書誌種別 |
図書 |
タイトル |
政治哲学とイデオロギー |
サブタイトル |
レオ・シュトラウスの政治哲学論 |
シリーズ名 |
ガバナンスと評価 |
シリーズ番号 |
13 |
タイトルヨミ |
セイジ テツガク ト イデオロギー |
サブタイトルヨミ |
レオ シュトラウス ノ セイジ テツガクロン |
シリーズ名ヨミ |
ガバナンス ト ヒョウカ |
シリーズ番号ヨミ |
13 |
人名 |
早瀬 善彦/著
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人名ヨミ |
ハヤセ ヨシヒコ |
出版者・発行者 |
晃洋書房
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出版者・発行者等ヨミ |
コウヨウ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2024.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
5,287p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-7710-3844-8 |
ISBN |
4-7710-3844-8 |
注記 |
文献:p261〜278 |
分類記号 |
311.1
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件名 |
政治哲学
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件名 |
Strauss Leo
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件名 |
シュトラウス レオ
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内容紹介 |
道徳哲学・倫理学に還元させる「政治」なき政治哲学論が横行する今日、学としての政治哲学論を再考。善き政治秩序を志向するレオ・シュトラウスの政治哲学論を再構成し、イデオロギーを超えた真の政治哲学像を描き出す。 |
著者紹介 |
京都市生まれ。博士(人間・環境学)。同志社大学嘱託講師。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812759012 |
目次 |
<序章>ディシプリンとしての政治哲学の再考 |
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はじめに/1.分析的政治哲学の手法と政治哲学/2.ロールズの政治哲学理解/3.政治哲学,政治理論,政治思想/4.古代ギリシアにおける「政治」の発明/おわりに |
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第Ⅰ部 イデオロギー論の再検証 |
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<第1章>イデオロギー論の思想的系譜 |
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はじめに/1.マルクスのイデオロギー論/2.カール・マンハイムのイデオロギー論/3.イデオロギー終焉論の思想史的考察/おわりに |
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<第2章>イデオロギーと歴史主義 |
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はじめに/1.歴史の発見/2.歴史と実在性/3.カール・マンハイムの歴史主義理解/4.歴史主義と知識社会学/5.歴史主義による相対主義克服の可能性 |
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<第3章>イデオロギーの機能と政治的判断・思考の関係性 |
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はじめに/1.イデオロギー的思考と近代的世界観の形成/2.政治化の現象とイデオロギー的思考の広がり/3.実践的世界における政治的判断と社会の整序/4.「解決」という名の政治的思考の型/おわりに 政治の再考 |
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第Ⅱ部 レオ・シュトラウスの政治哲学論 |
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<第4章>レオ・シュトラウスにおける政治的なものの位置 |
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はじめに/1.シュトラウス解釈をとおした政治観の変容/2.シュトラウス政治哲学をめぐる二つの意味/3.シュトラウスにおける真理の認識/4.科学,啓示,そして哲学/5.哲学への入り口としての政治 |
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<第5章>レオ・シュトラウスのレジーム論 |
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はじめに/1.政治社会全体の性格を基礎づけるレジーム概念/2.レジームの起源と国家体制/3.最善のレジームを問いつづける意味/4.最善のレジームとユートピア政治の危険性/5.最善のレジームと政治的なものの限界/6.哲学者とレジーム |
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<第6章>レオ・シュトラウスの歴史主義批判 |
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はじめに/1.歴史主義の必然的帰結/2.徹底した歴史主義へ/3.ハイデガーと歴史性/4.徹底した歴史主義と政治哲学/おわりに |
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<第7章>レオ・シュトラウスと自然の概念 |
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はじめに/1.ギリシア精神史とピュシス概念/2.自然(ピュシス)という言葉の語源/3.プラトン政治哲学における自然の正義/4.レオ・シュトラウスの自然理解と自然的正/おわりに |
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<終章>古典的政治哲学と現代ガバナンス論の再考 |
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はじめに/1.善き政治秩序とガバナンス/2.政治思想史におけるガバナンス/3.レジームとガバメント,そしてガバナンス/おわりに |