書誌種別 |
図書 |
タイトル |
非行少年の立ち直り支援 |
サブタイトル |
「自己疎外・家庭内疎外」と「社会的排除」からの回復 |
タイトルヨミ |
ヒコウ ショウネン ノ タチナオリ シエン |
サブタイトルヨミ |
ジコ ソガイ カテイナイ ソガイ ト シャカイテキ ハイジョ カラ ノ カイフク |
人名 |
廣井 いずみ/著
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人名ヨミ |
ヒロイ イズミ |
出版者・発行者 |
金剛出版
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出版者・発行者等ヨミ |
コンゴウ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2015.6 |
ページ数または枚数・巻数 |
197p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3400 |
ISBN |
978-4-7724-1429-6 |
ISBN |
4-7724-1429-6 |
分類記号 |
368.71
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件名 |
青少年問題
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内容紹介 |
長年、家庭裁判所調査官として少年事件に関わってきた著者による、非行少年の立ち直り支援への提言。社会的排除等の視点から、少年・家族と社会の関係性の欠如を考察し、「人を組み入れた立ち直り支援モデル」を提唱する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811916711 |
目次 |
序章 本書の目的・論文の構成・用語の定義 |
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第1節 問題の所在と研究の目的/第2節 本書で使用する用語の定義 |
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第Ⅰ部 社会の中での立ち直り支援に関する現状の司法・矯正システムにおける課題 |
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第1章 少年の側から見た現状の司法・矯正システムの課題 |
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第1節 データ提示/第2節 内容分析/第3節 考察 |
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第2章 社会の側から見た現状の司法・矯正システムの課題 |
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第1節 公的なデータに見られる人々の非行観/第2節 非行少年に対する類型的捉え方と排除感情/第3節 都市化社会と非行少年に対する深層部分での排除意識/第4節 排除型社会における非行少年の捉え方/第5節 排除型社会と司法・矯正システムの課題 |
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第Ⅱ部 自己疎外・家庭内疎外と社会的排除の連鎖による非行化過程の理解 |
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第3章 青年期における自己疎外と非行 |
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第1節 親からの分離過程と疎外/第2節 「居場所」-非行理解から立ち直り支援へ/第3節 事例提示(事例A)/第4節 事例理解/第5節 考察 |
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第4章 家庭内疎外としてのネグレクトと非行 |
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第1節 非行の背景因としてのネグレクト/第2節 事例提示(事例B)/第3節 事例理解/第4節 考察 |
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第5章 自己疎外・家庭内疎外と社会的排除による非行化の過程 |
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第1節 本章の目的/第2節 調査Ⅰ 環境調整命令事例にみる少年・家庭・コミュニティの関係/第3節 調査Ⅱ 環境調整命令事例にみる養育状況の変遷/第4節 考察 |
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第Ⅲ部 社会の中での立ち直り支援とは |
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第6章 個人療法的視点からの立ち直り支援 |
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第1節 A事例からの検討/第2節 B事例からの検討 |
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第7章 非行の親支援 |
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第1節 本章の目的/第2節 調査方法/第3節 調査結果/第4節 考察/第5節 本章の限界 |
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終章 非行少年の立ち直り支援 |
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第1節 少年の視点に立つ統合型立ち直り支援の必要性/第2節 統合型立ち直り支援の鍵概念/第3節 支援の三概念から導かれる立ち直り支援のあり方-処遇終了後の先へとつなぐ支援 |