書誌種別 |
図書 |
タイトル |
マクマリーのタイプ・スタディ論の形成と普及 |
サブタイトル |
カリキュラムとその実践思想を読み解く基盤 |
タイトルヨミ |
マクマリー ノ タイプ スタディロン ノ ケイセイ ト フキュウ |
サブタイトルヨミ |
カリキュラム ト ソノ ジッセン シソウ オ ヨミトク キバン |
人名 |
藤本 和久/著
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人名ヨミ |
フジモト カズヒサ |
出版者・発行者 |
風間書房
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出版者・発行者等ヨミ |
カザマ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2018.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
4,8,455p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥12000 |
ISBN |
978-4-7599-2247-9 |
ISBN |
4-7599-2247-9 |
注記 |
文献:p367〜429 マクマリー関連年表:p437〜451 |
分類記号 |
372.53
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件名 |
教育課程
/
アメリカ合衆国-教育
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件名 |
McMurry Charles Alexander
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件名 |
マクマリー チャールズ・アレグザンダー
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内容紹介 |
米国ヘルバルト主義運動の担い手のひとり、マクマリーに着目。彼のタイプ・スタディ概念の使用文脈の変遷を明確にすることを通じて、カリキュラム論や教授理論そのものの質的転換を捉える。 |
著者紹介 |
1973年兵庫県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学。慶應義塾大学教職課程センター教授。博士(教育学)。共編著に「「授業研究」を創る」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812265704 |
目次 |
序章 問題の所在と本研究の課題 |
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1 問題の所在と対象限定/2 先行研究の検討/3 本研究の課題と方法 |
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第1章 19世紀後半の「授業」の実態と米国ヘルバルト主義 |
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1 19世紀後半の「レシテーション」の定着過程/2 米国ヘルバルト主義とレシテーション/3 小括 |
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第2章 タイプ・スタディ論の生成・発展過程 |
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1 米国ヘルバルト主義運動期のタイプ・スタディ概念の創出/2 単元開発論への転換/3 ドイツ再訪問を契機としたタイプ・スタディ論の転換/4 GPCTでの単元開発とその特徴/5 タイプ・スタディ論とプロジェクト論の受難/6 小括 |
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第3章 教員養成・教師教育を通じたタイプ・スタディの普及過程 |
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1 タイプ・スタディの持つ教員養成機能の明確化/2 大学院生はマクマリーのもとで何を学んだか/3 小括 |
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第4章 教育の科学化とタイプ・スタディ |
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1 米国ヘルバルト主義運動隆盛期の科学化の指向/2 教育の科学化/3 学校調査運動とマクマリー/4 教育測定運動とタイプ・スタディの危機/5 小括 |
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第5章 附属学校への関与を通じたタイプ・スタディの開発・普及過程 |
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1 NISNSでの学校運営/2 GPCTにおける学校運営/3 小括 |
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第6章 ノーマル・スクール、学校、教育行政当局はマクマリーから何を学んだか |
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1 運動隆盛期の地方教育誌におけるマクマリー/2 NISNS時代の地方の学校現場指導/3 タイプ・スタディの現地指導による積極的普及/4 タイプ・スタディはいかに実践されたか/5 GPCT時代の現地指導の具体例/6 タイプ・スタディの後退/7 小括 |
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終章 カリキュラムとその実践思想を読み解く基盤 |
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1 タイプ・スタディ概念の史的変容が示唆するもの/2 マクマリーに直接師事した教師たちや附属学校とタイプ・スタディ/3 学校現場におけるタイプ・スタディの受容と変質/4 教授理論家と学校現場の関係性を捉える視座/5 カリキュラム開発史研究に対する意義/6 さらなる検討課題 |