書誌種別 |
図書 |
タイトル |
亡霊たちの中世 |
サブタイトル |
引用・語り・憑在 |
並列タイトル |
intertextualité récit hantologie |
タイトルヨミ |
ボウレイタチ ノ チュウセイ |
サブタイトルヨミ |
インヨウ カタリ ヒョウザイ |
人名 |
高木 信/著
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人名ヨミ |
タカギ マコト |
出版者・発行者 |
水声社
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出版者・発行者等ヨミ |
スイセイシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2020.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
380p |
大きさ |
20cm |
価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-8010-0478-8 |
ISBN |
4-8010-0478-8 |
注記 |
文献:p341〜351 |
分類記号 |
910.24
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件名 |
日本文学-歴史-中世
/
平家物語
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内容紹介 |
主体・意味・記号の一義性が、亡霊に取り憑かれたときに消滅する-。「源氏物語」「平家物語」をはじめとする日本古典の数々を緻密に読み解き、テクストにまったく新しい時空と意味を導きいれた論考をまとめる。 |
著者紹介 |
1963年滋賀県生まれ。名古屋大学大学院博士後期課程満期退学。博士(文学)。相模女子大学教授。著書に「平家物語・想像する語り」「平家物語・装置としての古典」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812404042 |
目次 |
序章 《亡霊》に取り憑かれるエクリチュール、あるいは死者との親密圏を生成する |
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第Ⅰ部 ナラティヴの亡霊 |
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第一章 亡霊の時間/未来からの記憶、あるいは<今・ここ>が散種される |
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第二章 語る亡霊のスキャンダル、あるいは<亡霊機械>が<語り>を流動化する |
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第三章 <不在の原因>としての平家一門、あるいは現実界に<亡霊>を登録する |
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第四章 <死者/動物>への生成変化、あるいは<狩猟機械>が起動する |
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第五章 <カタリ>の亡霊論(hantologie)的転回、あるいは「話法」による<亡霊>への生成変化 |
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第Ⅱ部 インターテクスチュアリティの亡霊 |
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第六章 見えない<桜>への生成変化、あるいはテクストが<亡霊化>する |
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第七章 能を観る<紫式部>、あるいは「海人の塩焼く」言説が混線する |
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第八章 『平家物語』を読む<紫式部>、あるいは<不在の原因>としての平将門 |
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第九章 混線する<重衡物語>のことば、あるいはインターテクスチュアリティが<亡霊>を産出する |
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第十章 小宰相と小野小町との絆、あるいは男たちの<欲望>を逆なでする |
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第十一章 <貴種流離譚>に潜むディアスポラ性、あるいは女性たちの彷徨が可能性を拓く |
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第十二章 『源氏物語』を引用する『平家物語』/『平家物語』を引用する『源氏物語』、あるいは新しい<読み>の可能性が拓かれる |