書誌種別 |
図書 |
タイトル |
子どもの発達とことば |
シリーズ名 |
学びのエクササイズ |
タイトルヨミ |
コドモ ノ ハッタツ ト コトバ |
シリーズ名ヨミ |
マナビ ノ エクササイズ |
人名 |
伊藤 崇/著
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人名ヨミ |
イトウ タカシ |
出版者・発行者 |
ひつじ書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ヒツジ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2018.5 |
ページ数または枚数・巻数 |
13,143p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥1600 |
ISBN |
978-4-89476-855-0 |
ISBN |
4-89476-855-0 |
分類記号 |
801.04
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件名 |
言語心理学
/
言語発達
/
言語社会学
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内容紹介 |
ことばの発達とは「個人の言語能力の変化」であると同時に、「個人を取り巻く言語が流通する社会ネットワークの変化」でもある。ことばの発達という出来事をめぐる研究上のトピックを14の章で紹介。 |
著者紹介 |
博士(心理学)。北海道大学大学院教育学研究院准教授。専門は言語発達論、発達心理学。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812218502 |
目次 |
1章 ことばの発達を考える〜ことばの社会化とは何か |
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1 ことばの3つの機能/2 ことばの社会化論/3 何が「かわいい」のか? |
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2章 赤ちゃんに話しかける〜文化間の多様性、文化の中の多様性 |
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1 レジスターとしての幼児語/2 文化によるコミュニケーションへの誘い方の違い/3 公園における親同士のコミュニケーション |
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3章 会話に巻き込む〜会話の秩序とその理解 |
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1 会話へのいざない/2 会話の秩序〜会話分析、隣接対、順番交替システム |
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4章 マネは創造のタネ〜うながし、参与枠組み、ルーティン |
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1 うながされてことばを知る/2 参与枠組みとルーティン |
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5章 感じ方を交渉する〜感情と道徳のことば |
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1 感情と道徳とことば/2 感情の交渉/3 実践としての道徳 |
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6章 「公」と「私」の使い分け〜スタイルシフトと丁寧体 |
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1 ことばで社会をあらわす〜スタイルと指標性/2 丁寧体の習得過程とその役割 |
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7章 私はことばでできている〜語りへの子どもの関与 |
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1 語り手になること/2 ともに語る子ども/3 語られる子ども |
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8章 小さな文化を創り出す〜ピアトークの意義とは |
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1 二重の機会を持つ場としてのピアトーク/2 「いざこざ」をどう見るか?〜大きな文化と小さな文化のせめぎあい |
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9章 女の子が下品なことばを言うのはダメなのか〜ジェンダー実践と言語イデオロギー |
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1 ことばの社会化と言語イデオロギー/2 ジェンダーと仲間文化/3 言語イデオロギーを利用する |
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10章 実践としての書きことば〜リテラシー・イベントへの参加 |
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1 書きことばへの誘い〜読み聞かせ/2 実践とリテラシー〜名前と手紙/3 話すリテラシー〜二次的ことばによるコミュニケーション |
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11章 二重の有能さを示す〜学習言語とIRE/F連鎖 |
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1 家庭から学校へ/2 ことばへの志向/3 評価への志向 |
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12章 いくつもの目的を同時にめざす〜教室内のことばの多層性 |
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1 子どもの視点に立ってみると/2 ことばのジャンル/3 学級集団内の立ち位置の調整 |
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13章 2つのことばの真ん中で〜バイリンガルとコードスイッチング |
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1 2つの言語を同時に学ぶ/2 多言語併用環境でのCDC/3 子どものコードスイッチング |
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14章 ことばのあいだに立つ私〜継承語とアイデンティティ |
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1 ことばとアイデンティティ/2 継承語の発達とアイデンティティ/3 交渉され続けるアイデンティティ |