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書誌情報サマリ

タイトル

武谷三男の生物学思想

人名 伊藤 康彦/著
人名ヨミ イトウ ヤスヒコ
出版者・発行者 風媒社
出版年月 2013.3


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 武谷三男の生物学思想
サブタイトル 「獲得形質の遺伝」と「自然とヒトに対する驕り」
タイトルヨミ タケタニ ミツオ ノ セイブツガク シソウ
サブタイトルヨミ カクトク ケイシツ ノ イデン ト シゼン ト ヒト ニ タイスル オゴリ
人名 伊藤 康彦/著
人名ヨミ イトウ ヤスヒコ
出版者・発行者 風媒社
出版者・発行者等ヨミ フウバイシャ
出版地・発行地 名古屋
出版・発行年月 2013.3
ページ数または枚数・巻数 429p
大きさ 22cm
価格 ¥3000
ISBN 978-4-8331-4103-1
ISBN 4-8331-4103-1
分類記号 467.1
件名 遺伝学科学と政治
件名 武谷 三男Lysenko Trofim Denisovich
件名 タケタニ ミツオルイセンコ T.D.
内容紹介 科学至上主義と生物の人工改造への希求-。今では顧みられることのない「ルィセンコ学説」を支持し続けた科学者・武谷三男。彼の生物学思想とその背景、武谷科学方法論の意義、戦後科学思想における武谷の位置づけを検討する。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009811655982
目次 序章 何故、武谷三男氏の生物学思想を取り上げるのか
第一節 武谷三男氏と生物学の関わり/第二節 何故、武谷の生物学思想を取り上げるのか/第三節 獲得形質の遺伝とは何か
第二章 『哲学は如何にして有効さを取戻し得るか』
第一節 武谷三男、思想家として登場/第二節 武谷三男のルィセンコ支持
第三章 日本における第二次世界大戦以前のルィセンコ学説の受容
第一節 戦前における八杉龍一のルィセンコ学説の紹介/第二節 最初の論文「現代露西亜の生物学とダーウィン主義」/第三節 「ソ聯の自然科学会展望」/第四節 ルィセンコを直接主題とした論文/第五節 最後の論文
第四章 戦前の唯物論研究会の生物学思想、特に獲得形質の遺伝
第一節 唯物論研究会の創立/第二節 創刊号に早くも遺伝子と進化論に関する話題が登場/第三節 石井友幸の登場/第四節 唯物論研究会のメンデル批判/第五節 唯物論研究会における「獲得形質の遺伝」論議/第六節 生物学研究における機械論批判/第七節 唯物論研究会における生物学議論/第八節 ソヴェト遺伝学論争の日本への紹介/第九節 万国遺伝学会議の中止/第一〇節 ヴァヴィロフの逮捕の誤報
第五章 武谷三男-山田坂仁論争
第一節 再び武谷三男のルィセンコ支持/第二節 山田坂仁の武谷批判/第三節 武谷の山田批判/第四節 山田の武谷再批判/第五節 事態の急変/第六節 日本共産党機関誌『前衛』に「ルイセンコ学説の勝利」という論文が登場/第七節 「ルイセンコ学説の勝利」の詳細/第八節 『前衛』論文の注目点とその批判/第九節 もう一つの『前衛』論文/第一〇節 武谷の追撃/第一一節 論争の終焉/第一二節 武谷-山田論争の残したもの/第一三節 その後の山田の活動
第六章 遺伝学研究小史
第一節 遺伝学前史/第二節 遺伝子学説の確立/第三節 遺伝子の実体の解明/第四節 遺伝子がDNAであることの同定/第五節 春化処理の農業への応用
第七章 武谷三男-駒井卓論争
第一節 論争の再発見 武谷三男-中村禎里論争/第二節 駒井論文「現代進化学の概観」/第三節 武谷の駒井論文批判/第四節 駒井卓の武谷批判/第五節 論争の残したもの
第八章 一九六〇年代以降の武谷の生物学思想
第一節 『自然科学概論』にみる武谷の生物学思想/第二節 森下によるルィセンコ批判/第三節 その後の武谷の生物思想展開/第四節 星野の生物学理解
第九章 ジャック・モノーと武谷三男
第一節 ジャック・モノー/第二節 『現代生物学と弁証法』-モノー『偶然と必然』をめぐって-/第三節 進化の分子機構/第四節 獲得形質の遺伝/第五節 面白い記述/第六節 続面白い記述:武谷と木村資生の中立説
第一〇章 八杉龍一のルィセンコ評価の変遷(1)
第一節 戦後直後の八杉によるルィセンコ紹介/第二節 その他の一九四七年八杉論文/第三節 八杉の高飛車な態度/第四節 八杉のルィセンコ支持の絶頂期/第五節 雑誌『自然』に掲載した三つの論考
第一一章 八杉龍一のルィセンコ評価の遍歴(2)
第一節 八杉による進化論の通史『近代進化思想史』(初版、一九五〇年)/第二節 八杉のルィセンコ支持の動揺期/第三節 一九五〇年代後半の八杉論文/第四節 「生物進化論における仮説と実証」/第五節 遺伝子説の放棄を迫る/第六節 ルィセンコからの離陸準備完了
第一二章 八杉龍一のルィセンコ評価の変遷(3)
第一節 『進化学序説』『進化論の歴史』と『近代進化思想史』(再刊)/第二節 八杉のもう一つの姿/第三節 八杉がルィセンコ学説を放棄したのはいつか/第四節 『一生物学者の思索と遍歴』/第五節 その後の八杉によるルィセンコ評価/第六節 八杉のルィセンコ理解の転回
第一三章 石井友幸のルィセンコ理解の変遷
第一節 戦後初期における石井の遺伝学への発言=メンデル遺伝学への高い評価=/第二節 石井、ルィセンコ学説を知る/第三節 ルィセンコ遺伝学への傾倒/第四節 ルィセンコへの全面的支持/第五節 石井の最終的到達点
第一四章 宇佐美正一郎のルィセンコ評価の変遷
第一節 初期の発言/第二節 ヤロビの生化学的基礎/第三節 ルィセンコ学説の生物学的基礎としての物質代謝(1)/第四節 ルィセンコ学説の生物学的基礎としての物質代謝(2)/第五節 その後の宇佐美の現代遺伝学理解/第六節 獲得形質の遺伝に関するある分子生物学的研究/第七節 宇佐美は最後まで獲得形質の遺伝にこだわった/第八節 宇佐美のルィセンコ評価の変遷
第一五章 今西錦司と梯明秀
第一節 『生物の世界』の中の今西進化論/第二節 今西進化論の確立/第三節 『主体性の進化論』/第四節 自然学の提唱/第五節 梯明秀の「生物学に於けるダーウィン的課題」/第六節 原理としての「獲得形質遺伝」/第七節 梯獲得形質遺伝思想のもう一つの顔/第八節 レーニンの「物質の哲学的概念」から「全自然史的過程の思想」/第九節 今西進化論と梯明秀
第一六章 日本におけるルィセンコ論争の科学史的評価
第一節 科学史家の近藤洋逸のルィセンコ評価/第二節 一九六〇年代におけるルィセンコ論争に関する科学史的な評価/第三節 一九七〇年代におけるルィセンコ論争に関する科学史的な評価/第四節 一九八〇年以降におけるルィセンコ論争に関する科学史的な評価
第十七章 武谷三男の生物学思想とは何であったか
第一節 武谷の生物学思想への歩み/第二節 武谷三段階論とルィセンコ支持との乖離/第三節 武谷の機械論批判/第四節 表と裏の論理/第五節 武谷の生物学思想とは何か
終章 科学主義と「自然とヒトへの驕り」
第一節 武谷のルィセンコ学説支持の根拠/第二節 生物改造への希求/第三節 小倉金之助の科学精神/第四節 武谷論文「自然科学者の立場から-革命期に於ける思惟の基準-」の意味するもの/第五節 「自然とヒトに対する驕り」としての獲得形質遺伝思想



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