書誌種別 |
図書 |
タイトル |
昆虫の休眠 |
タイトルヨミ |
コンチュウ ノ キュウミン |
人名 |
デビッド・L.デンリンガー/著
沼田 英治/訳
後藤 慎介/訳
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人名ヨミ |
デビッド L デンリンガー ヌマタ ヒデハル ゴトウ シンスケ |
出版者・発行者 |
京都大学学術出版会
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出版者・発行者等ヨミ |
キョウト ダイガク ガクジュツ シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2024.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,539p |
大きさ |
23cm |
価格 |
¥8500 |
ISBN |
978-4-8140-0509-3 |
ISBN |
4-8140-0509-3 |
注記 |
原タイトル:Insect diapause |
注記 |
文献:p423〜521 |
分類記号 |
486.1
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件名 |
昆虫
/
適応(生物学)
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内容紹介 |
昆虫はどのように季節を検知し、休眠反応を引き起こすのか。昆虫の重要な機能である休眠について、生態学、生理学、分子生物学から害虫管理、進化、種分化、保全、気候変動の影響までを包括的に論じる。 |
著者紹介 |
アメリカ合衆国オハイオ州立大学の昆虫学の特別教授および名誉教授。アメリカ合衆国科学アカデミー会員、アメリカ合衆国昆虫学会フェロー、イギリス昆虫学会名誉フェロー。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812745607 |
目次 |
1章 厳しい季節環境に立ち向かう |
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1.1 休眠とは/1.2 休眠が起こる発育段階/1.3 社会性昆虫のコロニーの休眠/1.4 休眠の段階 |
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2章 避けるべき季節 |
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2.1 冬休眠/2.2 夏休眠/2.3 熱帯休眠/2.4 高緯度への適応 |
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3章 休眠反応の変異 |
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3.1 個体群内および個体群間の変異/3.2 繰り返し起こる休眠/3.3 長期休眠 |
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4章 休眠のコストと代替手段 |
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4.1 休眠のコスト/4.2 コストなしの休眠/4.3 休眠の代替手段 |
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5章 休眠誘導のための季節情報 |
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5.1 光周期の重要な役割/5.2 日長の変化に対する反応/5.3 光周期情報の受容段階/5.4 休眠プログラムのための光受容と情報蓄積における脳の中心的役割/5.5 光受容色素/5.6 概日時計の関与/5.7 光周カウンター/5.8 光周期情報の保存/5.9 概年リズム/5.10 温度の役割/5.11 寄主の休眠への影響/5.12 環境シグナルの解釈に見られる性差/5.13 母親による決定/5.14 赤道付近における季節の手がかり/5.15 環境の変動性/5.16 休眠プログラムの中止 |
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6章 休眠の準備 |
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6.1 休眠前の段階の延長と短縮/6.2 貯蔵エネルギーの獲得/6.3 移動/6.4 適切な休眠場所の選択/6.5 越冬場所の補強/6.6 集合の形成/6.7 色彩の違い/6.8 構造的な違い/6.9 アブラムシの生殖様式の切り替え |
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7章 休眠の状態 |
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7.1 発育停止/7.2 細胞周期の停止/7.3 代謝の低下/7.4 酸素消費の周期性/7.5 不連続ガス交換/7.6 心拍/7.7 構造上の変化/7.8 代謝の再構成/7.9 タンパク質合成と翻訳後修飾/7.10 貯蔵タンパク質/7.11 休眠中の体重減少/7.12 水分平衡/7.13 ストレス反応の強化/7.14 休眠中の時計/7.15 マイクロバイオームの役割/7.16 休眠のダイナミクス |
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8章 休眠の終了と発生の再開 |
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8.1 休眠の期間/8.2 休眠終了後の休止なしでの発生再開/8.3 休眠のタイミングの重要性/8.4 種分化の原動力としての季節的なタイミング/8.5 春の出現を同期させる方法/8.6 休眠発育/8.7 休眠終了後の休止と発生再開への移行を示す分子の特徴/8.8 発生再開を誘導する条件 |
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9章 休眠を制御する分子シグナル経路 |
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9.1 ホルモン制御系/9.2 シグナル伝達経路間のクロストーク/9.3 FoxOの波及効果/9.4 脂質動員ホルモン/9.5 Wntシグナル伝達/9.6 TGF-βシグナル伝達とBMPシグナル伝達/9.7 カウチポテト遺伝子/9.8 その他のシグナル伝達経路/9.9 器官間のクロストーク/9.10 休眠に関与するエピジェネティックなメカニズム/9.11 低分子ノンコーディングRNA |
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10章 休眠の遺伝的制御 |
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10.1 人為淘汰実験/10.2 遺伝様式/10.3 QTL解析の威力と落とし穴 |
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11章 休眠の進化 |
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11.1 休眠の起源/11.2 休眠反応の進化/11.3 社会性の進化への一歩としての休眠 |
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12章 休眠研究の応用 |
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12.1 個体群モデル/12.2 害虫管理のための休眠特性の活用/12.3 休眠の中断/12.4 生物的防除資材とその寄主の季節サイクルの一致/12.5 生物的防除資材の保存期間の延長/12.6 家畜化された種と実験系統の管理/12.7 光害問題/12.8 昆虫の保全/12.9 病気の感染における役割/12.10 ヒトの健康のためのモデル/12.11 薬理学的な探索 |