書誌種別 |
図書 |
タイトル |
正当性(レジティマシー)の社会心理学 |
サブタイトル |
海と草原と基地が問う「社会的決定の権利」 |
シリーズ名 |
関西学院大学研究叢書 |
シリーズ番号 |
第188編 |
タイトルヨミ |
レジティマシー ノ シャカイ シンリガク |
サブタイトルヨミ |
ウミ ト ソウゲン ト キチ ガ トウ シャカイテキ ケッテイ ノ ケンリ |
シリーズ名ヨミ |
カンセイ ガクイン ダイガク ケンキュウ ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
188 |
人名 |
野波 寛/著
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人名ヨミ |
ノナミ ヒロシ |
出版者・発行者 |
ナカニシヤ出版
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出版者・発行者等ヨミ |
ナカニシヤ シュッパン |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2017.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
4,172p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5600 |
ISBN |
978-4-7795-1132-5 |
ISBN |
4-7795-1132-5 |
注記 |
文献:p159〜166 |
分類記号 |
361.4
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件名 |
社会心理学
/
社会道徳
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内容紹介 |
「権利の正当性」について分析した本。海や牧草地などのコモンズ、軍事基地や地層処分場といった公共施設を取り上げ、これらの管理権や決定権をめぐって多様なアクター間に発生する正当性の相互評価を検証する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812098092 |
目次 |
第1章 社会的決定を行う権利とその根拠:正当性について考える |
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1-1 決定権は誰が持つべきか?:ギリシャ発,世界が震えた3日間/1-2 正当性とは:誰にどんな根拠から権利を承認すべきか/1-3 アクター間で正当性の相互評価の不一致が焦点化するとき |
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第2章 海を守る権利:沖縄県の赤土流出をめぐる正当性 |
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2-1 海を守るのは誰か:沖縄県における赤土流出問題の構造/2-2 正当性を規定する認知的基盤の曖昧さ:宜野座村の事例/2-3 海の守り人と承認された人々の2つの柱:恩納村の事例/2-4 規則で権利を定める,その当たり前に潜む落とし穴 |
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第3章 草原は誰のものか:内モンゴル自治区における牧草地の管理をめぐる正当性 |
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3-1 草原の果てなき頃から生態移民政策まで/3-2 草原の守り人は誰であるべきか/3-3 草原の価値評価が正当性の判断を左右する/3-4 消極的当事者主義を防ぐ重要性 |
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第4章 軍事基地と廃棄物処理場:迷惑施設をめぐる正当性 |
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4-1 みんなに笑顔,誰かに涙,NIMBY問題の難しさ/4-2 米軍基地の政策は誰が決定すべきか/4-3 とりあえず「地元が決めればいい」,消極的当事者主義を変える情報とは |
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第5章 自他の正当性を判断する模擬体験:トレーニング・ツールとしての“誰がなぜゲーム” |
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5-1 “誰がなぜゲーム”で正当性の相互評価構造を実験室に再現する/5-2 操作性を高めた改訂版“誰がなぜゲームVer.2(WWG Ⅱ)”/5-3 地層処分場を焦点とした“WWG Ⅱ/NIMBY版”/5-4 WWGおよびWWG Ⅱの有用性 |
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第6章 正当性の枠組みを通して見えるもの:多数者が参加することの意義 |
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6-1 多数者の参加機会を作る重要性:関心は敬意の手がかり/6-2 正当性の抑制がコミュニティを破壊する/6-3 正当性理論の限界性と有効性 |