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1 0016188773図書児童C345/モロ/1F児研室研究用  ×

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書誌情報サマリ

タイトル

税という社会の仕組み

人名 諸富 徹/著
人名ヨミ モロトミ トオル
出版者・発行者 筑摩書房
出版年月 2024.5


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 児童図書
タイトル 税という社会の仕組み
シリーズ名 ちくまプリマー新書
シリーズ番号 456
タイトルヨミ ゼイ ト イウ シャカイ ノ シクミ
シリーズ名ヨミ チクマ プリマー シンショ
シリーズ番号ヨミ 456
人名 諸富 徹/著
人名ヨミ モロトミ トオル
出版者・発行者 筑摩書房
出版者・発行者等ヨミ チクマ ショボウ
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2024.5
ページ数または枚数・巻数 248p
大きさ 18cm
価格 ¥900
ISBN 978-4-480-68484-4
ISBN 4-480-68484-4
分類記号 345
件名 租税
内容紹介 なぜ税を納めたくないのだろうか? 税は使途を選択し、払うことができるもの。税制の歴史、問題点や展望を見つめ、民主主義を実現するための税という仕組みを考える。
著者紹介 京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。同大学大学院経済学研究科教授。著書に「グローバル・タックス」「人口減少時代の都市」など。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009812760828
目次 はしがき
第1章 私たちはなぜ税金を納めるのか
1 税とは何か/税を払いたくない思いはどこからくるのか/税は選べるもの/行き過ぎた株主主権/2 税は「近代」の産物-私たちに課税する権力(国家)は、どのようにして正当化されるのか/市民が国家を「制作」した/変化する国家の役割/「家産国家」から「租税国家」へ/3 税は誰が集め、誰が払うのか、払わなかったらどうなるのか/4 税は義務か権利か-民主主義と税制/5 税の哲学-公平性とは何か/税金の根拠は何か-「応益説」と「応能説」-/税の公平性/6 国家と経済-結節点としての税/ケネーの重農学説と土地単一課税/自由主義か、経済介入か/「財源調達手段としての税金」vs.「政策手段としての税金」/「小さな政府」vs.「大きな政府」
第2章 税制の歴史的発展
1 近代は税金から始まった-市民革命期のイギリス/所得税は「税制の王様」/革命期前後のイギリスの税金/内国消費税の問題点/外形標準課税の失敗と所得税の誕生/申告納税制の失敗/アダム・スミスの国家論と税金/2 国家にとって税金とは何か-19世紀ドイツの財政学/国家と市民は一心同体/有機体としての国家/スミスの「自然的秩序」/「社会改良」と税金/経済活動の動機は一つではない/「社会政策」としての税金/ドイツ財政学と近代日本/3 公平課税を求めて-19・20世紀アメリカの所得税/戦費調達のため所得税を導入/人民党とヘンリー・ジョージの土地単一課税/二大政党の激突と「下から」の税制改革/所得税をめぐる複雑なる闘い/憲法改正と所得税恒久化に向けて/4 大恐慌の後で-ニューディール税制の挑戦/世界大恐慌はなぜ起こったか/史上最強の政策課税
第3章 日本の税制の発展史
1 前近代の税制/公地公民原則による班田収授法/国家危機を背景に集権体制がつくられた/封建制の誕生/封建社会におけるさまざまな税/収入源が多様化した室町時代/太閤検地で応能課税に近づく/江戸時代は年貢が主要財源に/百姓一揆頻発の背景は?/先駆的な改革者・田沼意次/天保の改革の失敗/2 明治維新で税の仕組みはどう変わったか/地租改正/所得税・法人税の導入/3 西洋の制度を輸入し、日本社会に定着させるプロセスとしての税制/4 「上からの税制」の副作用/育たなかった「自発的納税倫理」/納税は「名誉」?/下から勝ち取っていく経験の不在/5 戦間期における「現代税制」の確立/1940年に所得税が近代化/戦後まで続いた「1940年体制」/日本における社会政策課税の始まり/6 「シャウプ勧告」による現代日本税制のはじまり/現代税制への出発/なし崩し的に分類課税へ/政策課税となった法人税/自民党税制調査会の大きな権力/7 低成長経済、福祉国家、消費税/社会保障財源確保に向けた消費税引き上げ/課題は逆進性/逆進性はどうしたら解消するか/8 残る課題-歳出と歳入の巨大なギャップをどうするか
第4章 これからの世界と税金
1 「経済のグローバル化」という難題-国境を越えられない課税権力/環境税は新たな社会政策課税/国境を越えつつある課税権力/2 不平等化する税負担/所得税のフラット化で所得の再分配機能が弱まった/資産の海外流出の実態/二元的所得税と「1億円の壁」/法人税率の引き下げ競争「タックス・コンペティション」/進む逆進性/3 多国籍企業と租税回避/租税回避のメカニズム/価格の妥当性をチェックする移転価格税制/租税回避の規模はどれほどか/4 課税権力のグローバル化/グローバル・タックスの導入/税収ロスの解決策を求めて-OECDのBEPSプロジェクト-/時代遅れのルールを見直す/新たな国際課税ルール/デジタル課税の課税権はどう配分されるか/グローバル化税制に対するインパクト/ネットワーク型課税権力の誕生/画期的なグローバル・タックスの誕生/5 21世紀最大の社会問題としての地球温暖化とカーボンプライシング/脱炭素社会の実現に向けたカーボンプライシング/「環境税」の起源/炭素税の導入とその世界的な展開/6 「国家観」の表現としての税金/資本主義と社会政策課税/資本主義システムには軌道修正が必要か/受け継がれる「資本主義観」と租税思想
第5章 税金を私たちの手に取り戻す
1 主権者は財政支出をどのようにコントロールするのか/近代国家を生み出した納税者の反乱/投票で税のあり方を選択するアメリカ/日本でも消費税が政権を揺るがした/開いていく歳入と歳出のギャップ/2 税は権力者による苛斂誅求の手段ではない-納税者主権の視点から考える/国家予算は「社会的価値」の反映のプロセス/社会的価値をどう選択していくか/1990年代、日本でも「財政民主主義」の制度的基盤が実現/官僚主導から政治主導へ/公共財と税負担を民主主義的プロセスで選ぶ/3 税制の発展史/時代とともに税金は変化する/何が税制を変えていくのか/4 政府支出とその効果/影響に関する情報とその開示の重要性/どうすれば税の使い道を選択できるのか/アメリカの仕組み-費用便益分析の義務づけと議会調査局の役割/EUの仕組み/支出に対する事後チェック・評価機関の重要性/アメリカの自治体レベルでの取り組み/5 「自由落下法則」-放っておくと格差は広がる/課税の公平性について問題提起し、是正を求める必要性/社会改革の手段としての税金



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諸富 徹
345 345
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