書誌種別 |
図書 |
タイトル |
開発途上国で学ぶ子どもたち |
サブタイトル |
マクロ政策に資するミクロな修学実態分析 |
タイトルヨミ |
カイハツ トジョウコク デ マナブ コドモタチ |
サブタイトルヨミ |
マクロ セイサク ニ シスル ミクロ ナ シュウガク ジッタイ ブンセキ |
人名 |
關谷 武司/編
|
人名ヨミ |
セキヤ タケシ |
出版者・発行者 |
関西学院大学出版会
|
出版者・発行者等ヨミ |
カンセイ ガクイン ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
西宮 |
出版・発行年月 |
2018.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
306p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-86283-263-4 |
ISBN |
4-86283-263-4 |
分類記号 |
372
|
件名 |
教育
/
発展途上国
|
内容紹介 |
アジア、アフリカ、ラテンアメリカ地域に位置する10カ国を対象に、国際機関や多くの研究者が扱うマクロなデータでは把握しきれないミクロな修学実態を調査研究。執筆者によるディスカッションの記録も収録する。 |
著者紹介 |
関西学院大学国際学部教授。専門分野は国際教育開発、プロジェクト計画立案、モニタリング・評価。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812250792 |
目次 |
序章 子どもたちを取り巻く、修学状況の変遷 |
|
第1節 今日に至るまでの教育開発目標/第2節 近年の子どもたちの修学状況/第3節 2030年に向けた新たな教育開発目標とその課題 |
|
第1章 小学校でつまずくホンジュラス地方都市の子どもたち |
|
第1節 ホンジュラスの初等教育を取り巻く環境/第2節 小学校を卒業するまでの長い道のり/第3節 小学校卒業に立ちはだかる壁/第4節 修学状況と年齢 何歳で入学すべきなのか/第5節 小学校修了への壁を解消するためには |
|
第2章 エルサルバドル地方都市の少女たちの足跡 |
|
第1節 エルサルバドルの基礎教育を取り巻く環境/第2節 学校の中の少女たち/第3節 少女たちはいつ留年し、退学してしまったのか/第4節 エルサルバドル学籍簿データの特性と修学当時の社会背景/第5節 おわりに |
|
第3章 ボリビア多民族国における児童の転校要因とその特性 |
|
第1節 はじめに/第2節 エボ・モラレス政権によるLey 070政策/第3節 児童の入退学等の推移/第4節 転校児童の追跡調査/第5節 今後の展望と課題 |
|
第4章 「休学」を活用するマラウイの女子生徒たち |
|
第1節 はじめに/第2節 マラウイの中等教育概要/第3節 縦断的修学記録の調査方法/第4節 調査結果/第5節 教育戦略と休学の活用/第6節 おわりに |
|
第5章 ストレートに進級できない、ザンビア中等教育の生徒たち |
|
第1節 ザンビアにおける教育概況/第2節 調査概要/第3節 個々の生徒たちの修学パターン/第4節 ストレートに進級できない生徒たち/第5節 修学状況の改善に向けて |
|
第6章 ウガンダにおける初等教育の内部効率性 |
|
第1節 背景/第2節 先行研究/第3節 分析手法/第4節 結果と考察/第5節 結論 |
|
第7章 ラオス初等教育における民族・地域格差 |
|
第1節 ラオス少数民族の抱える教育課題/第2節 民族間コミュニケーションが生み出す教育格差/第3節 教員の関わり方とクラス内における個人差/第4節 コーヒー農園における就学の実態/第5節 多民族国家における教育格差是正のために |
|
第8章 カンボジアの初中等教育における就学継続の阻害要因 |
|
第1節 はじめに/第2節 カンボジアにおける生徒の移行、中途退学、保持の状況/第3節 先行研究/第4節 理論的枠組み/第5節 研究の方法論/第6節 調査結果/第7節 事例についての横断的考察/第8節 生徒の「保持」に関して潜在的に重要な諸要素/第9節 結び |
|
第9章 ネパールにおける「質の高い教育」を求めるダイナミズムとその背後に潜む影 |
|
第1節 より良い教育を求める子どもたち/第2節 調査概要/第3節 個々の子どもたちの就学フロー/第4節 「質の高い教育」を求めるダイナミズムとその背後に潜む影/第5節 おわりに |
|
第10章 ミャンマー初等教育における子どもたちの修学軌跡 |
|
第1節 変革するミャンマー教育/第2節 ヤンゴン管区域の対象校における子どもたちの特徴/第3節 社会経済的地位が異なる子どもたちの修学軌跡/第4節 子どもたちの修学軌跡から見えてくるもの |
|
終章 Education 2030に向けてミクロな修学実態分析がもたらし得る可能性 |