検索結果資料の内容

ご利用の地域の図書館が所蔵している場合、そちらの方が早く借りられることもあります。
また、ご利用の地域の図書館に申し込み、県立図書館の資料を取り寄せることもできます。
岡山県図書館横断検索


この資料の情報へのリンク:

蔵書情報

この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。

所蔵数 1 在庫数 1 予約数 0

資料の状態

各蔵書資料に関する詳細情報です。

No. 資料番号 資料種別 請求記号 配架場所 状態 貸出
1 0013526694図書一般930.29/ワタ16/1F人文貸出可 

この資料に対する操作

カートに入れる を押すと この資料を 予約する候補として予約カートに追加します。

いますぐ予約する を押すと 認証後この資料をすぐに予約します。

この資料に対する操作

電子書籍を読むを押すと 電子図書館に移動しこの資料の電子書籍を読むことができます。


登録するリストログインメモ


書誌情報サマリ

タイトル

楽園に死す

人名 渡邉 克昭/著
人名ヨミ ワタナベ カツアキ
出版者・発行者 大阪大学出版会
出版年月 2016.1


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 楽園に死す
サブタイトル アメリカ的想像力と<死>のアポリア
タイトルヨミ ラクエン ニ シス
サブタイトルヨミ アメリカテキ ソウゾウリョク ト シ ノ アポリア
人名 渡邉 克昭/著
人名ヨミ ワタナベ カツアキ
出版者・発行者 大阪大学出版会
出版者・発行者等ヨミ オオサカ ダイガク シュッパンカイ
出版地・発行地 吹田
出版・発行年月 2016.1
ページ数または枚数・巻数 13,494,52p
大きさ 22cm
価格 ¥7100
ISBN 978-4-87259-509-3
ISBN 4-87259-509-3
注記 文献:巻末p21〜52
分類記号 930.29
件名 アメリカ文学生と死
内容紹介 ソール・ベロー、ジョン・バースら現代アメリカ作家たちが楽園に埋もれた<死>のアポリアとどのように向き合い、そこからいかなるテクストを紡いできたか、<死>をめぐるアメリカ的想像力のしなやかな応答を浮き彫りにする。
著者紹介 1958年京都府生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。同大学大学院言語文化研究科教授。専門はポストモダン・アメリカ文学・文化。共著に「災害の物語学」など。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009811995192
目次 はじめに <死>をめぐるアポリア-「共和国の亡霊」
序章 開かない扉、届かない手紙
宙吊りにされる<死>-ヘミングウェイとベロー/不可能な喪-「半喪」の詩学/メタフィクショナルな亡霊の旅-<死>の郵便空間/呼び交わす巨匠たち-ベローとデリーロ/シミュラークルと反復のアウラ/<死>の「アンダーワールド」/時の深淵-失われたアリアドネの糸
Ⅰ 喪服の似合うベロー
第一章 この<死>を摑め-『この日を摑め』のパルマコン、タムキン
タムキンの謎/歪なパートナーシップ/はじめの贈与/死の接吻-「貨幣」と暴力/<死>の贈与/「忘却の狂気」-永遠のフォーリングマン
第二章 老人をして死者を葬らせよ-『サムラー氏の惑星』における「盲者の記憶」
老いの風景/既視感としての<死>-内なる他界/惑星の「向こう側」-神の陰影/虚栄の市、ニューヨーク/亡霊の横顔/「半喪」の祈り-漂流するカッディーシュ
第三章 贈与の死、<死>の贈与-蘇る『フンボルトの贈り物』
贈与のエコノミー/フンボルトの死/義兄弟の契り-マモン・ミューズ・名声/消尽される富-友愛のポトラッチ/死者の「歓待」/マドリッドに死す/蘇る「約束手形」
第四章 「重ね書き」される身体-『学生部長の一二月』における喪のエクリチュール
三つのトポス/女たちの館-独房としての小部屋/遠景のシカゴ/死のリハーサル-冥府への通路/不可能な通過-照応し合うドーム
Ⅱ メタフィクショナルな「亡霊」の旅-バース、パワーズ、エリクソン
第五章 「神話」仕掛けのアダム-楽園の『旅路の果て』
『水上オペラ』から『旅路の果て』へ/小人の「ホーナー」/「神話療法」-振り付けの旅の始まり/モーガン夫婦の失楽園/ドクターが現れるまで/イブの堕胎
第六章 <不死>の迷宮にて-「夜の海の旅」から『びっくりハウスの迷い子』へ
「七」の迷宮/アポリアとしての『夜の海の旅』/<旅>の瞑想、迷走の<旅>/楽園の向こう側-愛を囁く球体/転移する<旅>物語-アメリカン・アダムの憂鬱/さまよえる葡萄酒甕-自らに回帰する物語/「死記」の旅
第七章 複製という名の「亡霊」-<死>の『舞踏会へ向かう三人の農夫』
途中下車/ザンダーと時代の振り子/見返す被写体、書き換えられる自伝/複製された亡霊とその「仲間」たち/「私は可能性に住む」/フォードの遅配された贈り物
第八章 ホブズタウンより愛をこめて-『囚人のジレンマ』における「爆心地」への旅
三つのナラティヴ/バイオ・ポリティクスの「移動標的」/ニューヨーク万博と<進歩>病/ホブズタウンという名の牢獄/「監獄製のワールド・ワールド」/パルマコンとしての<フェアリー・ダスト>/「零からもう一度はじめよう」/散種されるフェアリー・ダスト・メモリー
第九章 Zの悲劇-浮浪者の『黒い時計の旅』
歴史の亡霊としての浮浪者/総統/引き裂かれた二〇世紀/舟守の誕生-出産/配達された命/踊るデーニア、スピンする歴史/幽霊たちの記憶のアーカイヴ
Ⅲ デリーロと「スペクタクルの日常」
第十章 広告の詩学/死学-差異と反復の『アメリカーナ』
既視感としての未来/広告のモノたちの国で-三人称への跳躍/「生きながらの死」/「反イメージ」としての「生/死の断面」/再び「二〇秒間のアート・フィルム」/冷戦ナラティヴと広告の詩学/死学
第十一章 <死>がメディアと交わるところ-ノイズから『ホワイト・ノイズ』へ
「ノイズ」としての<死>/「ポストモダン・ヒトラー」-ナチの崇高美学へのノスタルジア/呪文と反復の美学/転倒した祝祭-「ホワイト・ノイズの祭典」/銃弾と錠剤-「ホワイト・ノイズ」の詩学/死学/日はまた沈む、「ポストモダン・サンセット」
第十二章 シミュラークルの暗殺-『リブラ』の「亡霊」、オズワルド
「ポストモダン・オズワルド」/消費文化に秘められた暴力/増殖する分身、増殖する自意識/「槍騎兵」と「対象」/ディーリー広場にて-レンズ越しの「JFK」/反転する銃口/亡霊と見交わす眼差し
第十三章 内破する未来へようこそ-九・一一・『マオⅡ』・「コークⅡ」
「崩れ落ちた未来にて」/「群衆」の誕生/(脱)神話化の身振りとしての肖像写真/異国にて死す/アウラのゆくえ/女性たちに託された物語/「コークⅡ」-ベイルートの袋小路にて
Ⅳ 逆光のアメリカン・サブライム
第十四章 廃物のアウラと世紀末-封じ込められざる冷戦の『アンダーワールド』
ノスタルジアとしての冷戦/廃棄物の司祭/異化される冷戦-ジャンク・アーティストたちの試み/冷戦仕掛けのオレンジ/逆光のアメリカン・サブライム/新世紀への祈り
第十五章 蘇る標的-「撃つ/写す」の『アンダーワールド』
アメリカの神話と銃/テクストを貫通する銃弾/ザプルーダー博物館にて-脱/再魔術化されるフィルム/「左手のための挽歌」-テキサス・ハイウェイ・キラーの「アンダーワールド」/神話のスパイラルからの脱却
第十六章 敗北の「鬼」を抱きしめて-『アンダーワールド』における名づけのアポリア
二つの「ボール」/路地裏の「鬼」/名づけのアポリア/「踏上へ」-「幽霊」の開かれた名前
Ⅴ <死>の時間、時間の<死>
第十七章 喪の身体-『ボディ・アーティスト』における時と消滅の技法
女性アーティストの系譜/「ボディ・コズモス」の変容/零度の身体とメディア/「屋根裏の狂女」の誕生/時の異邦人/攪乱的反復実践としての『ボディ・タイム』
第十八章 「崇高」という病-「享楽」の『コズモポリス』横断
<死>への長い旅路/「ポストモダンの崇高」と表象のアポリア/「崇高なイデオロギーの対象」としてのサイバー資本/「鼠」、または<現実界>の「仮想化しきれない残余」/「享楽」のボディ・ポリティックス/旅路の果ての「亡霊」
第十九章 九・一一と「灰」のエクリチュール-『フォーリングマン』における“nots”の亡霊
『コズモポリス』から『フォーリングマン』へ/「喪」のアポリア/幻想としての「タワー」/宙ぶらりんの男-“nots”の「焦げ穴」/反重力の虹-天翔ける屍衣
第二十章 時の砂漠-惑星思考の『ポイント・オメガ』
∞の詩学/リチャード・エルスターとイラク戦争/砂漢のパースペクティヴ/「深遠な時間」-進化と破減のループ/「石」への回帰-「濫喩」としての終焉/「オメガ・ポイント」から「ポイント・オメガ」へ/『二四時間サイコ』-光の微塵と惑星の時間
終章 シネマの旅路の果て-「もの食わぬ人」における「時間イメージ」
デリーロ版『ナイン・ストーリーズ』/破綻するシネマの地図作成法/シネマの亡霊、「もの食わぬ人」/「時間イメージ」のアポリア/第三の時間/シネマ・ロード・ナラティヴ/<繫ぎ間違い>のシネマ空間/宙吊りの世界、未知の身体
結論 楽園のこちら側-<死>が滞留するところ



目次


内容細目

関連資料

この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。

930.29 930.29
アメリカ文学 生と死
もどる

本文はここまでです。


ページの終わりです。