蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
資料の状態
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
資料番号 |
資料種別 |
請求記号 |
配架場所 |
状態 |
貸出
|
1 |
0016176075 | 図書児童 | C371/ヤフ/ | 1F児研室 | 研究用 |
× |
この資料に対する操作
カートに入れる を押すと この資料を 予約する候補として予約カートに追加します。
いますぐ予約する を押すと 認証後この資料をすぐに予約します。
※この資料は予約できません
この資料に対する操作
電子書籍を読むを押すと 電子図書館に移動しこの資料の電子書籍を読むことができます。
書誌情報サマリ
タイトル |
「叱らない」が子どもを苦しめる
|
人名 |
藪下 遊/著
|
人名ヨミ |
ヤブシタ ユウ |
出版者・発行者 |
筑摩書房
|
出版年月 |
2024.2 |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
書誌種別 |
児童図書 |
タイトル |
「叱らない」が子どもを苦しめる |
シリーズ名 |
ちくまプリマー新書 |
シリーズ番号 |
449 |
タイトルヨミ |
シカラナイ ガ コドモ オ クルシメル |
シリーズ名ヨミ |
チクマ プリマー シンショ |
シリーズ番号ヨミ |
449 |
人名 |
藪下 遊/著
高坂 康雅/著
|
人名ヨミ |
ヤブシタ ユウ コウサカ ヤスマサ |
出版者・発行者 |
筑摩書房
|
出版者・発行者等ヨミ |
チクマ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2024.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
280p |
大きさ |
18cm |
価格 |
¥920 |
ISBN |
978-4-480-68474-5 |
ISBN |
4-480-68474-5 |
注記 |
文献:p279〜280 |
分類記号 |
371.42
|
件名 |
青少年問題
/
スクールカウンセリング
|
内容紹介 |
「世界から押し返される」経験の減少が「思い通りでないと耐えられない」心を生む。「無理させず休ませる」だけでは、不登校は改善しない。「叱る」こと「押し返す」ことの意義を、事例をあげながら論じる。 |
著者紹介 |
福井県スクールカウンセラーおよび石川県スクールカウンセラー。いじめ第三者委員会などを務める。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812736553 |
目次 |
はじめに |
|
第1章 子どもの不適応が変わってきた現代 |
|
1 不登校の歴史を振り返る/まだ説明可能だった不登校/説明ができない不登校の出現/不登校の多様化・あいまい化/不登校はどんな子どもにも起こるが…/2 「登校刺激を与えず、ゆっくり休ませる」はなぜ効果的なのか?/不登校の子どもたちは強い登校圧力にさらされてきた/「登校刺激を与えず、ゆっくり休ませる」という方針について/「学校には行くべき」と反する気持ちを抑え込む子どもたち/抑え込んだ気持ちが悪さをする/「登校刺激を与えず、ゆっくり休ませる」という方針の有効性/「学校には行くべき」という価値観の意義とその変化/意味がないというわけではないけれど…/3 従来のアプローチでは改善しない事例の出現/従来の不登校支援において大切なこと/従来のアプローチでは改善しない不登校の出現/本書で目指すこと/コラム 不登校はなぜ増えているのか? |
|
第2章 成長に不可欠な「世界からの押し返し」の不足 |
|
1 思い通りにならないことに耐えられない子どもたち/「思い通りにならない場面」への強烈な拒否感/「思い通りにならないことを受け容れる」ために必要な経験/不快感を関係性の中で納めていくこと/「世界からの押し返し」が少ない子どもは不適応になりやすい/2 「世界からの押し返し」になっていない大人の関わり/「世界からの押し返し」を外注する/子どもの現実を「加工」する/子どもの環境を「操作」する/不快感から目を逸らすための「仲良し」/「押し返し」ができない教師/3 ネガティブな自分を受け容れられない子どもたち/私に「[チェックマーク]」を付けないで!/不登校の主因になり得る「ネガティブな自分を認められない」という特徴/学びの前提は「未熟であることへの不全感」/子どもたちが抱く「万能的な自己イメージ」/こころの奥底にある自信の無さ/4 学校で見られる具体的な不適応パターン/環境に対して過剰に適応しようとする/他の子どもが叱られているのが怖くて学校に行けない/他者を低く価値づける傾向と絶え間ない自己否定/苦しい状況を「操作」する/子どもの問題を抱えられない親の反応/コラム 反抗期って必要? |
|
第3章 子どもの「不快」を回避する社会 |
|
1 何が子どもたちの不適応を生み出しているのか?/本書で「自己愛」という表現を用いない理由/従来の仮説との相違点について/社会背景が子どもたちの不適応を生み出している可能性/2 子どもを不快にできない社会/学校が変わることの意味/「要らない不快」と「成長のための不快」/「褒めて伸ばす」が変質してしまっている/「やりたいこと」と「できること」/社会の風潮が学校や家庭に降りてきている/3 外界と調和することへの拒否感/「なまはげ」が教えてくれる大切なこと/「外界と調和するつもりがない」いうマインド/個性とは他者との関係の中で滲み出るもの/only oneとone of them/4 外罰的な風潮の影響/「恥ずかしい」から「怖い」への推移/他責的なスタイルで生きていくリスク/「自由」と「責任」の連動性を学ぶこと/コラム それって誰の問題? |
|
第4章 子どもが「ネガティブな自分」を受け容れていくために |
|
1 「ネガティブな自分」を受け容れる/支援の目標を考える/「ネガティブな自分」と向き合う/「ネガティブな自分」に向き合わせるための要点/向き合わせることが効果的なのは期間限定である/2 親子関係をもとにしたアプローチ/親子関係から始めねばならないが、母屋を壊してはならない/子どもの状態像に対する親の価値観を確かめる/親が子どもの心理的課題を「正しく認識する」ことの価値/支えとしての「甘え」/「甘え」と「甘えではないもの」の弁別が絶対に必要/支えとしての「安全な対話」/3 本人との「付き合い方」/カウンセリングに来ることの意義/カウンセリングでの本人との「付き合い方」/4 学校との関係がこじれやすい家庭への対応/どんな事例を想定しているのか?/学校とのやり取りで見える特徴的なパターン/学校での対応/経過や予後について/コラム You MessageとI Message |
|
第5章 予防のための落穂拾い |
|
1 その他の不適応との関係/従来の不登校/ゲームにのめり込む/発達障害との弁別/身体症状との関わり/2 支援の落とし穴と予防について/見逃しやすい落とし穴/家庭でできる予防の例/学校でできる予防の例/3 最後に大切なことを/子どもたちに関わる大人たち/「誰が支援を行うのか」という視点/コラム スクールカウンセラーは何をしている? |
|
おわりに |
|
引用文献・参考文献 |
目次
内容細目
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
もどる