書誌種別 |
図書 |
タイトル |
近世武家社会における待遇表現体系の研究 |
サブタイトル |
桑名藩下級武士による『桑名日記』を例として |
シリーズ名 |
研究叢書 |
シリーズ番号 |
451 |
タイトルヨミ |
キンセイ ブケ シャカイ ニ オケル タイグウ ヒョウゲン タイケイ ノ ケンキュウ |
サブタイトルヨミ |
クワナハン カキュウ ブシ ニ ヨル クワナ ニッキ オ レイ ト シテ |
シリーズ名ヨミ |
ケンキュウ ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
451 |
人名 |
佐藤 志帆子/著
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人名ヨミ |
サトウ シホコ |
出版者・発行者 |
和泉書院
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出版者・発行者等ヨミ |
イズミ ショイン |
出版地・発行地 |
大阪 |
出版・発行年月 |
2014.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
14,328p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-7576-0723-1 |
ISBN |
4-7576-0723-1 |
注記 |
文献:p321〜324 |
分類記号 |
815.8
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件名 |
日本語-敬語-歴史
/
武士
/
桑名日記
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件名 |
渡部 政通
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件名 |
ワタナベ マサミチ
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内容紹介 |
近世末期桑名藩の下級武士によって書かれた10年に及ぶ武家日記「桑名日記」と、藩周辺の歴史史料を読み解き、武家社会の待遇表現の運用実態を体系的に捉えた書。 |
著者紹介 |
1982年札幌市生まれ。東北大学大学院文学研究科(国語学専攻)博士後期課程修了。佐賀大学文化教育学部講師。博士(文学)。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811854804 |
目次 |
序章 研究の目的と方法 |
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1.本書の目的と方法/2.近世武家社会における待遇表現体系についての先行研究/3.本書の構成 |
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第1部 『桑名日記』と近世末期桑名藩の下級武士とその家族 |
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第1章 『桑名日記』と桑名藩に残る歴史史料 |
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1.本章の目的/2.言語資料としての『桑名日記』の価値/3.桑名藩に残る歴史史料/4.まとめ |
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第2章 『桑名日記』に登場する藩士とその家族の属性 |
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1.本章の目的/2.平太夫からみた『桑名日記』に登場する藩士とその家族/3.待遇表現の使い分けに関わる登場人物の属性/4.本書での分析に登場する藩士とその家族の属性 |
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第3章 近世末期桑名藩の下級武士とその家族の生活 |
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1.本章の目的/2.渡部平太夫の一日/3.下級武士とその家族の生活 |
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第2部 『桑名日記』にみる近世末期桑名藩の下級武士とその家族の待遇表現 |
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第4章 「来ル」を意味する尊敬語 |
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1.本章の目的/2.分析対象/3.「来ル」を意味する尊敬語の運用実態/4.まとめ |
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第5章 命令形による命令表現 |
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1.本章の目的/2.分析対象/3.命令形による命令表現の運用実態/4.まとめ |
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第6章 授受補助動詞クレル類命令形による働きかけの表現 |
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1.本章の目的/2.分析対象/3.授受補助動詞クレル類命令形による働きかけの表現の運用実態/4.まとめ |
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第7章 述部待遇表現形式の体系間における待遇価値の異同 |
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1.本章の目的/2.授受補助動詞クレル類命令形を含まない形式と含む形式の待遇価値の異同/3.「来ル」を意味する尊敬語の待遇価値/4.まとめ |
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第8章 人称代名詞 |
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1.本章の目的/2.分析対象/3.自称代名詞/4.対称代名詞/5.人称代名詞と述部待遇表現形式の対応関係/6.『桑名日記』における人称代名詞の特徴 |
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第3部 近世末期桑名藩の下級武士とその家族の待遇表現体系の性格をめぐって |
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第9章 第三者待遇表現の運用上の特質 |
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1.本章の目的/2.分析対象/3.第三者待遇として用いられる尊敬の述部待遇表現形式の運用実態/4.第三者待遇表現の運用上の特質/5.第三者待遇表現からみた家庭内での会話場面における待遇表現の性格/6.まとめ |
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第10章 待遇表現の使い分けに関わる場面の内実 |
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1.本章の目的/2.場面とは何か/3.分析対象/4.待遇表現の使い分けに関わる場面の内実/5.まとめ |
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第11章 体系分化の方向性と社会構造との相関からみた待遇表現体系の性格 |
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1.本章の目的/2.体系分化の方向性からみた待遇表現体系の二種/3.α体系とβ体系が運用される社会のあり方/4.体系分化の方向性と社会構造との相関からみたα体系とβ体系/5.日本語諸方言にみられる二種の待遇表現体系/6.待遇表現の歴史的変遷との関わりからみた二種の待遇表現体系/7.まとめ |
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第12章 近世末期桑名藩の下級武士とその家族の武家のことばとしての待遇表現体系 |
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1.本章の目的/2.本書のまとめ/3.近世末期桑名藩における武家のことばとしての待遇表現体系/4.従来の研究において武家のことばとされてきた待遇表現の位置づけ/5.使用者からみたX体系・α体系・β体系の位置づけ/6.ひとつの地域社会に複数の体系が併存していることの意味/7.おわりに |
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終章 近世語研究への展望 |