書誌種別 |
図書 |
タイトル |
古代日本と東部ユーラシアの国際関係 |
タイトルヨミ |
コダイ ニホン ト トウブ ユーラシア ノ コクサイ カンケイ |
人名 |
廣瀬 憲雄/著
|
人名ヨミ |
ヒロセ ノリオ |
出版者・発行者 |
勉誠出版
|
出版者・発行者等ヨミ |
ベンセイ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2018.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
7,364,14p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-585-22223-1 |
ISBN |
4-585-22223-1 |
注記 |
文献:p333〜355 |
分類記号 |
210.3
|
件名 |
日本-歴史-古代
/
日本-対外関係-アジア(東部)-歴史
|
内容紹介 |
古代の倭国・日本の歴史像を、「東部ユーラシア」という新たな地域の設定を通じて再検討。外交文書と外交儀礼を丹念に読み解き、5〜9世紀の倭国・日本の外交関係と東部ユーラシアの国際秩序を体系的に考究する。 |
著者紹介 |
1976年岐阜県生まれ。名古屋大学文学研究科博士後期課程修了。愛知大学准教授。専門は日本古代史、東部ユーラシア対外関係史。著書に「古代日本外交史」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812256511 |
目次 |
序章 東部ユーラシアと東アジア |
|
はじめに/第一節 東部ユーラシアの設定/第二節 東部ユーラシアと東アジア/第三節 東部ユーラシアと世界史構想/おわりに |
|
第一部 五代両宋/遼金時代の外交文書と国際関係 |
|
第一章 隋唐五代両宋期における「致書文書」の再検討と五代十国の外交関係 |
|
はじめに/第一節 「某○書某」形式の書状/第二節 五代十国時代における「某○書某」形式の外交文書/おわりに |
|
第二章 宋代東部ユーラシアにおける外交文書と国際関係 |
|
はじめに/第一節 北宋と十国諸国との関係/第二節 北宋と契丹・高麗・西夏の関係/第三節 金と南宋・高麗・西夏の関係/おわりに |
|
第二部 南北朝-隋代の東部ユーラシアと倭国 |
|
第一章 五・六世紀東部ユーラシアの外交文書と外交儀礼 |
|
はじめに/第一節 南北朝間の外交文書/第二節 柔然可汗の外交文書/第三節 南北朝相互間と柔然の外交儀礼/おわりに |
|
第二章 倭の五王の冊封と劉宋遣使 |
|
はじめに/第一節 劉宋・昇明年間の倭国遣使史料/第二節 倭王武の伝位と劉宋遣使/おわりに |
|
第三章 「日出処天子」外交文書再考 |
|
はじめに/第一節 『大智度論』における「日出処」と「日没処」の用例/第二節 『大智度論』以外の「日出処」や「日没処」などの用例/おわりに |
|
第三部 唐の全盛期と倭国・日本の外交関係 |
|
第一章 『日本書紀』皇極紀百済関係記事の再検討 |
|
はじめに/第一節 皇極元年正月乙酉条の紀年/第二節 皇極紀百済関係記事全体の紀年/おわりに |
|
第二章 七世紀後半における倭国の外交儀礼 |
|
はじめに/第一節 第Ⅳ期の外交儀礼/第二節 第Ⅱ期・第Ⅲ期の外交儀礼/おわりに |
|
第三章 七世紀後半から八世紀前半の倭国・日本-新羅関係 |
|
はじめに/第一節 七世紀後半の倭国-新羅関係と新羅の請政/第二節 八世紀前半の日羅関係と新羅の外交方針の変化/おわりに |
|
第四部 八・九世紀日本の外交関係と君臣秩序 |
|
第一章 渤海の対日本外交文書について |
|
はじめに/第一節 「蒙恩」と「蒙免」/第二節 啓と状について/おわりに |
|
第二章 九世紀の君臣秩序と辞官・致仕の上表 |
|
はじめに/第一節 表と状について/第二節 上表と「上状」の儀式/第三節 批答と官人の位置付け/おわりに |
|
終章 日本-渤海間の擬制親族関係について |
|
はじめに/第一節 東部ユーラシアの擬制親族関係/第二節 日本-渤海間の擬制親族関係/おわりに |