書誌種別 |
図書 |
タイトル |
大学への文章学 |
サブタイトル |
コミュニケーション手段としてのレポート・小論文 |
タイトルヨミ |
ダイガク エノ ブンショウガク |
サブタイトルヨミ |
コミュニケーション シュダン ト シテ ノ レポート ショウロンブン |
人名 |
渡辺 哲司/著
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人名ヨミ |
ワタナベ テツジ |
出版者・発行者 |
学術出版会
/
日本図書センター(発売)
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出版者・発行者等ヨミ |
ガクジュツ シュッパンカイ/ニホン トショ センター |
出版地・発行地 |
東京/[東京] |
出版・発行年月 |
2013.5 |
ページ数または枚数・巻数 |
181p |
大きさ |
19cm |
価格 |
¥1600 |
ISBN |
978-4-284-10396-1 |
ISBN |
4-284-10396-1 |
注記 |
文献:p173〜177 |
分類記号 |
377.15
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件名 |
大学
/
論文作法
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内容紹介 |
レポートや小論文を通じて大学生と教師がコミュニケーションをとるうえで大事な事柄を綴る。また、読みやすいレポート・小論文のつくりや書き方、レポートに読みごたえを求める教師のひと工夫なども解説。 |
著者紹介 |
1970年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。専門は発育・発達学(子どものからだ)。文部科学省初等中等教育局教科書調査官。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811675009 |
目次 |
序章 本書のねらい・前提および構成 |
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J-1 本書の論題(要するにいいたいこと)/J-2 <コミュニケーション>に込めた意味/J-3 レポート・小論文はコミュニケーション手段/J-4 レポートと小論文は同じもの/J-5 あくまでも,レポートと小論文は同じもの/J-6 「書けない」のはコミュニケーションの不全/J-7 <コミュニケーション>に発する本書の構成 |
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Ⅰ章 読みやすいレポート・小論文のつくり |
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1-1 最初におさえる三つのポイント/1-2 文章が構造を持つために/1-3 “重点先行”を表すとは/1-4 「論じなさい」といわれたら |
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Ⅱ章 レポート・小論文をつくりだす技 |
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2-1 考えを文章化するツー・ステップ/2-2 文章の基本単位はパラグラフ/2-3 文章のまとまりとは/2-4 論題を読者と自分のために/2-5 どうやって問いを起こすか/2-6 日頃の「友人の目」が役に立つ/2-7 「友人の目」活用のポイント/2-8 入学後にすすめたい「書き方」指南書 |
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Ⅲ章 学生が教師を知る:大学の先生とは |
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3-1 なぜ大学教師を知らなければならないか/3-2 どういう人か=研究者/3-3 評価する先生の心理に合わせて/3-4 まずは一人に向けて書く/3-5 高校教師との違いを知るためには |
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Ⅳ章 教師が学生を知る(一):苦手意識をみきわめる |
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4-1 なぜ苦手意識をみきわめるのか/4-2 苦手なのは誰か/4-3 苦手とはどういう意味か/4-4 苦手な人が示す症状/4-5 苦手意識は過剰である/4-6 どうして苦手になるのか/4-7 「本を読まなかったから」は理由にならない |
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Ⅴ章 教師が学生を知る(二):新入生が遭遇するレポート |
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5-1 入学前のレポート執筆経験/5-2 入学直後に受ける衝撃/5-3 理系の「書く経験が少なかった」は本当だとして/5-4 「理系のレポートは違う」に異議あり/5-5 「よいレポートとは何か」はすでに知っている |
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Ⅵ章 読みごたえを求める教師のひと工夫 |
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6-1 出題と同時の説明/6-2 説明の背後にある考え/6-3 進んで「私」を語ろう |
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Ⅶ章 <パラグラフ>考 |
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7-1 現代的なパラグラフのルーツと社会的意義/7-2 パラグラフと段落の根深い相違/7-3 パラグラフと段落の意外な接点/7-4 なぜ国語教師はパラグラフの指導に冷淡か(一)/7-5 なぜ国語教師はパラグラフの指導に冷淡か(二) |
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終章 高校までとのつながりが意識されない大学での学習 |
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<1>大学は“勝手に”がんばっている/<2>新入生は「よいレポート」をすでに知っている/<3>新入生の「書いた経験がない」は誇大である/<4>高・大の教室にあってほしいもの/<5>私の活動-実のある高大接続をめざして |