書誌種別 |
図書 |
タイトル |
なっとくする分析化学 |
シリーズ名 |
なっとくシリーズ |
タイトルヨミ |
ナットク スル ブンセキ カガク |
シリーズ名ヨミ |
ナットク シリーズ |
人名 |
斎藤 恭一/著
武曽 宏幸/絵
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人名ヨミ |
サイトウ キョウイチ ムソウ ヒロユキ |
出版者・発行者 |
講談社
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出版者・発行者等ヨミ |
コウダンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,219p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2700 |
ISBN |
978-4-06-154571-7 |
ISBN |
4-06-154571-7 |
分類記号 |
433
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件名 |
分析化学
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内容紹介 |
系統だった解法と軽妙な語り口が面白い分析化学入門書。酸塩基反応、錯形成、沈殿生成、酸化還元など、面倒な計算で悪名高い分析化学のさまざまな問題が、中学校レベルの数学ですらすら解ける方法論を解説する。 |
著者紹介 |
1953年生まれ。東京大学大学院化学工学専攻博士課程修了。千葉大学工学部共生応用化学科教授。著書に「なっとくする偏微分方程式」「数学で学ぶ化学工学11話」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811286827 |
目次 |
第1章 分析化学は進化する |
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低濃度まではかれるように,分析化学は進化する/簡便かつ迅速にはかれるように,分析化学は進化する/お金がかかるように,分析化学は進化する/試科が少量で済むように,分析化学は進化する/時代に応じて,分析化学は進化する/技術のニーズに応えて,分析化学は進化する/分析化学の役割 |
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第2章 溶液調製のミスは超危険-溶液の調製と有効数字- |
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溶液をつくるのが化学の第一歩/モル濃度は分析化学の常識/百分率濃度にも4つある/ppm,ppb,そしてppt/有効数字に意義あり/演習問題 |
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第3章 水溶液中にはミラクルがあった-活量,濃度,平衡定数,そしてpH- |
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海水には多くの化学種が溶けている/化学平衡と2つの平衡定数/濃度と活量を区別しよう/イオン強度はイオンの雰囲気の目安/活量係数の推算式/たいていは希薄な水溶液/滴定の平衡論と速度論/pHは便利な指標/イオン強度が最小になるのはpH7/純水,雨水,そして胃液のpH/超純水と海水のpH/演習問題 |
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第4章 Water Worldの渡り方-分析化学の問題を解くための方法論- |
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弱酸HAの<H+>を求める問題/分析化学問題の解法の一般化/弱塩基の<H+>を求める問題/数学から見た分析化学の計算問題/方法論があればWater Worldを解析できる/演習問題 |
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第5章 ひっかけ問題に気をつけろ-酸塩基反応- |
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高校化学では答えられない強酸のひっかけ問題/pHを正しく計算するには/塩のpHの算出には加水分解が重要/驚くほどかんたんになる緩衝液のpH/A-の加水分解を再考しよう/第5章のまとめ/演習問題 |
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第6章 未知量の数が多かったら獣道を探そう-錯形成反応その1- |
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配位子がくっついた“複雑な”イオンが錯イオン/生成定数(安定度定数)は平衡定数のこと/EDTAが手放せなかった1年間/配位数が1のときの錯形成の計算問題/配位数が3のときの錯形成の計算問題/演習問題 |
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第7章 ありがとう,いい試薬です-錯形成反応その2- |
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EDTAの4段解離とイオン種分布/EDTAを使って水の硬度が測定できる/私たちの生活に役立っているEDTA/演習問題 |
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第8章 食塩から尿管結石まで-沈殿生成反応その1- |
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溶解度の単位/塩づくり/沈殿ができるまで/溶解度積とはなんなのか?/沈殿を知れば鉱脈発見につながる/溶解度と溶解度積との関係(BaSO4の場合)/溶解度と溶解度績との関係(Ag2CrO4の場合)/pHを変えれば難溶性塩も溶かせる/固体だから役立つ沈殿と,固体だから痛い沈殿/演習問題 |
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第9章 溶解変化もぶっとばし-沈殿生成反応その2- |
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溶解度を変える3つのケース/pHが溶解度を変えるケース:遊離アニオン低減型溶解度増加/錯体形成が溶解度を変えるケース:遊離カチオン低減型溶解度増加/塩の添加が溶解度を変えるケース:アニオン増加型溶解度減少/演習問題 |
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第10章 声に出して読みたい公式-酸化還元反応その1- |
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燃料電池が教えてくれたこと/標準酸化還元電位を並べればイオン化傾向になる/声に出して読みたいNernstの式/pHが電位を変えるケース/錯形成が電位を変えるケース/沈殿生成が電位を変えるケース/定量化の威力/演習問題 |
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第11章 知りたいのは電池のパワー-酸化還元反応その2- |
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電池のウルトラ3兄弟/ダニエル電池を“電池図”で表してみる/素焼きの板とは何か?/“電子”の動く部分での収支/“イオン”の動く部分での収支/再び,素焼きの板/ダニエル電池の起電力を知りたい/電池の分類:一次電池,二次電池,そして燃料電池/19世紀から続く燃科電池の歴史/リン酸型燃科電池/アルカリ型燃料電池/酸化還元反応のまとめ/演習問題 |
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第12章 酢豚から醬油まで-容量分析:滴定操作と指示薬- |
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分析化学実験の中心は容量分析/中和滴定(acid‐base titration)/キレート滴定(chelometric titration)/沈殿滴定(precipitation titration)/酸化還元滴定(redox titration)/指示薬変色の仕組み/中和滴定には“pH感知変身”型指示薬/キレート滴定には“競争敗退”型指示薬/沈殿滴定には“おこぼれちょうだい”型指示薬/酸化還元滴定には“役割終了自己発信”型指示薬 |
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第13章 研究の最前線で役立っている分析化学-液液抽出法とイオン交換法- |
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異相系と均相系/液液抽出法/海水中のウランの分析/イオン交換怯/固相抽出材料の必要性/固相抽出材料の作製/固相抽出材料の性能 |
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第14章 機器との遭遇-機器分析のご紹介- |
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30年間で20の機器に出会った/pHメータ/吸光光度計/原子吸光光度計/全有機炭素計TOC/走査電子顕微鏡SEM/細孔径分布測定装置/比表面積計/ESR,NMR,そしてIR/クロマトグラフィー/透過電子顕微鏡TEM/SAXSとSANS/屈折率計/熱分析TG,DSC/機器との遭遇のまとめ |