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書誌情報サマリ

タイトル

平安期物語における継子譚受容

人名 森 あかね/著
人名ヨミ モリ アカネ
出版者・発行者 和泉書院
出版年月 2024.8


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 平安期物語における継子譚受容
サブタイトル 孝子説話型継子譚との比較研究から
シリーズ名 研究叢書
シリーズ番号 571
タイトルヨミ ヘイアンキ モノガタリ ニ オケル ママコタン ジュヨウ
サブタイトルヨミ コウシ セツワガタ ママコタン トノ ヒカク ケンキュウ カラ
シリーズ名ヨミ ケンキュウ ソウショ
シリーズ番号ヨミ 571
人名 森 あかね/著
人名ヨミ モリ アカネ
出版者・発行者 和泉書院
出版者・発行者等ヨミ イズミ ショイン
出版地・発行地 大阪
出版・発行年月 2024.8
ページ数または枚数・巻数 8,284p
大きさ 22cm
価格 ¥8500
ISBN 978-4-7576-1100-9
ISBN 4-7576-1100-9
注記 文献:p259〜275
分類記号 913.3
件名 物語文学日本文学-歴史-平安時代
内容紹介 漢土・インド伝来の継母に一途に仕える孝子を讃えることを目的とした「孝子説話型継子譚」と、「シンデレラ型継子譚」の比較を中心に、「落窪物語」「源氏物語」など継子譚が組み込まれた平安期物語における表現を再構築する。
著者紹介 長崎県佐世保市生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士後期課程修了。同大学人文科学研究所嘱託研究員(社外)。九州産業大学国際文化学部講師。博士(国文学)。専門は中古文学、物語文学。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009812787249
目次 序章
第一部 物語表現としての継子いじめ
第一章 平安期物語における「継子」「継母」「継父」「継女」の使用実態
一 はじめに/二 平安期物語の「継母」「継父」「継子」「継女」の用例数/三 呼称的用例の「継母」「継父」「継子」「継女」/四 一般語用例の「継母」「継子」/五 継子いじめに対する連想/六 まとめ
第二章 平安期物語の継子譚展開
一 はじめに/二 先行研究概観と問題点/三 継子いじめ発端要因の設定/四 孝と漢土の継子譚の受容/五 まとめ
第二部 短編から長編物語へ
第三章 『落窪物語』における孝養
一 はじめに/二 孝養譚に対する視座/三 継子いじめから孝養へ/四 拡大された孝/五 物語内における孝の役割/六 まとめ
第四章 『落窪物語』北の方における継母造形
一 はじめに/二 先行継子譚における継母の迫害/三 『落窪物語』における継母の迫害/四 娘を幽閉する母の姿/五 まとめ
第五章 『うつほ物語』忠こそ物語における長編への方法
一 はじめに/二 忠こそ物語と『孝子伝』「伯奇」/三 忠こそ物語における「親子の愛しさ」と「琴の音楽」/四 「琴」「親子のいとしさ」と「孝」の関係/五 まとめ
第三部 『源氏物語』と継子譚
第六章 継息子の物語としての光源氏の物語
一 はじめに/二 光源氏と弘徽殿女御の関係規定/三 先行研究における評価/四 大陸伝来の継子譚との展開比較/五 まとめ
第七章 光源氏の物語と舜譚
一 はじめに/二 舜譚の構成/三 舜譚と光源氏の物語における展開比較/四 国家統治理念としての孝/五 まとめ
第八章 紫の上と明石姫君
一 はじめに/二 継子としての紫の上/三 継母・養母としての紫の上/四 馬皇后・粛宗型の関係との比較/五 隠される紫の上の傷/六 まとめ
第四部 物語における「孝」
第九章 『落窪物語』における女君の力
一 はじめに/二 先行継子譚における父親の描写/三 『落窪物語』の父親の役割/四 孝の力/五 まとめ
第十章 『源氏物語』における「孝」の方法
一 はじめに/二 「孝」本来の意味と、先行物語のあり方/三 『源氏物語』における「孝」の用例/四 内大臣における「孝」の連なり/五 まとめ
第十一章 光源氏の「孝」に対するまなざし
一 はじめに/二 光源氏に繫がる「孝」の用例/三 継母・継子の恋愛関係と不孝意識/四 「天」と「孝」/五 不孝の人、光源氏/六 まとめ
終章



目次


内容細目

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913.3 913.3
物語文学 日本文学-歴史-平安時代
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