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書誌情報サマリ

タイトル

福祉の経済哲学

人名 後藤 玲子/著
人名ヨミ ゴトウ レイコ
出版者・発行者 ミネルヴァ書房
出版年月 2015.7


書誌詳細

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書誌種別 図書
タイトル 福祉の経済哲学
サブタイトル 個人・制度・公共性
並列タイトル Economics and Philosophy of Well‐being:Individual,Institution and Publicness
タイトルヨミ フクシ ノ ケイザイ テツガク
サブタイトルヨミ コジン セイド コウキョウセイ
人名 後藤 玲子/著
人名ヨミ ゴトウ レイコ
出版者・発行者 ミネルヴァ書房
出版者・発行者等ヨミ ミネルヴァ ショボウ
出版地・発行地 京都
出版・発行年月 2015.7
ページ数または枚数・巻数 14,392p
大きさ 22cm
価格 ¥4500
ISBN 978-4-623-07145-6
ISBN 4-623-07145-6
注記 文献:p355〜379
分類記号 331.1
件名 経済哲学社会福祉
内容紹介 福祉学と経済学の視点を交差させながら、福祉の理論的基盤と経済学の新たな方法を探る。福祉の思想と制度、社会的選択手続きの分析を通して、経済学的思考の可能性と拡がりを展望する。
著者紹介 1958年新潟県生まれ。一橋大学経済研究所教授(経済哲学専攻)。著書に「正義の経済哲学」など。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009811926767
目次 序章 福祉と経済学,そして哲学
1 個人の選択と自己責任/2 福祉と戦争/3 推論と常識/4 世界への気遣いと経済学/5 本書の基礎概念
第Ⅰ部 福祉の比較理論分析
導論 規範理論の分析視座
第1章 リベラリズムとコミュニタリアニズム
1 個人内分配と個人間分配の相違/2 リスクの前で対称的な個々人への「等しい尊重と配慮」/3 異なる境遇の個々人への「等しい尊重と配慮」/4 相互性の諸観念/5 ルールの制定・受容に関する相互性/6 個人の統一的な価値をとらえる評価の仕組み/7 社会保障制度の規範的分析における展望
第2章 正義とケア
1 正義とケアという2つの観点/2 基本的枠組み/3 個人の公共的判断とは/4 正義とケアの観点の切り結び/5 ケアと依存性/6 正義と主体性/7 当事者・主体・共同性
第3章 リスクに抗する福祉とは
1 リスクと社会階層構造/2 観点としてのリスク/3 リスクの個人化/4 アリストテレスの正義と衡平性/5 不当性を伴う経済的給付/6 カテゴリー別給付の意味/7 基礎的機会の保障/8 福祉国家のヴァリエーション/9 制度と規範意識
補論1 善と正義
第Ⅱ部 福祉制度の経済分析
導論 福祉制度の分析視座
第4章 「財産所有民主主義」システム
1 公理的アプローチに基づく比較制度分析/2 基本モデル/3 福祉国家のヴァリエーション/4 福祉国家を支える諸規範理論と評価軸/5 政治的リベラリズムと潜在能力アプローチ/6 「財産所有民主主義」システムの構想/7 公正概念再考/8 損失補塡と基本財保障
第5章 市場の論理と福祉制度
1 経済体制と規範理論/2 所得政策と福祉政策/3 市場を補完する所得政策/4 アダム・スミス「見えざる手」の再解釈/5 匿名性・効率性・衡平性,そして市民的自由/6 市場の失敗と政府の失敗/7 不釣り合いを支える規範と労働インセンティブ/8 選好の内生的変化と市場/9 福祉の思想
第6章 公的扶助の財政と就労インセンティブ
1 福祉制度と財政構造/2 現代日本の所得保障制度の概観/3 日本の生活保護制度/4 NITモデルとアメリカ・フランスの低所得者政策/5 ミニマム福祉保障再考/6 制度の構想/7 就労意欲を支える公共的相互性/8 価値の多元性とミニマム
補論2 福祉と経済成長
第Ⅲ部 潜在能力アプローチと福祉の社会的選択
導論 セン経済学の誕生
第7章 自立の社会的基盤と公的扶助
1 独立と自尊/2 自立の社会的基盤再考/3 個人の選択したこと,しなかったことの意味/4 自立の実質的機会の保障について/5 自立支援政策の問題/6 個人と公的扶助
第8章 政治的リベラリズムを越える論理と制度
1 フェミニズムの視点と制度化の論理/2 制度化批判に伴いがちな4つの論理的盲点/3 支配と依存,そして自由/4 暴力的に介入されない自由と能力/5 暴力の介入の不在を保障する施策/6 J.S.ミルとM.ヌスバウムの議論から/7 「特権性」に関する等しい承認プロセス/8 個別・特殊間の整合性
第9章 社会的排除・基本的福祉の保障
1 集合間の布置と社会的排除/2 内外関係のもたらす不利性/3 潜在能力貧困と社会的排除/4 公共的経済支援政策の範囲と実行可能性/5 社会的選択手続きの枠組み/6 公共的経済支援政策の社会的選択手続きモデル/7 社会的選択手続きに課す規範的諸条件/8 社会的排除と責任
補論3 リベラリズムの数理的定式化
第Ⅳ部 福祉の政治経済学
導論 アロー,ロールズ,そしてセン
第10章 多元的民主主義と公共性
1 ロールズとセンのパースペクティブ/2 ロールズ正義理論の要諦/3 ロールズ正義理論に対するセンの批判/4 <社会>か多元的集合体かというセンの批判/5 複数の集団にまたがる個人の自己統合化/6 公共的熟議と必要の発見/7 社会的参加と社会的排除あるいは包含
第11章 民主主義の沈黙
1 非決定性の論理と構造/2 集合的決定と手続き的正義/3 パレート条件の十分性の検討/4 パレート条件の必要性/5 多数決ルールの合理性/6 ポジション配慮的選択手続きの可能性/7 民主主義の限界と可能性
第12章 差異の平等
1 センによるロールズ正義「理論」批判/2 平等をめぐるロールズ-セン論争/3 厚生経済学と「公正としての正義」構想の内的整合性/4 非完備性とロールズ格差原理への潜在能力アプローチ/5 ロールズ正義理論の方法的枠組みの拡張可能性/6 社会ルールの客体としての個々人に関する非対称的扱い/7 社会ルールの主体としての個々人に関する非対称的扱い/8 「公正としての正義」の向こうへ
補論4 現代正義論と支援の思想
終章 自由への規範としての制度
1 福祉サービスの平等と差異化/2 差異と平等規範/3 福祉と資本



目次


内容細目

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後藤 玲子
331.1 331.1
経済哲学 社会福祉
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