書誌種別 |
図書 |
タイトル |
日本における幼児期の科学教育史・絵本史研究 |
タイトルヨミ |
ニホン ニ オケル ヨウジキ ノ カガク キョウイクシ エホンシ ケンキュウ |
人名 |
瀧川 光治/著
|
人名ヨミ |
タキガワ コウジ |
出版者・発行者 |
風間書房
|
出版者・発行者等ヨミ |
カザマ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2006.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,326p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥11500 |
ISBN |
4-7599-1558-3 |
注記 |
文献:p313〜315 明治期以降の幼児期の科学教育および科学読物・科学絵本の概観年表:p319〜326 |
分類記号 |
376.154
|
件名 |
幼児教育-歴史
/
科学教育-歴史
|
内容紹介 |
日本の幼児教育・保育の歴史を、科学教育の観点から、さらに科学絵本(科学読物も含む)の出版史の観点から検討し、「幼児期の科学教育の特質」「科学的活動を豊かにする保育とは何か」を明らかにする。 |
著者紹介 |
1970年大阪生まれ。聖和大学大学院教育学研究科博士後期課程幼児教育学専攻単位取得満期退学。樟蔭東女子短期大学専任講師。聖和大学大学院教育学研究科より博士(教育学)を授与された。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810841022 |
目次 |
序章 |
|
第1節 はじめに-本研究の全体的な目的/第2節 幼児期の科学教育史研究について/第3節 日本における科学読物・科学絵本史研究の概略/第4節 幼児期の科学教育-幼児期の科学的活動に関する研究の概略/第5節 本研究の位置づけ |
|
第1章 理論的背景 |
|
第1節 「科学」のとらえ方について/第2節 近年における科学教育の動向について〜「素朴概念」とその変容を中心〜/第3節 子ども理解において外的活動と内的活動を理解する意味について |
|
第2章 科学読物・科学絵本史(1)〜明治期の科学読物の歴史〜 |
|
第1節 はじめに/第2節 子どものための科学読物の誕生と「窮理熱」/第3節 明治中〜後期の科学読物の出版/第4節 まとめ |
|
第3章 科学読物・科学絵本史(2)〜大正期の科学読物の歴史〜 |
|
第1節 はじめに/第2節 大正期の出版ブーム前の科学読物/第3節 大正期の出版ブーム期の科学読物/第4節 理科童話・科学童話という名の科学読物/第5節 まとめ |
|
第4章 科学読物・科学絵本史(3)〜昭和前期・後期の科学読物・科学絵本の歴史〜 |
|
第1節 はじめに/第2節 「科学絵本」概念の成立〜『キンダーブック』『小学科学絵本』『幼年科学絵本』〜/第3節 昭和前期の科学読物と「科学読物」概念の成立/第4節 戦後の科学絵本の歴史の概要 |
|
第5章 幼児期の科学教育史(1)〜保育項目「観察」の成立まで〜 |
|
第1節 はじめに/第2節 「博物理解」から「談話」まで/第3節 「談話」の変質と「観察」「自然体験」の芽生え/第4節 おわりに |
|
第6章 幼児期の科学教育史(2)〜保育項目「観察」の展開と「幼児期の科学教育」の意味〜 |
|
第1節 はじめに/第2節 1940年までの「観察」の展開/第3節 1941年〜終戦までの「観察」の展開と科学教育/第4節 幼児期の科学教育/第5節 おわりに |
|
第7章 幼児期の科学教育史(3)〜第二次世界大戦後から今日まで〜 |
|
第1節 はじめに/第2節 戦後の幼稚園教育要領にみる幼児期の科学教育/第3節 戦後の幼児期の科学教育論の展開〜幼児の科学教育に関する書籍、領域「自然」のテキスト類を中心として〜 |
|
第8章 幼児期の科学教育と探索・探究的な活動 |
|
第1節 はじめに/第2節 対象に興味・関心を持って関わること/第3節 認識的興味の発達と探索・探究的な活動/第4節 気づくことと探索・探究的な活動/第5節 幼児の「疑問」と問題解決/第6節 幼児が目的意識を持って対象と関わるということ/第7節 結論 |
|
第9章 科学絵本の物語性と科学性 |
|
第1節 はじめに/第2節 科学絵本における特徴的な言葉-「きっかけ言葉」/第3節 科学絵本における論理と物語の展開/第4節 全体考察とまとめ |
|
第10章 全体的考察と展望 |
|
第1節 幼児期の科学教育史・科学絵本史のまとめ/第2節 科学的活動を豊かにする保育とは/第3節 幼児期の科学教育における保育者の役割・援助/第4節 今後の課題と展望 |