書誌種別 |
図書 |
タイトル |
学びの発見 |
サブタイトル |
国際教育協力論考 |
並列タイトル |
To Inquire into Substance of Education:A Study of International Collaboration in Education |
タイトルヨミ |
マナビ ノ ハッケン |
サブタイトルヨミ |
コクサイ キョウイク キョウリョク ロンコウ |
人名 |
内海 成治/著
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人名ヨミ |
ウツミ セイジ |
出版者・発行者 |
ナカニシヤ出版
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出版者・発行者等ヨミ |
ナカニシヤ シュッパン |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2017.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
13,408p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3300 |
ISBN |
978-4-7795-1148-6 |
ISBN |
4-7795-1148-6 |
注記 |
文献:p361〜370 |
分類記号 |
370
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件名 |
教育
/
発展途上国
/
国際協力
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内容紹介 |
ケニア、アフガニスタン、ウガンダ、東ティモール、南スーダン…。国際教育協力を仕事として35年の著者が、困難な状況下でも「学び」を志す現地の子どもや保護者と向き合うなかで得た、経験と発見のすべてを記す。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812121479 |
目次 |
序章 国際教育協力三五年 |
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はじめに/1 大学まで/2 大学と就職/3 国際協力との出会い/4 国際協力事業団(JICA)/5 文部省と大阪大学/6 ケニアでの調査/7 アフガニスタン復興支援/8 国際緊急人道支援/おわりに |
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第Ⅰ部 伝統的社会と近代教育の位相 |
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第1章 アフリカ教育調査考 |
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はじめに/1 ナイロビにて/2 アウグスト・クローグの原則/3 アフリカの教育について/4 なぜマサイなのか/5 マサイの小学校調査/6 とりあえずの結論 |
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第2章 二〇〇〇年のケニア・ナロック調査報告 |
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はじめに/1 調査の背景/2 調査手法/3 調査地域/4 調査結果と考察/5 今後の課題 |
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第3章 伝統的社会における近代教育の意味 |
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はじめに/1 遊牧民とその教育/2 調査地域と「小さい学校」/3 イルキーク・アレ小学校/4 フローダイアグラムの作成/5 個別生徒フローダイアグラム/6 三つのグループ/7 二人の女子生徒のこと/8 伝統的社会における近代教育システムの役割/おわりに |
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第4章 マサイの学校選択の要因分析 |
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はじめに/1 GPSとは/2 GPSによる調査方法/3 調査結果/4 考察と課題/おわりに |
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第5章 マサイの少女、ジョイスとの出会い |
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はじめに/1 オラシティ小学校/2 ボマにて/3 ジョイスとの再会/4 その後のジョイス/5 近代教育システムとは何か |
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第6章 スワヒリ社会における近代教育の変容 |
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はじめに/1 ケニアの教育/2 ラムの概要と教育/3 調査地キプンガニ集落/4 キプンガニ小学校/5 キプンガニ小学校の進級構造/6 キプンガニ小学校の生徒の民族構成および居住地/7 キプンガニ小学校の変化と課題/8 グローバル社会における教育の課題/9 グローバル社会における国際教育協力の課題 |
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第Ⅱ部 紛争後の国への教育支援 |
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第7章 アフガニスタン教育支援 |
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はじめに/1 アフガニスタンの教育の現状/2 教育協力の枠組みとシステム/3 日本の教育支援の方針/4 アフガニスタン支援における日本の対応/5 アフガニスタン支援の特徴/6 今後の日本のODAへのインプリケーション/7 現在の日本のODAの動向と今後の課題 |
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第8章 変容する社会と国際協力の課題 |
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はじめに/1 変わる世界/2 変容する社会と国際協力/おわりに |
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第9章 ポストコンフリクト教育支援のためのディスコース |
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はじめに/1 カブールに行く/2 二〇〇二年の教育の状況/3 バーミヤンでの調査/4 紛争後の国の教育の特徴/5 緊急復興教育支援のあり方/6 日本の役割/質疑応答 |
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第Ⅲ部 新しい国際協力への挑戦 |
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第10章 ウガンダの教育改革と支援 |
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はじめに/1 出張の背景と目的/2 ウガンダの概要/3 ウガンダの教育の課題/4 二〇〇〇年のレビューに参加した印象/5 草の根無償資金協力による小学校建設/6 小学校訪問/7 ウガンダの授業の特徴/おわりに |
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第11章 北部ウガンダにおける国内避難民の帰還 |
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はじめに/1 ウガンダの概要と北部ウガンダ紛争の経緯/2 北部ウガンダの国内避難民/3 IDPへの日本の支援/4 IDPの現地調査/5 出身村の状況/6 まとめと今後の課題 |
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第12章 東ティモールにおけるコーヒーのフェアトレード |
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はじめに/1 フェアトレードとは/2 コーヒーとフェアトレード/3 東ティモールでの現地調査/4 東ティモールのコーヒー生産/5 ピース・ウィンズ・ジャパンの取り組み/6 フェアトレードと国際協力 |
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第13章 東ティモールでのトイレ支援 |
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はじめに/1 CSR(企業の社会的責任)とは何か/2 ネピア「千のトイレプロジェクト」/3 東ティモールについて/4 トイレプロジェクトの現地調査/5 トイレを見る/6 ネピアへのインタビュー/7 CSRの課題 |
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第Ⅳ部 フィールドワークをめぐって |
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第14章 フィールドワーク雑感 |
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泉靖一のフィールドワーク/二〇一一年の出来事/熱中症体験記/東ティモール調査雑記 |
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第15章 フィールドワークからの学び |
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フィールドワークとは/文化とどう向き合うか |
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第Ⅴ部 国際協力のディスコース |
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第16章 国際協力をめぐって |
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若い命の無念を何かの形に/国際協力の現場/国際協力の意味 |
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第17章 国際教育協力をめぐって |
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国際教育協力事始/国際教育協力の変化と課題/理数科分野の教育協力の意義と課題 |
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第18章 忘れざる記 |
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鰺坂二夫先生/池田寛先生のモンゴルへの夢/豊田俊雄先生の思い出/村井吉敬さんのこと/書評 村井吉敬著『インドネシア・スンダ世界に暮らす』岩波現代文庫 |