書誌種別 |
図書 |
タイトル |
<抑制と均衡>のアメリカ政治外交 |
サブタイトル |
歴史・構造・プロセス |
シリーズ名 |
MINERVA人文・社会科学叢書 |
シリーズ番号 |
226 |
タイトルヨミ |
ヨクセイ ト キンコウ ノ アメリカ セイジ ガイコウ |
サブタイトルヨミ |
レキシ コウゾウ プロセス |
シリーズ名ヨミ |
ミネルヴァ ジンブン シャカイ カガク ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
226 |
人名 |
島村 直幸/著
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人名ヨミ |
シマムラ ナオユキ |
出版者・発行者 |
ミネルヴァ書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ミネルヴァ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2018.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
9,534,20p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-623-08296-4 |
ISBN |
4-623-08296-4 |
注記 |
文献:p431〜534 |
分類記号 |
319.53
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件名 |
アメリカ合衆国-対外関係
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内容紹介 |
なぜアメリカ外交は、国内政治要因に抑制されるのか。なぜ圧倒的なパワーを持つアメリカが同盟国から制約を受けるのか。国内政治、同盟内政治、帝国の論理に拘束されるアメリカ外交を多角的アプローチによって分析する。 |
著者紹介 |
1970年東京都生まれ。一橋大学大学院博士後期課程満期退学。杏林大学総合政策学部講師。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812209708 |
目次 |
序章 <抑制と均衡>のアメリカ政治外交 |
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一 アメリカ外交と国内政治の論理/二 アメリカ外交と同盟内政治の論理/三 アメリカ外交と帝国(と脱植民地化)の論理/四 本書の分析枠組み |
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第Ⅰ部 歴史 |
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第一章 「民主主義のディレンマ」とアメリカ政治外交 |
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一 トクヴィルの「民主主義のディレンマ」/二 議会による「抑制と均衡」の限界/三 「保守の時代」から「リベラルの時代」へ?/四 「変革」の歴史的な文脈/五 「保守とリベラル」を超えて |
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第二章 アメリカ政治外交の歴史 |
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一 伝統としての現実主義/二 理念外交と権力外交のハイブリッド/三 国際システムの変遷とアメリカ外交/四 オバマ外交の理想と現実主義/五 トランプ勝利の背景としての病理とリスク/六 「トランプ・ドクトリン」? |
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第三章 同盟とアメリカ外交の伝統 |
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一 錯綜した同盟への忌避感/二 孤立主義と単独主義の伝統/三 ウィルソンのリベラルな国際秩序構想/四 ローズヴェルトの戦後国際秩序構想/五 冷戦とアメリカの同盟 |
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第四章 アメリカと帝国、「帝国」としてのアメリカ |
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一 「帝国的共和国」としてのアメリカ/二 「自由の帝国」と反植民地主義/三 帝国主義世界体制の成立/四 帝国主義世界体制の揺らぎ/五 冷戦期の脱植民地化/六 「帝国」としてのアメリカ? |
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第Ⅱ部 構造 |
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第五章 アメリカ外交に見る「権力の共有」 |
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一 パシフィカス対ヘルビディアスの論争/二 アメリカ合衆国憲法による「権力の共有」/三 超党派構造と「創造的緊張」/四 議会の復権/五 上院から下院へのパワー・シフト? |
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第六章 アメリカ外交の政策決定過程 |
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一 「二レベル・ゲームズ」という視角と政策タイプ/二 政策決定過程の見取り図/三 議会と対外政策プロセス/四 議会における政策過程/五 冷戦後の議会における政策過程の変化 |
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第七章 現代アメリカの政党の変容 |
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一 アメリカの政党を見る眼/二 政党制の再編成/三 政党と権力/四 政党の変容/五 「イデオロギーの分極化」がもたらすものは何か? |
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第八章 同盟内政治の論理とアメリカ外交 |
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一 冷戦後同盟の変容/二 同盟と抑止・勢力均衡とは何か/三 冷戦史研究と同盟内政治の論理/四 同盟をめぐるディレンマ/五 同盟継続という選択 |
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第Ⅲ部 プロセス |
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第九章 英米の「特別な関係」の形成 |
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一 英米間の対立と協調/二 第二次世界大戦の勃発と英米協調の萌芽/三 「特別な関係」の形成/四 戦後国際秩序の形成へ/五 「特別な関係」と第二次世界大戦後の国際秩序 |
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第十章 英米の「特別な関係」の再構築とNATOの形成 |
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一 アメリカの同盟の特質/二 英米の「特別な関係」の冷却化/三 冷戦の開始がもたらした変化/四 ブリュッセル条約の締結と英米の「特別な関係」/五 英米の「特別な関係」とNATOの形成/六 「二重の封じ込め」と「招かれた帝国」 |
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第十一章 「差別的デタント」の脅威 |
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一 アメリカのデタント政策をいかに捉えるか/二 「差別的デタント」の論理/三 ニクソン政権のネガティブ・リンケージ/四 ニクソン政権のポジティブ・リンケージ/五 米独におけるデタント構想の比較 |
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第十二章 アメリカ議会の復権 |
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一 「議会の復権」?/二 戦争権限と議会の復権/三 軍備管理と議会の復権/四 対外援助と議会の復権/五 通商と議会の復権/六 国連予算・軍事予算・海外プレゼンス・予算統制と議会の復権/七 対等となる上院と下院 |
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第十三章 共和党多数議会の成立とクリントン外交 |
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一 二つの分水嶺/二 冷戦後のブッシュ・シニア外交とクリントン外交/三 共和党議会の政策イニシアティブ/四 「一九九六年問題」/五 『アメリカとの契約』とクリントン外交/六 冷戦後の大統領と議会の課題 |
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第十四章 二一世紀の日米同盟と中国の台頭 |
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一 冷戦後における日米同盟の強化/二 テロ後の日米同盟の強化/三 中国の台頭と海洋進出/四 オバマ政権の政策対応/五 安倍政権の政策対応/六 「牽制と抱擁」「統合と牽制」の両面政策の行方 |
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第十五章 米中間で「新型の大国関係」は可能か? |
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一 「新型の大国関係」とは何か/二 アメリカの両面政策と不吉な結末/三 時代遅れの大国間戦争と新たに台頭する大国間対立/四 米中対立の現場/五 米中「新型の大国関係」の可能性 |
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第十六章 二〇一六年大統領選挙とトランプ政権の誕生 |
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一 二〇一六年一一月の大統領選挙のプロセス/二 四つのサプライズ/三 変化か継続か?/四 大統領選挙(と議会選挙)の結果とトランプ勝利の要因/五 トランプ政権の人事構想/六 トランプ政権の早期の人事交替劇/七 トランプ政権の政策構想/八 トランプ政権の基本政策 |
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終章 トランプ以後の世界? |
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一 トランプ政権の対外政策の始動/二 トランプ外交とリベラルな国際秩序の行方?/三 変化と継続のアメリカ外交/四 トランプ政権の『国家安全保障戦略(NSS)』 |