 社会のなかでの性のあり方/コラム7 同性パートナーシップ制度 |
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第8章 医療における人権を知ろう |
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1 医療へのアクセス/2 国民皆保険制度とその課題/3 医療における選択と人権/コラム8 健康権 |
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第9章 ハラスメントを考えよう |
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1 ハラスメントとは/2 大学におけるハラスメント/3 先生,それってハラスメントです!/コラム9 大学生とアルコール・ハラスメント(アルハラ) |
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第10章 経済的格差・貧困を考えよう |
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1 経済的格差・貧困とは何か/2 日本における経済的格差,現代の貧困/3 経済的格差・貧困と社会的排除/コラム10 日本の生活保護制度の歴史 |
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第Ⅲ部 人権教育の取り組み |
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第11章 戦後日本における人権教育の成立と展開 |
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1 長期欠席・不就学問題への取り組みと同和教育の組織化/2 教育条件整備と就職差別,「非行」問題への取り組み/3 「低学力」の克服と教育内容の創造/4 進路・学力保障問題と取り組みの総括/5 同和教育のユニバーサル性と課題/コラム11 狭山事件と教育課題 |
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第12章 グローバルスタンダードとしての人権教育の展開 |
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1 人権意識の実際/2 「人権教育のための世界プログラム」/3 さらなる人権教育の課題/コラム12 ビジネスにおける人権 |
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第13章 人権教育の授業構成 |
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1 授業の内容構成/2 授業方法の選択/3 授業をいろいろなスケールで構想する/コラム13 パフォーマンス課題 |
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第14章 多文化共生を実現しよう |
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1 多文化共生という言葉の発祥/2 多文化共生とは/3 大学における多文化共生/コラム14 人種を柱に据えた教育実践 |