書誌種別 |
図書 |
タイトル |
現代に生きる日本語漢語の成立と展開 |
サブタイトル |
共有と創生 |
タイトルヨミ |
ゲンダイ ニ イキル ニホンゴ カンゴ ノ セイリツ ト テンカイ |
サブタイトルヨミ |
キョウユウ ト ソウセイ |
人名 |
佐藤 亨/著
|
人名ヨミ |
サトウ トオル |
出版者・発行者 |
明治書院
|
出版者・発行者等ヨミ |
メイジ ショイン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2013.7 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,457p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥15000 |
ISBN |
978-4-625-43337-5 |
ISBN |
4-625-43337-5 |
分類記号 |
814
|
件名 |
日本語-語彙-歴史
/
漢字
|
内容紹介 |
語彙史研究の観点から現代日本語における漢語の位置、実態およびその性格を明らかにするとともに、日本語漢語の成立と経緯について、歴史的に辿りながら考察する。現代日本語漢語全般を包括した、著者の漢語研究の成果。 |
著者紹介 |
東北大学大学院(研究生)修了。文学博士。専攻は日本語学(日本語語彙史)。新潟大学法文学部教授、創価大学文学部教授等を歴任。著書に「現代に生きる幕末・明治初期漢語辞典」ほか。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811696756 |
目次 |
序章 序論 |
|
一 はじめに/二 日本語の語彙体系と語種構造/三 日本語の語種別語彙量の変遷と漢語の位置/四 山田孝雄博士およびそれ以後の漢語の研究/五 本書の意図と資料 |
|
Ⅰ 伝来漢語の受容と共有 |
|
第一章 漢籍・仏典に典拠があり、わが国近世中期ころまでに用例のある漢語 |
|
一 語例/二 語例の概観および受容と変容/三 『国研現代雑誌』の漢語との対比 |
|
第二章 漢籍・仏典に典拠があり、わが国近世後期以降に用例のある漢語 |
|
一 語例/二 語例について/三 漢語の使用の実態と定着過程/四 『国研現代雑誌』に出現しない漢語の例とその用例 |
|
第三章 中国近世以降の文献に典拠をもつ語彙の受容とその影響 |
|
一 明末清代の漢籍の中、使用した主たる資料とその語彙/二 中国初期洋学書の語彙と国語語彙との関連/三 中国後期洋学書の語彙と国語語彙との関連/四 使用度数からみた漢語とその出自/五 『国研現代雑誌』に出現しない語の例とその用例 |
|
Ⅱ 漢語の創生 |
|
第四章 上代以降近世末までに用例があり現代に続く漢語 |
|
一 はじめに/二 上代から中世までの語例/三 中世および近世初期の漢語/四 近世中期〜近世末までの漢語/五 蘭学における訳語 |
|
第五章 幕末・明治初期に用例のある漢語 |
|
一 はじめに/二 語例/三 漢語の概観/四 意味・用法の異同/五 多義化の語例とその用例/六 使用度数からみた漢語/七 『国研現代雑誌』に出現しない漢語の例とその用例 |
|
第六章 明治中期以降大正中期に用例のある語 |
|
一 はじめに/二 語例/三 漢語の特色と性格/四 使用度数からみた漢語とその用例/五 『国研現代雑誌』に出現しない語の例と現代語の用例 |
|
第七章 大正末ころから昭和二十年ころまでの漢語 |
|
一 はじめに/二 時代とことば/三 訳語とその用例/四 漢語の使用度数とその例/五 『国研現代雑誌』に出現しない語の例とその用例 |
|
第八章 昭和二十年以降昭和六十年前後までの漢語 |
|
一 時代背景とことば/二 語例/三 語の構成と造語法/四 『国研現代雑誌』に出現する漢語の使用度数とその用例/五 『国研現代雑誌』に出現しない漢語の例と現代の用例 |
|
第九章 昭和六十年前後からの漢語 |
|
一 時代とことば/二 語例/三 語例について/四 造語法/五 『国研現代雑誌』に出現する漢語/六 『国研現代雑誌』に出現しない漢語の例と使用例 |
|
第十章 結語 |
|
一 伝来漢語について/二 日本製漢語について/三 伝来漢語(表Ⅰ)と日本製漢語(表Ⅱ)との若干の比較/四 使用度数一五〇以上の漢語の例と章別の出現/五 現代日本語漢語の特質について |