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書誌情報サマリ

タイトル

文献アクセント史論考

人名 上野 和昭/著
人名ヨミ ウエノ カズアキ
出版者・発行者 武蔵野書院
出版年月 2024.2


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 文献アクセント史論考
タイトルヨミ ブンケン アクセントシ ロンコウ
人名 上野 和昭/著
人名ヨミ ウエノ カズアキ
出版者・発行者 武蔵野書院
出版者・発行者等ヨミ ムサシノ ショイン
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2024.2
ページ数または枚数・巻数 10,281,5p
大きさ 22cm
価格 ¥10000
ISBN 978-4-8386-0789-1
ISBN 4-8386-0789-1
注記 文献:p265〜274
分類記号 811.14
件名 日本語-アクセント-歴史
内容紹介 中世後期(室町期)以後の文献資料にもとづく日本語アクセント史の研究論文、講演録など12編を収める。過去の京都アクセントの様相をあきらかにし、近世の四声観・アクセント観を追究する。
著者紹介 早稲田大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。専門は日本語音韻史・アクセント史。著書に「平曲譜本による近世京都アクセントの史的研究」など。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009812742435
目次 一 文献アクセント史研究の要点
一 文献アクセント史の記述と解釈/二 史的変化と規則性/三 類別語彙表とアクセント変化/四 下降拍の認定/五 動詞アクセント体系とアクセント変化
二 開合名目抄と名目開合抄
一 はじめに-開合名目抄の版本と写本-/二 新義真言宗の論議書としての開合名目抄/三 版本と写本の比較-全体構成と本文-/四 版本と写本の比較-項目の配列-/五 版本と写本の比較-声点と節博士-/六 漢語アクセントにかかわる記述/七 おわりに
三 補忘記の貞享版と元禄版
一 はじめに/二 貞享版の版種/三 貞享版と元禄版における項目の比較/四 漢語の声点および節博士に異同のある項目/五 漢語の節博士にのみ異同のある項目/六 おわりに
四 補忘記に載る漢語句の音調
一 はじめに/二 補忘記の資料的性格/三 出合についての條目/四 漢語句の音調についての條目/五 漢字四字から成る漢語句の音調/六 声点のあらわす音調が低平調の漢語/七 おわりに
五 論議書に見える「出合」の資料性
一 はじめに-補忘記に反映するアクセント/二 出合の問題点/三 桜井説と金井説について/四 私説-師伝による平らな音調
六 平曲のことばと日本語史(講演録)
一 はじめに/二 ことばの清濁を知るてがかりに/三 発音注記からわかること/四 譜記から推定されるアクセント/五 おわりに-『平家正節』からわかること
七 譜本としての『平家正節』-<日本語アクセント史>からの提言-(シンポジウム記録)
一 はじめに/二 『平家正節』の詞章と譜記について/三 『平家正節』の詞章の句切り方について-無譜部分についての一解釈-/四 平曲の低起性旋律について/五 おわりに
八 『平家正節』にみえる漢語サ変動詞のアクセント
一 はじめに/二 江戸期の京都における一字漢語のアクセントと声調との関係/三 連体形四拍の漢語サ変動詞のアクセント/四 連体形三拍の漢語サ変動詞のアクセント/五 その他の漢語サ変動詞のアクセント/六 先行研究と本稿のまとめ
九 平曲譜による助動詞の独立性の検証
一 はじめに/二 古代語における助動詞アクセントの研究/三 近代語における助動詞アクセントの研究/四 指定辞ナリ・タリのアクセント/五 完了辞タリと過去回想辞ケリのアクセント/六 完了辞ヌ・ツのアクセント/七 おわりに
十 契沖の仮名遣書と定家仮名遣
一 はじめに/二 『和字正濫鈔』の記述について/三 『和字正濫通妨抄』の記述について/四 『和字正濫要略』の記述について/五 仮名遣書にみる<音の軽重>/六 おわりに
十一 文雄のアクセント表記
一 はじめに-「四声単位」としての「仮名合字」-/二 「合字四声」/三 複合語の音調のあらわし方/四 ○●●・○○●と○●○のあらわし方/五 文雄の「平声」について/六 おわりに-研究史における本稿の位置-
十二 本居宣長の四声認識
一 はじめに-宣長の四声についての記述-/二 文雄の四声認識/三 契沖・宣長の四声認識/四 契沖・宣長の四声認識と 文雄の四声認識/五 音調認識の確認/六 近世における四声認識の由来と継承
十三 近世四声論拾遺
一 伊勢貞丈の四声認識/二 石原正明の四声認識/三 言語国訛にみえる四声認識/四 能楽伝書にみえる四声認識/五 まとめ



目次


内容細目

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