書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ジェームズ・カマーの学校開発プログラム研究 |
サブタイトル |
米国都市における貧困家庭の子どもの学習支援の取り組み |
タイトルヨミ |
ジェームズ カマー ノ ガッコウ カイハツ プログラム ケンキュウ |
サブタイトルヨミ |
ベイコク トシ ニ オケル ヒンコン カテイ ノ コドモ ノ ガクシュウ シエン ノ トリクミ |
人名 |
藤岡 恭子/著
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人名ヨミ |
フジオカ ヤスコ |
出版者・発行者 |
風間書房
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出版者・発行者等ヨミ |
カザマ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2020.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
7,484p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-7599-2312-4 |
ISBN |
4-7599-2312-4 |
注記 |
文献:p397〜450 |
分類記号 |
372.53
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件名 |
アメリカ合衆国-教育
/
学校経営
/
教育と社会
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内容紹介 |
約50年間、持続的な実践が展開されているジェームズ・カマーの「学校開発プログラム」の歴史的探究を通して、すべての子どもの学習・発達保障の実現をめざす「学校開発」における価値概念、構造および特質を明らかにする。 |
著者紹介 |
1961年横浜市生まれ。愛知県立大学大学院人間発達学研究科博士後期課程修了。博士(人間発達学)。岐阜協立大学(旧・岐阜経済大学)教授。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812385349 |
目次 |
序章 本研究の課題と方法 |
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第1節 本研究の目的/第2節 米国都市における教育上の諸問題/第3節 カマー「学校開発プログラム」の評価研究の検討/第4節 日本における先行研究の検討/第5節 本研究の課題と方法 |
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第1章 カマー「学校開発プログラム」の構想と特徴 |
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第1節 パイロット・スクールの概要と問題の所在/第2節 「学校風土」開発を鍵概念とする学校改善計画/第3節 発達の原理に基づく全体論的アプローチの構想/第4節 子どもの発達理論に基づく「学校風土」の質的向上 |
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第2章 「周縁化」問題を克服するためのカリキュラム開発 |
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第1節 インナーシティの子どものためのソーシャルスキル・カリキュラム/第2節 教師と親とのカリキュラムの共同開発/第3節 「選挙」単元の実践事例の検討/第4節 「周縁化」問題を克服する学びの意義 |
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第3章 「効果的な学校研究」と「学校開発プログラム」の質的相違 |
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第1節 エドモンズらによる「効果的な学校」論の提唱/第2節 対談集会における「効果的な学校改善」をめぐる論点/第3節 「効果的な学校研究」と「学校開発プログラム」の質的相違 |
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第4章 学校における援助専門職の協働 |
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第1節 学校における専門職の協働に関する理論的課題/第2節 SDPモデルにおける「生徒・教職員へのサポートチーム」の特徴/第3節 援助専門職のチーム・アプローチによる支援的力量向上の可能性 |
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第5章 「学校開発プログラム」実践と子どもの発達への効果 |
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第1節 都市学区における子どもの学習・発達保障の観点からの評価/第2節 学校の組織開発に着目した評価研究/第3節 「学校風土」の子どもへの効果の相関関係 |
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第6章 「学校風土」の重要な構成要素 |
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第1節 カマーらが追求する<学校風土>の概念/第2節 『学校風土調査』尺度にみる「相互作用」の特徴/第3節 学校教職員における<学校風土>創造の指標/第4節 『学校風土調査』を介した大学研究者による学校支援 |
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第7章 「学校風土」の開発と教育長のリーダーシップ |
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第1節 都市学区のリーダーシップにおける理論的課題/第2節 ニューヘイブン学区の教育改革を支える協働的な関係性/第3節 学区教育委員会による教育改革の今日的展開/第4節 学区独自の『学校風土調査』を介した新たな学校公共空間の創造/第5節 『学校風土調査』を活用した専門職の学習コミュニティの開発-ネイサン・ヘイル小学校における実践の検討- |
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終章 総括と展望 |
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第1節 各章の総括/第2節 SDP実践で開発された<学校風土>指標に基づく学校計画経営/第3節 学区教育委員会の指導助言行政とソーシャル・ネットワークの創造-学区全体における「風土」開発の今日的意義-/結語 |