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1 0014975247図書一般114.2/イチ19/1F人文貸出可 

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書誌情報サマリ

タイトル

死の所有

人名 一ノ瀬 正樹/著
人名ヨミ イチノセ マサキ
出版者・発行者 東京大学出版会
出版年月 2019.5


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 死の所有
サブタイトル 死刑・殺人・動物利用に向きあう哲学
タイトルヨミ シ ノ ショユウ
サブタイトルヨミ シケイ サツジン ドウブツ リヨウ ニ ムキアウ テツガク
人名 一ノ瀬 正樹/著
人名ヨミ イチノセ マサキ
版次 増補新装版
出版者・発行者 東京大学出版会
出版者・発行者等ヨミ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2019.5
ページ数または枚数・巻数 26,416,17p
大きさ 22cm
価格 ¥7000
ISBN 978-4-13-010142-4
ISBN 4-13-010142-4
注記 文献:巻末p10〜17
分類記号 114.2
件名 生と死
内容紹介 死の倫理的問題に潜む虚構とは? 「人格」「所有」という近代的概念が可能にしている“死をめぐる思考”を問い直し、社会制度や宗教文化をふまえた、わたしたちの死生観の深層を探る。
著者紹介 1957年茨城県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(哲学専攻)単位取得。同大学名誉教授。オックスフォード大学名誉フェロウ。武蔵野大学教授。著書に「人格知識論の生成」など。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009812311419
目次 序章 「涙の哲学」に向けて
1 泣くという作用/2 「涙の哲学」のプログラム/3 死という喪失/4 パースペクティヴの反転/5 人称の交錯/6 彼岸視点/現世視点そして「死の所有」
第1章 死刑不可能論
1 死という逆説/2 死刑の迷宮/3 人格に対する所有権/4 人格と生命の相違/5 所有権の喪失としての刑罰/6 死刑の残虐性と恣意性/7 誤判と抑止効果の問題/8 安楽死や自殺への結合可能性/9 死刑存廃論から死刑不可能論へ/10 「死の所有」の観念
第2章 「死ぬ権利」の欺瞞
1 死者のパラドックス/2 安楽死論争の構図/3 「殺すこと」と「死なせること」/4 「殺すこと」へのためらい/5 自己決定の倒錯/6 所有権の捏造/7 「死者のパラドックス」から「死の所有」へ
第3章 生命倫理と死ぬ主体
1 伝統と変化の交錯/2 主体性の交錯/3 代理母と親概念の変容/4 遺伝子の共有/5 死にゆく人からの誘引/6 「自己決定」をめぐる係争/7 「人格」概念への揺り戻し/8 「パーソン論」の欺瞞/9 響き合う「人格」/10 「人格」の実在性/11 死を所有する/12 「死の所有」の顕現
第4章 殺人者の人格性
1 「殺すこと」の日常性/2 尊厳性を損なう負性のパラドックス/3 人格性の神話/4 虚構性の空転/5 繁殖への衝動/6 明快性に潜む罠
第5章 殺された人の非存在性
1 「殺された人」への死後表現/2 エピクロスの死無害説/3 死の恐怖/4 被害者の非存在/5 殺人の被害性/6 害グラデーション説/7 一人称的経験の仮託/8 死者のオントロジー/9 「死の所有」と因果的哀切の想い/10 因果的プロセスのグラデーション/11 mens reaの暗号
第6章 戦争という法外な殺戮
1 殺人と戦争の懸隔/2 正戦論からユートピア論へ/3 「正当な戦闘行為」の亀裂/4 戦争の常在性/5 戦争の称賛/6 攻撃性の進化理論的効用/7 戦争犯罪の問題/8 「涙の哲学」への回帰
第7章 動物たちの叫び
1 隠蔽された日常性/2 動物実験という問題/3 動物実験のモラル/4 「モラル」を語ること/5 義務説/6 動物権利論と動物解放論/7 自体的「動物の権利」/8 権利の競合/9 派生的「動物の権利」/10 種差別/11 不安定性と教条性の克服/12 パーソンへの回帰/13 「声主」としてのパーソン/14 動物のパーソン性/15 パーソン度の概念/16 道徳的配慮度/17 肉食への問い/18 いのちをいただく/19 死の所有の隠蔽/20 非発展というプライド
終章 死に基づく認識論
1 認識と同一性/2 「ピュシス」と「ノモス」/3 認識の基盤としてのパーソン/4 パーソン分裂の深層/5 応報的均衡の観念/6 死刑を支える「死の所有」の虚構/7 身近な存在者の死/8 「別離」の瞬間
補章 死の害についての「対称性議論」
1 死の恐怖/死の有害性/2 エピクロス説/3 剝奪説/4 対称性議論/5 非対称性議論/6 因果関係と時間的視点/7 いかなる対称性が問題なのか/8 いかなる因果関係が問題なのか/9 誕生前非存在/10 死後非存在/11 因果連続モデル



目次


内容細目

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