書誌種別 |
図書 |
タイトル |
1850年のマルクスによる経済学研究の再出発 |
タイトルヨミ |
センハッピャクゴジュウネン ノ マルクス ニ ヨル ケイザイガク ケンキュウ ノ サイシュッパツ |
人名 |
橋本 直樹/著
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人名ヨミ |
ハシモト ナオキ |
出版者・発行者 |
八朔社
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出版者・発行者等ヨミ |
ハッサクシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2018.1 |
ページ数または枚数・巻数 |
221p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-86014-087-8 |
ISBN |
4-86014-087-8 |
分類記号 |
331.6
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件名 |
Marx Karl Heinrich
/
Engels Friedrich
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件名 |
マルクス カール・ハインリヒ
/
エンゲルス フリードリヒ
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内容紹介 |
1848年革命の退潮過程におけるマルクスとエンゲルスの活動にかんして、理論・運動・思想各側面から検討することを試みた書。各章に参考文献を掲載する。 |
著者紹介 |
1953年福島県生まれ。東北大学大学院経済学研究科博士課程退学。鹿児島大学法文学部教授(社会思想史ほか担当)。博士(経済学・東北大学)。著書に「『共産党宣言』普及史序説」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812184462 |
目次 |
第1章 マルクス/エンゲルスの諸活動(1849/50年) |
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Ⅰ 恐慌・革命の展望と錯綜する情勢観/Ⅱ 正確な情勢分析への努力と共産主義者同盟の分裂/Ⅲ 『評論』最終号収録諸論説-経済学研究の再出発と分離派批判 |
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第2章 「評論<1-2月>」「評論<3-4月>」と「『エコノミスト』覚え書」 |
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はじめに/Ⅰ 二つの「評論」と「覚え書」との対比/Ⅱ マルクスの『エコノミスト』利用/Ⅲ エンゲルス「序文」と「覚え書」/おわりに |
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第3章 「六月のよびかけ」の執筆者問題 |
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はじめに/Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ/おわりに |
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第4章 「ドイツ農民戦争」第Ⅳ章第2段落の意義とその背景 |
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はじめに/Ⅰ 「ドイツ農民戦争」第Ⅳ章第2段落の文脈とその内容/Ⅱ 当該段落の意義とそのような問題提起を許さぬ諸事情/Ⅲ 共産主義者同盟分離派の革命的冒険主義に対する批判/Ⅳ 「1853年4月12日付ワイデマイアー宛エンゲルスの手紙」-エンゲルス自身による「問題の提起」-/おわりに |
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第5章 J.G.エッカリウス「ロンドンにおける仕立て業」とマルクス |
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Ⅰ エッカリウス論文の内容/Ⅱ エッカリウス論文の意義/おわりに |
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第6章 「評論。5-10月」と「エヴァンズ抜粋」 |
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はじめに/Ⅰ 「評論。5-10月」と「エヴァンズ抜粋」との対応/Ⅱ エヴァンズ『商業恐慌』とマルクス/Ⅲ 「評論。5-10月」のエヴァンズ依拠と独自性/おわりに/<補論>用語「上部構造」が『エコノミスト』諸論説の使用例由来である可能性 |
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第7章 「評論。5-10月」と「エコノミスト抜粋」 |
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はじめに/Ⅰ 「ロンドン・ノート」第Ⅲ冊の組成と「エコノミスト抜粋」/Ⅱ 「評論。5-10月」第二部分と「エコノミスト抜粋」との対比/Ⅲ 「評論。5-10月」第二部分での『エコノミスト』利用とマルクス/エンゲルスの積極的主張 |
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第8章 ローラント・ダニエルス作成のマルクス蔵書目録(1850年) |
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Ⅰ/Ⅱ |
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第9章 レーニン『なにをなすべきか?』エピグラフ中の「党派闘争」の原義 |
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はじめに/Ⅰ 『亡命者偉人伝』執筆にさいしての「躊躇」/Ⅱ ラサールの手紙執筆の経緯/Ⅲ ラサールの「党派闘争」の含意/おわりに |
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第10章 「1852年6月24日付マルクス宛ラサールの手紙」の初出について |