書誌種別 |
図書 |
タイトル |
源氏物語と漢世界 |
シリーズ名 |
新典社研究叢書 |
シリーズ番号 |
302 |
タイトルヨミ |
ゲンジ モノガタリ ト カラセカイ |
シリーズ名ヨミ |
シンテンシャ ケンキュウ ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
302 |
人名 |
飯沼 清子/著
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人名ヨミ |
イイヌマ キヨコ |
出版者・発行者 |
新典社
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出版者・発行者等ヨミ |
シンテンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2018.5 |
ページ数または枚数・巻数 |
465p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥13800 |
ISBN |
978-4-7879-4302-6 |
ISBN |
4-7879-4302-6 |
注記 |
布装 |
分類記号 |
910.23
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件名 |
日本文学-歴史-平安時代
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内容紹介 |
日本文学において、人が心を寄せたモノは帯・冠・漢詩・水石・蘭・菊・賢人・酒・茶と多岐にわたる。それらをめぐる中古文学における人々の実態・文化を、中国との比較や日本の史料を通して捉え直す。 |
著者紹介 |
群馬県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期満期退学。同大學講師。専攻は平安朝文学。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812222487 |
目次 |
遊び心と志-序章 |
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一 「水」の今昔/二 末摘花と歳寒の松 |
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一章 有識とモノ |
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一 「高名の帯」攷 |
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緒言/一 宇津保物語と貞信公の帯/二 「有文帯」と上達部/三 道長嫡流と「高名の帯」/四 道長所有の「帯」/五 「通天の帯」の価値/六 海からきた帯/結語 |
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二 源氏物語の「帯」 |
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緒言/一 源氏物語の「名高き帯」/二 布の帯/三 男の物語から女の物語へ/結語 |
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三 「落冠」考 |
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緒言/一 冠などうちゆがめて走らむ後手/二 落冠さまざま(1)/三 落冠さまざま(2)/四 露頂になった粗忽者/五 冠を打ち落とす話/六 三条天皇と冷泉院/結語 |
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四 誕生・裳着・産養 |
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緒言/一 誕生と産養/二 源氏物語の誕生・産養・裳着/結語 |
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二章 才と自律 |
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一 平安時代中期における作文の実態 |
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緒言/一 一日二夜の作文/二 高才不廉の者/三 道長時代の作文/四 女の物語の作文/結語 |
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二 「賢人右府」実資考 |
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緒言/一 物の怪を見破る実資/二 賢人の系譜/三 賢人の相貌/四 権威としての賢人/結語 |
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三 寛弘年間の道長と元白集 |
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緒言/一 <元白詩筆>への憧憬/二 元【シン】集の魅力/結語 |
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四 藤原道長の文殿 |
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緒言/一 土御門第の文殿と道長の蔵書/二 虚構の中の文殿/結語 |
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三章 漢的表現を追って |
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一 水石の風流 |
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緒言/一 水石風流の地と藤原実資/二 「かどある石」と摂関家の人々/三 「石立て」する受領/四 源氏物語の立石/結語 |
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二 志の花 |
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緒言/一 蘭草から蘭花へ/二 都梁香と都良香/三 与謝蕪村と蘭/四 蘭学者にとっての「蘭」/五 子規・漱石から白秋へ/結語 |
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三 狐と蘭菊 |
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緒言/一 物語から芸能へ/二 和歌から俳諧へ/三 蘭と乱/四 ひき返す狐川から氷る狐川へ/結語 |
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四 山の帝の贈りもの |
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緒言/一 子から親へ/二 親から子へ/三 山に入る人/結語 |
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四章 規範と規範を超えるもの |
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一 源氏物語の「さかし人」 |
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緒言/一 「かしこき」人々/二 「いにしへ」を語る光源氏/三 さかしらがる人々/結語 |
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二 「白物」攷 |
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緒言/一 他者が見た「白物」/二 今昔物語集の「白物」/三 源氏物語の「しれもの」達/結語 |
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三 すずろなる時空 |
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緒言/一 衛府司のするわざ/二 源氏物語の衛府司/三 すずろなる酒飲み/四 衛府の官人忠岑と兼輔/結語 |
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四 数奇の世界の「本歌」 |
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緒言/一 竹垣流行のはじまり/二 石燈籠のこと/三 茶器における「本歌取り」/四 『翁草』に見る茶入の諸相/結語 |