書誌種別 |
図書 |
タイトル |
介入と逸脱 |
サブタイトル |
インターセックスと薬害HIVの医療社会学 |
タイトルヨミ |
カイニュウ ト イツダツ |
サブタイトルヨミ |
インターセックス ト ヤクガイ エイチアイヴイ ノ イリョウ シャカイガク |
人名 |
入江 恵子/著
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人名ヨミ |
イリエ ケイコ |
出版者・発行者 |
晃洋書房
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出版者・発行者等ヨミ |
コウヨウ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2019.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
7,225,9p |
大きさ |
20cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-7710-3176-0 |
ISBN |
4-7710-3176-0 |
注記 |
文献:巻末p1〜9 |
分類記号 |
498
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件名 |
医療社会学
/
性的マイノリティ
/
血友病
/
薬害
/
エイズ
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内容紹介 |
医療の介入によって身体の逸脱が増幅させられた当事者は、その身体をどのように受け入れ、生きてきたのか。北米におけるインターセックス当事者と、日本における血友病HIV当事者の語りから明らかにする。 |
著者紹介 |
奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程複合領域科学専攻修了、博士(学術)。九州国際大学法学部法律学科准教授。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812301454 |
目次 |
序章 医療の介入による逸脱の増幅 |
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1 はじめに/2 医療による「逸脱の増幅」/3 なぜインターセックスと薬害HIVか/4 本書の構成 |
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第Ⅰ部 問題の背景 |
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第1章 インターセックスと薬害HIVの背景 |
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1 インターセックスの背景/2 日本における薬害HIVの背景 |
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第2章 インターセックスと薬害HIVの「逸脱」の諸相 |
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1 はじめに/2 「逸脱」とされる生得的な身体状況/3 医療の介入による「逸脱」の「増幅」/4 「逸脱」に対する社会の反応/5 「逸脱」と医療化/6 まとめ |
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第Ⅱ部 インターセックスの経験 |
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第3章 北米社会におけるインターセックスの位相 |
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1 はじめに/2 三つの身体位相/3 身体の綜合作用/4 まとめ |
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第4章 運動の進展と医療知に対する定義づけの変容 |
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1 はじめに/2 背景/3 ひとりで抱えるインターセックス/4 運動への参加/5 医療体制への挑戦/6 まとめ |
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補論1 インターセックス/DSDの名称の変遷と身体への回帰 |
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1 はじめに/2 インターセックス社会運動と名称変遷/3 まとめ |
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第Ⅲ部 薬害HIVの経験 |
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第5章 薬害HIVの身体の位相 |
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1 はじめに/2 三つの身体位相/3 身体の綜合作用/4 まとめ |
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第6章 薬害HIV当事者の社会運動への参加 |
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1 はじめに/2 血友病の経験/3 変化の時期/4 変化の帰結 |
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補論2 医師が患者の親密圏形成に影響を与えたケース |
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1 はじめに/2 「理想の医師像」/3 「理想の患者像」/4 信念の実践/5 まとめ |
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終章 逸脱の増幅を生きる経験 |
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1 はじめに/2 これまでの論点のまとめ/3 語りから明らかになった相違点/4 まとめ |