書誌種別 |
図書 |
タイトル |
室町時代から江戸時代における将軍の催能の場の形成史 |
タイトルヨミ |
ムロマチ ジダイ カラ エド ジダイ ニ オケル ショウグン ノ サイノウ ノ バ ノ ケイセイシ |
人名 |
丸山 穗波/著
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人名ヨミ |
マルヤマ ホナミ |
出版者・発行者 |
丸善プラネット
/
丸善出版(発売)
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出版者・発行者等ヨミ |
マルゼン プラネット/マルゼン シュッパン |
出版地・発行地 |
東京/東京 |
出版・発行年月 |
2024.6 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,255p |
大きさ |
27cm |
価格 |
¥5400 |
ISBN |
978-4-86345-563-4 |
ISBN |
4-86345-563-4 |
分類記号 |
521.46
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件名 |
日本建築-歴史
/
能楽-歴史
/
日本-歴史-室町時代
/
日本-歴史-江戸時代
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内容紹介 |
室町幕府が重視した対面儀礼とともに邸宅内に成立した建築物であったにもかかわらず、建築史的に認められることが少なかった能舞台。総合的観点から史料を通覧し、各時代における能の場の成立史を論述しその位置付けを試みる。 |
著者紹介 |
東京都生まれ。日本女子大学家政学部住居学科卒業。博士(工学)。設計事務所を営む。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812776899 |
目次 |
序章 |
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第一部 将軍の邸第における催能の場の形成 |
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第一章 室町幕府六代将軍足利義教時代の猿楽の場 |
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はじめに/一 研究史と本研究の位置づけ/二 足利義教の猿楽の活用と将軍邸における猿楽の場/三 義教への大名からの接待としての猿楽/四 仙洞の猿楽の場/五 義教に対する寺社からの猿楽の接待/おわりに |
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第二章 桃山時代から江戸時代前期の権力者の邸宅における催能の場 |
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はじめに/一 豊臣秀吉時代の催能の場/二 江戸時代前期の催能の場/三 江戸幕府における能舞台-建築形式の確定に至る経緯-/四 江戸城本丸表大広間の建築形式と能舞台の関係/おわりに |
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第二部 将軍と勧進能 |
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第一章 京都で将軍が主催した観世大夫の勧進能興行場 |
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はじめに/一 室町将軍の勧進猿楽と、江戸幕府に引き継がれた勧進能の沿革/二 足利義政による勧進猿楽と、徳川家康による勧進能/三 寛文・元禄期の、京都の観世大夫の勧進能興行場/おわりに |
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第二章 寛延三年以降の江戸における一世一代勧進能興行場 |
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はじめに/一 暮府主催一世一代勧進能の成立の背景/二 一世一代勧進能の指針/三 一代能場の敷地/四 建物/五 一世一代勧進能興行の特質/おわりに |
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第三章 貞享四年の江戸の勧進能興行場の大名の桟敷 |
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はじめに/一 貞享四年宝生大夫九郎友春一世一代勧進能における加賀前田家の桟敷/二 類例/三 加賀前田家の桟敷裏の構成/おわりに |
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第四章 江戸における巨大仮設能興行場に関する幕府の対応 |
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はじめに/一 敷地/二 設計、施工、幕府の関わり方/おわりに |
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第五章 享保から宝暦期における江戸町名主による小建築物の営繕に関わる文書 |
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はじめに/一 神田明神神事能関係施設建設の経緯/二 神田明神神事能施設建設行為における要素の分析/おわりに |
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終章 |
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一 第一部で明らかにした事項/二 第二部で明らかにした事項/三 総まとめ |
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付編 足利義教・義政の室町の常御所 |
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はじめに/一 室町殿における常御所/二 足利義教の室町殿における常御所/三 足利義政の室町殿における常御所/四 義教と義政の室町殿における常御所/五 室町殿常御所の性格/六 室町殿常御所の住居史における意味/おわりに |