書誌種別 |
図書 |
タイトル |
「国家語」という思想 |
サブタイトル |
多言語主義か言語法の暴力か |
タイトルヨミ |
コッカゴ ト イウ シソウ |
サブタイトルヨミ |
タゲンゴ シュギ カ ゲンゴホウ ノ ボウリョク カ |
人名 |
西島 佑/著
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人名ヨミ |
ニシジマ ユウ |
出版者・発行者 |
晃洋書房
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出版者・発行者等ヨミ |
コウヨウ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2023.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,296,2p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥7400 |
ISBN |
978-4-7710-3678-9 |
ISBN |
4-7710-3678-9 |
注記 |
文献:p275〜296 |
分類記号 |
802
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件名 |
言語-歴史
/
言語政策-歴史
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内容紹介 |
「国家語」は「国語」とどのように違うのか。国家が言語を法的に制定すれば、どのような作用を社会におよぼすのか。「国家語」という思想を通して、多文化主義・多言語主義、言語法、言語政策・言語権などについて考える。 |
著者紹介 |
東京理科大学、早稲田大学等の非常勤講師。著書に「友と敵の脱構築」「機械翻訳と未来社会」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812654090 |
目次 |
第1章 日本語空間における「国家語」の諸相と本書の方針 |
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1.「国家語」はどのように語られているのか/2.国語と国家語の違いを問う先行研究/3.本書の問いおよび目的/4.方法とテクスト/5.本書の構成 |
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第2章 「国語」と「国家語」:2つの言語的近代 |
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1.前近代と言語/2.国民国家と国語:ひとつめの言語的近代/3.多言語国家と国家語:もうひとつの言語的近代/4.小括 |
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第3章 ドイツ語圏における「国家語」の確立 |
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1.オーストリア=ハンガリー二重帝国について/2.多言語国家のあり様/3.“Staatssprache”の誕生と展開/4.小括 |
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第4章 政治・学術上の「国家語」 |
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1.政治上の「国家語」:ヴルムブラント提案とシャールシュミット提案/2.学術上の「国家語」:マデイスキーとツォルンのばあい/3.“Staatssprache”のその後/4.小括 |
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第5章 カウツキーとレーニン:社会主義思想における「国家語」 |
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1.カウツキーの「国家語」批判/2.ブリュン綱領/3.レーニンの「強制的な国家語」/4.小括 |
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第6章 スターリン時代、ソ連邦公用語、ソ連崩壊後の「国家語」 |
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1.スターリンとコレニザーツィヤ/2.ソ連邦公用語と国家語法/3.ポスト・ソヴェト地域の「国家語」/4.小括 |
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第7章 保科孝一による日本語空間への翻訳 |
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1.保科孝一と「国家語」/2.保科の「国家語」概念/3.忘却時代の例外:石黒魯平/4.小括 |
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第8章 田中克彦による発見 |
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1.前期田中の「国家語」/2.『言語生活』上の「国家語」論争/3.後期田中の「国家語」/4.田中以後の「国家語」/5.小括 |
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第9章 イ・ヨンスクの「国家語」批判 |
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1.「日本語の国際化」と「宗主国家語」/2.田中克彦と石剛、イ・ヨンスクとのズレ/3.リベラリズムとポストモダニズムの対立/4.小括 |
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第10章 本書における「国家語」の概念 |
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1.「国家語」という思想のまとめ/2.中範囲の概念規定/3.「国家語」の今後 |
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終章 国家語は多言語主義の夢をみるか? |
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1.「法」について/2.法の暴力/3.国家語の脱構築 |