書誌種別 |
図書 |
タイトル |
植民地朝鮮の日本語教育 |
サブタイトル |
日本語による「同化」教育の成立過程 |
タイトルヨミ |
ショクミンチ チョウセン ノ ニホンゴ キョウイク |
サブタイトルヨミ |
ニホンゴ ニ ヨル ドウカ キョウイク ノ セイリツ カテイ |
人名 |
久保田 優子/著
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人名ヨミ |
クボタ ユウコ |
出版者・発行者 |
九州大学出版会
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出版者・発行者等ヨミ |
キュウシュウ ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
福岡 |
出版・発行年月 |
2005.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
2,358,15p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6400 |
ISBN |
4-87378-888-9 |
注記 |
文献:p349〜355 |
分類記号 |
372.21
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件名 |
朝鮮-教育
/
植民地教育
/
日本語
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内容紹介 |
日韓相互の歴史認識の深化を目指し、日本語が朝鮮人「同化」の手段と位置づけられた原点に立ち返り、日本語による「同化」教育の論理とその成立過程を解明する。 |
著者紹介 |
1953年福岡県生まれ。九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。九州大学助手、九州産業大学助教授を経て、九州産業大学教授。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009810820494 |
目次 |
序章 研究の目的と方法 |
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第一節 研究の目的・動機・意義/第二節 課題設定と研究方法 |
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第一章 内地教育世論における日本語による「同化」論の形成 |
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はじめに/第一節 「開化」論期(第一次日韓協約以前)/第二節 「勢力扶植」から「同化」へ(第一次日韓協約以後〜併合前)/第三節 「同化」のための「国語」へ(併合直後)/おわりに |
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第二章 併合前韓国の日本語教育 |
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はじめに/第一節 第一次日韓協約以前の日本語教育/第二節 第一次日韓協約以降〜併合前の日本語教育/おわりに |
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第三章 韓国統監府教育関係日本人の日本語教育論の二面性と韓国語認識 |
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はじめに/第一節 日本語教育論/第二節 内地向けと韓国向けとの論理の相違/第三節 韓国統監・副統監、及び日本人学務官僚の韓国語認識-「模範教育」実施上必要/おわりに |
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第四章 内地教育世論における日本語による朝鮮人「同化」の論理 |
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はじめに/第一節 内地の「国語認識」の成立-上田万年の国語改良論/第二節 「国語認識」から国語政策へ/第三節 「国語認識」から朝鮮人「同化」論へ/おわりに |
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第五章 朝鮮総督府における「同化」の概念の二重構造 |
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はじめに/第一節 現地学務官僚による「順良化」案/第二節 「朝鮮教育令」における「忠良化」方針/第三節 「同化」の手段とされた日本語/おわりに |
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第六章 併合後日本語教育の実施方法 |
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はじめに/第一節 教科書の編纂について/第二節 教授法について/第三節 教員養成における国語・朝鮮語重視/おわりに |
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第七章 併合後の国語教科書における「同化」の概念 |
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はじめに/第一節 国語による「同化」の概念とその構成要素/第二節 「同化」の構成要素に関する国語教材の取り扱われ方/おわりに |
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終章 日本語による「同化」教育の成立過程と今後の課題 |