書誌種別 |
図書 |
タイトル |
障害学のアイデンティティ |
サブタイトル |
日本における障害者運動の歴史から |
タイトルヨミ |
ショウガイガク ノ アイデンティティ |
サブタイトルヨミ |
ニホン ニ オケル ショウガイシャ ウンドウ ノ レキシ カラ |
人名 |
堀 智久/著
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人名ヨミ |
ホリ トモヒサ |
出版者・発行者 |
生活書院
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出版者・発行者等ヨミ |
セイカツ ショイン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2014.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
220p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-86500-020-7 |
ISBN |
4-86500-020-7 |
注記 |
文献:p200〜220 |
分類記号 |
369.27
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件名 |
障害者福祉-歴史
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内容紹介 |
「障害学」とは何か。その素朴な問いに応答する手がかりとして、日本の障害者運動の歴史から、日本の障害学が依拠するところの1970年代以降の障害者解放運動の担い手の広がりと、その独自性を浮き彫りにする。 |
著者紹介 |
1979年札幌市生まれ。筑波大学人文社会科学研究科修了。博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、滋賀県立大学非常勤講師。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811777032 |
目次 |
序章 本研究の課題 |
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1 本研究の目的/2 障害者運動の史的概観/3 本研究の対象/4 本研究の見取り図 |
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第1章 <反優生思想>の視座の障害学 |
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1 はじめに/2 障害者解放運動における専門家批判/3 障害者解放運動における親批判/4 おわりに |
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第Ⅰ部 戦前の教育保護構想と戦後の具現化-戦時期から高度経済成長期へ |
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第2章 教育心理学者・実践者の教育保護改革 |
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1 はじめに/2 精神薄弱児の放置/3 戦時期の教育保護改革運動と精神薄弱児の社会生活能力への着目/4 戦後占領期の教育改革と生活主義教育の展開/5 おわりに |
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第3章 重症児の親の運動と施設拡充の政策論理 |
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1 はじめに/2 重症児の存在とその処遇の社会問題化/3 重症児の親の運動の展開/4 「親の心構え」の強調/5 収容施設拡充の政策論理/6 おわりに |
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第Ⅱ部 障害児者の視点に立つ運動へ-1970年代以降 |
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第4章 日本臨床心理学会における反専門職主義(1) |
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1 はじめに/2 臨床心理士資格の制定に向けた取り組み-1960年代/3 学会改革運動の開始-1970年代(1)/4 心理テスト批判-1970年代(2)/5 心理治療批判-1970年代(3)/6 おわりに |
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第5章 日本臨床心理学会における反専門職主義(2) |
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1 はじめに/2 心理職集団の専門職化-1960年代/3 専門職であることの否定-1970年代/4 専門性の限定的な肯定-1980年代(1)/5 資格の重視-1980年代(2)/6 おわりに |
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第6章 先天性四肢障害児父母の会における障害認識の変容(1) |
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1 はじめに/2 先天性四肢障害児父母の会の結成/3 家族/科学(原因究明)への期待-1970年代/4 当事者(親・子ども)/日常生活への立脚-1980年代/5 おわりに |
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第7章 先天性四肢障害児父母の会における障害認識の変容(2) |
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1 はじめに/2 「被害という把握」のもつ効果と親たちのこだわり-1970年代/3 障害をもつ子どもの視点に立つ-1980年代(1)/4 子どもの不在-1980年代(2)/5 おわりに |
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終章 全体的考察 |
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1 優生学史における<反優生思想>の視座/2 「戦後思想」としての障害の「社会モデル」/3 「1970年代以降の思想」としての<反優生思想>の視座/4 「障害学」とは何か |