書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ドゥルーズ=ガタリと私たち |
サブタイトル |
言語表現と生成変化の哲学 |
並列タイトル |
Deleuze-Guattari et nous:La philosophie du devenir au point de vue pragmatique |
タイトルヨミ |
ドゥルーズ ガタリ ト ワタクシタチ |
サブタイトルヨミ |
ゲンゴ ヒョウゲン ト セイセイ ヘンカ ノ テツガク |
人名 |
平田 公威/著
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人名ヨミ |
ヒラタ キミタケ |
出版者・発行者 |
水声社
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出版者・発行者等ヨミ |
スイセイシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2023.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
316p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-8010-0769-7 |
ISBN |
4-8010-0769-7 |
分類記号 |
135.5
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件名 |
Deleuze Gilles
/
Guattari Félix
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件名 |
ドゥルーズ ジル
/
ガタリ フェリックス
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内容紹介 |
同一性を解体する<差異>や、他なるものへの<生成変化>を称揚したドゥルーズ=ガタリの哲学は、主体なき思想なのか? ソシュール以降の言語学者たちが与えた衝撃を精緻に分析し、生成変化に至る理路を照らしだす。 |
著者紹介 |
沖縄県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。大谷大学文学部哲学科助教。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812720749 |
目次 |
序論 |
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1 問題設定について/2 《contre-》の思想について/3 解釈方針について/4 構成について |
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第Ⅰ部 『意味の論理学』と私たち |
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第一章 『意味の論理学』の方へ |
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1 『差異と反復』のプロジェクトについて/2 同一性と表象への批判について/3 理念論について/4 強度論について/5 取り消されるべき錯覚としての表象について/6 『差異と反復』と私たち |
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第二章 表象から表現へ |
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1 物体と非物体的なものの二元論について/2 表象と同定への批判について/3 表象されるべきものとしての出来事について/4 ストア哲学における表象の理論、あるいは表現を把握する表象について/5 ストア哲学への忠実さとストア派への裏切りについて/6 表象の使用について/7 把握的表象の使用、あるいは動詞的生成について/8 表象に伴う表現について |
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第三章 動詞と時間=時制の理論 |
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1 時間と動詞について/2 アイオーンに属する第三の現在について/3 ギヨームの時間発生論について/4 アイオーンの現在としての複合過去について/5 非人称的なものとしての「私」について/6 表現への生成、動詞的生成、結果の活用について |
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第四章 出来事は必ずや実現される |
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1 実現と物体的原因について/2 準-原因について/3 伴-実現について/4 反-実現とアイロニー批判について/5 実現主義について/6 『意味の論理学』と私たち |
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第Ⅱ部 『千のプラトー』と私たち |
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第五章 『千のプラトー』の方へ |
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1 『アンチ・オイディプス』のプロジェクトについて/2 基本概念について/3 争点について/4 資本主義機械における二つの極について/5 記号論について/6 イェルムスレウから資本主義的言語理論へ/7 『アンチ・オイディプス』と私たち |
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第六章 地層化の理論 |
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1 イェルムスレウの位置について/2 地層化と脱地層化について/3 イェルムスレウ言語素論における地層の理論について/4 意味-質料、あるいは言語素論的な物質について/5 地層化のシステムと冗長性について/6 地層の安定化と凝固、あるいは地層化と顔について/7 顔と規範への批判について/8 脱地層化の方へ |
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第七章 脱地層化の理論 |
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1 カオスから古典主義へ/2 古典主義からロマン主義へ/3 脱領土化した物質について/4 系統流と冶金術について/5 意味-質料から器官なき身体へ/6 いかにして器官なき身体を作り上げるか/7 脱領土化の方へ |
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第八章 対位法から抽象機械へ |
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1 点のシステムについて/2 点のシステムと領土化について/3 対位法について/4 テーマから機械へ/5 抽象機械について/6 生成変化と対位法について/7 『千のプラトー』と私たち |
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第Ⅲ部 『哲学とは何か』と私たち |
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第九章 『哲学とは何か』の方へ |
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1 『襞』のプロジェクトについて/2 モナドロジーについて/3 神なき時代のライプニッツ主義について/4 ゴンブローヴィッチ『コスモス』にみるライプニッツ主義について/5 世界と個体の失効について/6 新しい調和について/7 マニエリスム的身体について/8 出会いの場としての身体について/9 新しい調和の聴取について/10 『襞』と私たち |
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第十章 オピニオンに抗する闘い |
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1 オピニオンとは何か/2 オピニオンと社会心理学的類型について/3 哲学への動機について/4 無限速度と思考について/5 出発点の問題について/6 オピニオンに抗する闘いに向けて |
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第十一章 オピニオンから芸術へ |
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1 知覚と変様について/2 マテリアルの感覚的生成について/3 言語の社会的性格と小説の基盤について/4 バフチンにおけるパロディについて/5 オピニオンに抗して書くことについて/6 対位法と芸術について/7 未来の耳に託すこと |
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第十二章 オピニオンから哲学へ |
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1 概念とオピニオンについて/2 概念的人物と社会心理学的類型について/3 哲学の誕生と移住者について/4 相対的な脱領土化と再領土化、そして二重の生成について/5 合-間と出来事について/6 反-実現について/7 哲学と人間科学について/8 『哲学とは何か』と私たち |
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結論 |