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資料の状態
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No. |
資料番号 |
資料種別 |
請求記号 |
配架場所 |
状態 |
貸出
|
1 |
0013893334 | 図書一般 | 709.274/タナ17/ | 1F人文 | 貸出可 |
○ |
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書誌情報サマリ
タイトル |
文化遺産はだれのものか
|
人名 |
田中 英資/著
|
人名ヨミ |
タナカ エイスケ |
出版者・発行者 |
春風社
|
出版年月 |
2017.3 |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
書誌種別 |
図書 |
タイトル |
文化遺産はだれのものか |
サブタイトル |
トルコ・アナトリア諸文明の遺物をめぐる所有と保護 |
タイトルヨミ |
ブンカ イサン ワ ダレ ノ モノ カ |
サブタイトルヨミ |
トルコ アナトリア ショブンメイ ノ イブツ オ メグル ショユウ ト ホゴ |
人名 |
田中 英資/著
|
人名ヨミ |
タナカ エイスケ |
出版者・発行者 |
春風社
|
出版者・発行者等ヨミ |
シュンプウシャ |
出版地・発行地 |
横浜 |
出版・発行年月 |
2017.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
317p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3700 |
ISBN |
978-4-86110-548-7 |
ISBN |
4-86110-548-7 |
注記 |
文献:p280〜306 |
分類記号 |
709.274
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件名 |
文化財保護
/
遺跡・遺物-トルコ
|
内容紹介 |
さまざまな時代と民族の遺物が重層的に残り、文化遺産の盗掘や返還の問題を抱えたトルコ。政府・研究者・メディア・コレクター・UNESCO等、遺物をめぐる国内外の主張から、<文化遺産>という概念を問い直す。 |
著者紹介 |
1975年生まれ。ケンブリッジ大学大学院社会人類学博士課程修了(PhD)。専門は社会人類学、文化遺産研究。福岡女学院大学人文学部准教授。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812108303 |
目次 |
序章 文化遺産をめぐるローカルとグローバル |
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1 グローバルな現象としての文化遺産/2 文化の管理・保全と所有の概念/3 文化遺産と多様な次元の利害集団の関係性/4 トルコにおける文化遺産をめぐる問題/5 「ノンサイト」なフィールドワーク/6 本書の構成 |
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第1章 2種類の「トルコ人」 |
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1 はじめに/2 トルコにおける文化遺産保護に関する法制度の歴史/3 文化遺産保護と古美術品取引に関する現在の法制/4 古美術品の国外流出の問題/5 考古学的な発見の文脈における場所の重要性/6 「発見された場所」としてのトルコ/7 「密売人」と合法な個人コレクターの対比/8 過去への「愛」を通した保護/9 文化遺産を守ることとその空間的境界/10 「発見された場所」と文化遺産の保護 |
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第2章 トルコ人とトロイ人-文化遺産と国民国家の「国土」 |
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1 はじめに/2 国民国家の「国土」の形成と文化遺産/3 現代トルコ・ナショナリズムとアナトリア/4 オスマン帝国社会の多文化的状況の抹消/5 トルコ人とヒッタイト人/6 「青きアナトリア」/7 トロイ人の子孫としてのトルコ人/8 均質ではない「国土」 |
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第3章 「歴史はその場所でもっとも正しく理解される」-トルコにおける文化遺産の返還問題 |
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1 はじめに/2 文化遺産をめぐる議論における「所有」/3 文化遺産の所有と「場所」/4 国外に流出した文化遺産の返還の取り組み/5 「クロイソス王の財宝(Karun Hazinesi)」の返還/6 ペルガモンのゼウス祭壇の返還運動/7 「休息するヘラクレス」像の結合/8 「石はそこにあるからこそ重みがある(Taş yerinde ağırdır)」/9 「場所」「民族性」と文化遺産の返還/10 「発見された場所」と、文化遺産をめぐる問題の国際性 |
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第4章 自明の理としての「保護」 |
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1 はじめに/2 UNESCOと「文化の多様性(Cultural Diversity)」/3 UNESCOの文化観・文化遺産概念とその問題/4 文化遺産をめぐる「グローバル」と「ローカル」の対立/5 文化遺産の保護が作り出すヒエラルキー/6 自明の理としての「保護」 |
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第5章 状況に応じた文化遺産の保護と破壊 |
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1 はじめに/2 文化遺産概念と保護と破壊の区別/3 トルコにおける開発事業による文化遺産の破壊/4 水没寸前の遺跡からのモザイク画の発見/5 国外での報道をきっかけとしたモザイク画への関心の高まり/6 文化遺産に対する所有意識とモザイク画の保護/7 「破壊」を展示する/8 「ジプシーの少女」とその不完全性/9 文化遺産の破壊と保護の関係 |
目次
内容細目
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