書誌種別 |
図書 |
タイトル |
平安時代の宗教儀礼と天皇 |
タイトルヨミ |
ヘイアン ジダイ ノ シュウキョウ ギレイ ト テンノウ |
人名 |
斎木 涼子/著
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人名ヨミ |
サイキ リョウコ |
出版者・発行者 |
塙書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ハナワ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2024.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,354,6p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥11000 |
ISBN |
978-4-8273-1349-9 |
ISBN |
4-8273-1349-9 |
分類記号 |
210.36
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件名 |
日本-歴史-平安時代
/
宗教-日本
/
儀礼
/
天皇
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内容紹介 |
主に10〜12世紀の朝廷における神祇祭祀や仏事、また天皇や院に関わる宗教儀礼の成立と政治動向・政治構造との関係を検討。古代から中世への転換期の天皇を考察する。 |
著者紹介 |
京都大学大学院文学研究科博士課程指導認定退学。同大学博士号(文学)取得。奈良国立博物館学芸部列品室長。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812745574 |
目次 |
序章 古代から中世における天皇像の変化 |
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はじめに 先行研究における天皇像/一 古代における天皇の権威/二 平安時代における天皇像の変質 |
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第一章 後七日御修法と「玉体安穏」 |
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はじめに/一 後七日御修法の再検討/二 「玉体安穏」/三 十二世紀の後七日御修法/おわりに |
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第二章 護国法会の変遷 |
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はじめに/一 護国法会と護国経典/二 平安時代における顕教護国法会の整備/三 密教護国修法と「災」/四 最勝講の登場/五 護国法会と天皇護持/おわりに |
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第三章 太元帥法の伝授 |
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はじめに/一 太元帥法の請来と護国修法としての評価/二 太元帥法阿闍梨補任を巡る問題/三 伝受者の拡大と修法の評価/おわりに |
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第四章 仁寿殿観音供と二間御本尊 |
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はじめに/一 仁寿殿観音供の成立と観音像/二 二間観音供の登場/三 観音供の意義/おわりに |
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第五章 内侍所神鏡と伊勢神宮託宣 |
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はじめに/一 内侍所と神鏡/二 内侍所神鏡の焼損と神楽/三 神鏡損壊と神聖化/四 伊勢神宮と託宣/五 二神約諾神話/六 十一世紀の天皇権威/おわりに |
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第六章 内侍所神鏡を巡る儀礼 |
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はじめに/一 神器としての内侍所神鏡/二 内侍所神鏡の祭祀神楽と御拝/三 移動する「神」の器/おわりに |
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第七章 神仏習合と仏教的天皇像 |
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はじめに/一 本地垂迹説の展開/二 宮中における神仏の習合/三 即位灌頂の理念形成/おわりに |
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第八章 『灌頂御願記』と『真言付法纂要抄』 |
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はじめに/一 『灌頂御願記』/二 『真言付法纂要抄』/三 真言宗の立ち位置と院政期仏教への影響/おわりに |
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第九章 円宗寺結縁灌頂 |
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はじめに/一 円宗寺の位置づけ/二 四灌頂前史/おわりに |
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第十章 東大寺僧の伊勢神宮参詣 |
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はじめに/一 東大寺創建とアマテラスを巡る言説/二 アマテラス・大日如来・東大寺大仏の習合/三 復興期の東大寺と集団参詣に至る経緯/四 伊勢内宮の歓迎/おわりに |
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終章 摂関・院政期の宗教儀礼と天皇 |
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はじめに/一 摂関期における宗教儀礼と天皇権威の変化/二 院政期の宗教政策と抽象的天皇像の拡大/おわりに 「中世的天皇」へ |