書誌種別 |
図書 |
タイトル |
法と革命 1 欧米の法制度とキリスト教の教義 |
シリーズ名 |
日本比較法研究所翻訳叢書 |
シリーズ番号 |
60 |
タイトルヨミ |
ホウ ト カクメイ オウベイ ノ ホウセイド ト キリストキョウ ノ キョウギ |
シリーズ名ヨミ |
ニホン ヒカクホウ ケンキュウジョ ホンヤク ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
60 |
人名 |
ハロルド・J.バーマン/著
宮島 直機/訳
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人名ヨミ |
ハロルド J バーマン ミヤジマ ナオキ |
出版者・発行者 |
中央大学出版部
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出版者・発行者等ヨミ |
チュウオウ ダイガク シュッパンブ |
出版地・発行地 |
八王子 |
出版・発行年月 |
2011.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,720p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥8800 |
ISBN |
978-4-8057-0361-8 |
ISBN |
4-8057-0361-8 |
注記 |
原タイトル:Law and revolution:the formation of the western legal tradition |
注記 |
文献:p707 |
分類記号 |
322.3
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件名 |
法制史-西洋
/
キリスト教と政治
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内容紹介 |
欧米の法制度を背後から支えるキリスト教の教義がどのようなものか、また、カトリック教会と東方正教会(ロシア正教会)の教義の違いがどんなもので、それが2つの教会圏の法制度にどのような違いをもたらしたかを解説する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811485855 |
目次 |
序論 |
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1 法制度の歴史/2 法と革命/3 欧米の法制度が直面している危機/4 法制度の社会学 |
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Ⅰ 教皇革命と教会法 |
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第1章 前史:部族法 |
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第1節 ゲルマン人の部族法/第2節 キリスト教の受容と部族法/第3節 懺悔の制度と部族法 |
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第2章 教皇革命と近代的な法制度の登場 |
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第1節 クリュニー改革/第2節 グレゴリウス7世の教皇令/第3節 教皇革命の特徴/第4節 教皇革命の社会心理/第5節 近代国家の登場/第6節 近代的な法制度の登場 |
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第3章 大学の登場と法学の誕生 |
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第1節 ボローニャ大学/第2節 ボローニャ大学のカリキュラムと教授法/第3節 スコラ学の方法/第4節 スコラ学の新しさ/第5節 スコラ学の弁証法と法学/第6節 法学:ヨーロッパ初の科学 |
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第4章 欧米の法制度とキリスト教の教義 |
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第1節 最後の審判と煉獄の誕生/第2節 懺悔の秘跡/第3節 聖餐の秘跡/第4節 新しい神学の登場:アンセルムスの贖罪論(「罪と罰」論)/第5節 アンセルムスの贖罪論が欧米の法制度に与えた影響/第6節 欧米の刑法とキリスト教の教義/第7節 教会法と刑法 |
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第5章 教会法:最初の近代法 |
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第1節 教会法とローマ法/第2節 教会組織と教会法/第3節 教会統治と団体法/第4節 教会法と世俗法 |
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第6章 教会法から派生した法律:家族法・相続法・財産法・契約法・訴訟法 |
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第1節 教会法と家族法/第2節 教会法と相続法/第3節 教会法と財産法/第4節 教会法と契約法/第5節 教会法と訴訟法/第6節 教会法の特徴 |
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第7章 教会と国王の対立:ベケットvs.ヘンリ2世 |
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第1節 『クラレンドン制定法』/第2節 聖職者の特権とおなじ犯罪に対して2回の裁判と2回の刑罰を科す制度禁止の原則/第3節 イギリスの教会裁判所/第4節 教会裁判禁止令状 |
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Ⅱ 世俗法の登場 |
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第8章 世俗法と教会法 |
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第1節 世俗法の登場/第2節 ソルズベリのジョン:近代政治学の創始者/第3節 ローマ法学者と教会法学者/第4節 法の支配 |
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第9章 封建法:領主と家臣の法 |
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第1節 慣習法に規制されたヨーロッパ(11世紀まで)/第2節 封建法の登場 |
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第10章 荘園法:領主と農民の法 |
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第1節 荘園法の客観性と普遍性/第2節 領主と農民の権利・義務関係は双務的であったこと/第3節 裁判には関係者全員が参加すること/第4節 一体的な纏まりと絶えざる改善について |
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第11章 商慣習法:商人の法 |
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第1節 カトリック教会と資本制社会の登場/第2節 新しい商慣習法の登場 |
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第12章 都市法 |
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第1節 都市が新しく登場して来た理由/第2節 ヨーロッパの都市/第3節 同業者組合と組合法/第4節 都市法の特徴/第5節 ヨーロッパの都市に特有の歴史意識 |
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第13章 王国法(その1):シチリア王国・イギリス王国・ノルマンディー侯国・フランス王国 |
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第1節 シチリア王国/第2節 イギリス王国/第3節 ノルマンディー侯国/第4節 フランス王国 |
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第14章 王国法(その2):ドイツ帝国・スペイン王国・フランドル伯領・ハンガリー王国・デンマーク王国 |
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第1節 ドイツ帝国/第2節 スペイン王国・フランドル伯領・ハンガリー王国・デンマーク王国/第3節 王国法と教会法 |
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結論 |
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附論 マルクスとウエーバーについて |