書誌種別 |
図書 |
タイトル |
「再」取得学歴を問う |
サブタイトル |
専門職大学院の教育と学習 |
タイトルヨミ |
サイシュトク ガクレキ オ トウ |
サブタイトルヨミ |
センモンショク ダイガクイン ノ キョウイク ト ガクシュウ |
人名 |
吉田 文/編著
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人名ヨミ |
ヨシダ アヤ |
出版者・発行者 |
東信堂
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出版者・発行者等ヨミ |
トウシンドウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2014.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
4,239p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-7989-1243-1 |
ISBN |
4-7989-1243-1 |
分類記号 |
377.21
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件名 |
大学院
/
専門職
/
学生
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内容紹介 |
大学院で学歴を再取得する就業経験者は、就業未経験の大学院学習者と比べ、学習への意識や成果、大学や社会での評価にどのような差異があるのか。主要5領域の専門職大学院における調査に基づき考察する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811837123 |
目次 |
序章 本書のねらいと分析の視点 |
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1.本書のねらい/2.先行研究の検討/3.分析の視点とデータ/4.本書の構成 |
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第Ⅰ部 流動モデルの効果 |
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第1章 専門職大学院に通う学生のプロフィール |
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1.性別・年齢別分布/2.家族構成/3.高校・大学時代/4.現在の状況/5.おわりに |
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第2章 学知と就業経験の相乗効果を目指す経営系 |
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1.問題の設定/2.学習成果/3.学部での学習経験/4.大学院における学習実態/5.就労経験と再学習 |
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第3章 職業資格取得に葛藤する法科 |
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1.問題の設定とデータの説明/2.法科大学院在学者のプロフィールと大学院教育の効果/3.効果をもたらす要因/4.まとめと考察 |
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第4章 伝統的大学構造の桎梏をもつ法科 |
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1.問題の設定:法科大学院に満足しているのか?/2.満足度・力量形成・教育条件に関する意識/3.満足度を左右する構造的要因/4.おわりに |
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第5章 学歴取得の意味に惑うIT・コンテンツ系 |
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1.大学院での学業への取り組み・将来展望について/2.進学先への印象・満足度も…低い/3.進路希望/4.経済状況・家庭の状況・理解/5.大学院入学以前の学習経験・能力獲得状況/6.受験準備・志望・入学目的など/7.院生から見たIT・コンテンツ系専門職大学院の組織特性/8.おわりに |
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第6章 資格か経験かが問われる教職 |
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1.問題の設定/2.獲得・向上した知識・技能・能力/3.知識・技能・能力の向上に影響を与える要因/4.学部卒業段階での知識・能力・技能の獲得に影響を与える要因/5.まとめと考察 |
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第Ⅱ部 流動モデルの内部分化 |
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第7章 「中小企業の経営層」という新顧客に開かれた経営系 |
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1.姿がみえない経営系専門職大学院/2.社会人学生の基本的属性/3.進学動機・時間・人間関係/4.中小企業経営層の学習を支える経済条件/5.おわりに |
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第8章 マネジメント経験が活きる経営系 |
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1.ミンツバーグのMBA批判からの示唆/2.社会人学生の満足度/3.経験で変化する満足度向上要因/4.結論 |
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第9章 家族形成とキャリア追求の狭間にある女性 |
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1.問題の設定/2.誰が進学しているか/3.なぜ、進学するのか/4.将来のキャリアをどのように展望しているか?/5.専門職大学院ができること |
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第Ⅲ部 社会人の再学習の意味 |
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第10章 労働市場との齟齬を抱える経営系 |
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1.問題の設定/2.自分のための再学習/3.何が役立ったか/4.求める多様な能力/5.大学院生・企業・大学院のねじれ |
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第11章 研究者養成機能を模索する法科 |
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1.はじめに/2.葛藤が生じた背景/3.法科大学院に研究者養成機能を加える意義/4.どのような学生が法科大学院で研究者を目指すべきか/5.まとめ |
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第12章 2つの大学院制度に揺れる臨床心理系 |
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1.はじめに/2.臨床心理士の業務と求められる資質/3.臨床心理士養成機関の現状と課題/4.専門職大学院のジレンマ/5.臨床心理士養成機関における社会人学生の受け入れ/6.まとめ |
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終章 日本の流動モデルについてのインプリケーション |
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1.研究領域の拡大はできたか/2.学歴と獲得される知識・能力の区別/3.学歴研究への新たな視座/4.専門職大学院制度の課題 |