| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
両税法成立史の研究 |
| タイトルヨミ |
リョウゼイホウ セイリツシ ノ ケンキュウ |
| 人名 |
古賀 登／著
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| 人名ヨミ |
コガ ノボル |
| 出版者・発行者 |
雄山閣
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| 出版者・発行者等ヨミ |
ユウザンカク |
| 出版地・発行地 |
東京 |
| 出版・発行年月 |
2012.7 |
| ページ数または枚数・巻数 |
634p |
| 大きさ |
27cm |
| 価格 |
￥２４０００ |
| ISBN |
978-4-639-02208-4 |
| ISBN |
4-639-02208-4 |
| 注記 |
布装 |
| 分類記号 |
222.048
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| 件名 |
中国-歴史-唐時代
／
租税-中国
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| 内容紹介 |
均田(=租庸調制)と両税法は、どのような社会・経済構造の上に造られた、どのような仕組みであったのか? 租庸調制の崩壊から両税法の成立まで、唐税法の大きな流れを軸にまとめた総論と、唐税法に関する各論を収録。 |
| 著者紹介 |
1926年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。同大学名誉教授。文学博士。著書に「新唐書」「四川と長江文明」など。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009811573291 |
| 目次 |
<前編 個別的研究> |
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緒論 唐代賦役制度の再検討 |
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第一章 白丁・中男・残疾・丁匠・散楽の負担 |
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(一)賦役令と充夫式／(二)正役1日庸絹3尺と留役15日に対する免調・免租の負担評価／(三)雑徭の日数／(四)白丁の賦役と府兵の負担／(五)賦役令下の日当および粟・帛・銭の法定比価／(六)中男の負担／(七)残疾の負担／(八)丁匠・散楽の負担 |
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第二章 品子・蔭免子孫・勲官・散官の負担 |
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(一)品子の負担／(二)蔭免子孫三衞上番の負担／(三)勲官の負担／(四)散官の負担 |
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第三章 官賤民の負担 |
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(一)基本史科／(二)官奴婢の負担／(三)官戸・雑戸および太常音声人の負担 |
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第四章 賦役制度下の華中・華南 |
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(一)華北畑作農業と均田=租庸調制／(二)華中水田農業と均田=租庸調制／(三)華南焼畑農業と均田=租庸調制 |
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本論 両税法成立史の研究 |
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第一章 基本史料の検討・整理 |
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(一)楊炎の上奏文／(二)諸史料を系統化すると／(三)雑徭の廃止をめぐって |
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第二章 唐の地税とその展開 |
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一 西域出土文書からみた地税の変化／(一)義倉穀の青苗簿徴から戸等徴、戸籍徴への変化と地税の形成／(二)地税勾徴の強化と簿徴制復活の動き／二 唐の青苗銭・地頭銭について／(一)青苗銭と地頭銭の相違点／(二)青苗銭、地頭銭の税額の変遷／(三)永泰2年の徴税額490万貫について／(四)穀価からみた青苗銭・地頭銭／(五)大暦の夏税・秋税と青苗銭・地頭銭／(六)青苗銭・地頭銭の起源と呼称の由来／(七)両税法施行以後の青苗銭・地頭銭とは |
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第三章 唐の戸税とその展開 |
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一 『通典』所載天宝某載戸税収入の再検討／(一)平均250文について／(二)八等戸税452文、九等戸税222文について／(三)戸税の抑商的性格／(四)再び八等戸税452文、九等戸税222文について／二 大暦4年の戸税改革／(一)大暦4年とは‐そのころの世相-／(二)改革の立案者／(三)戸税改革の意義／付 『新唐書』食貨志内外官禄・月俸記事弁正／(一)内外官禄／(二)内外官月俸 |
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第四章 農業技術の展開 |
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一 均田制と犂共同体／(一)「秦は牛を以て田し、水を之きて糧を通ず」／(二)5世紀における園芸的農業Gartenbauの成立／(三)華北農業に対する遊牧民インパクト／(四)犂共同体Pflug‐gemeinschaftの編成と均田制／二 三輔の三犂と遼東の耕犂／(一)三犂と耕犂の構造と機能／(二)インド犂と三輔の三犂／(三)パルチア犂と遼東の耕犂／三 中国多毛作農業の成立／(一)粟と麦／(二)江南の麦／(三)稲と麦 |
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第五章 夏税・秋税の源流 |
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(一)租庸調と粟稲麦作・養蚕麻作／(二)南朝の夏調・秋租調／(三)夏税・秋税と麦作養蚕・稲粟麻作 |
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第六章 唐代両税・三限考 |
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(一)両税法原案にみえる三限法／(二)中唐華北の農家経営／(三)両税・三限とその調整 |
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第七章 外形標準課税・上供 |
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(一)両税法は銭額の単税か、穀額・銭額の二本立てか／(二)安史の乱後の通貨の問題／(三)安史の乱後の絹価の暴騰／(四)安史の乱後の税制と物流／(五)年支両税の査定法／(六)いかにして量出制入か／(七)中央からの科配と地方での外形標準課税・上供 |
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第八章 唐代編戸の移動表・図 |
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編戸の移動表／編戸の移動図 |
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補論 |
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一 北魏の俸禄制施行について／(一)「諸ヽの商人を罷め、以て民事を簡にす」／(二)「初めて台省を建て、百官を置く」と「部落解散」／(三)遊牧社会の大人／(四)北魏の遊牧民的性格／(五)貿易の独占化と商人身分の低下／(六)移防から城防へ／付 高閭の長城案／(七)官禄の資と預調の賦と「商用を兼ねしむ」／二 北魏三長考／はじめに／(一)「宗主督護」について／(二)李安世のいう「三長既に立つ」とは／(三)李沖の三長制献策の意図／(四)太和10年の三長制とその後／三 南朝租調考／はじめに／(一)『隋書』食貨志の記事について／(二)租布・三調について／(三)禄絹・禄棉・禄米について／四 敦煌戸籍の一男十女について／(一)戸籍の偽濫と一男十女／(二)一男十女の家族の構成／(三)男の街、敦煌城市／五 唐代塩井考／(一)『新唐書』食貨志の塩池・塩井の記事について／(二)塩井についての記事批判／(三)度支分巡院の設置年代 |
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<後編 租庸調制から両税法へ> |
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はじめに |
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第一章 租庸調(均一丁税)と階層的奉仕義務 |
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(一)均一丁税と均田制／(二)階層的土地保有と階層的奉仕義務／(三)賦役制下の賤民の負担 |
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第二章 賦役制下の華中・華南 |
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(一)水田地帯／(二)焼畑地帯／(三)江南の折租納布／(四)嶺南の戸税米と蕃胡内附者に対する税 |
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第三章 西域農業の流入と園芸的農業の成立 |
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(一)シノ・イラニカ／(二)園芸的農業の成立 |
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第四章 安史の乱と藩鎮の列置 |
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(一)安史の乱と異民族の侵入／(二)藩鎮列置・地方分権化そして多民族国家へ |
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第五章 人頭税から戸等別課税へ |
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(一)戸等別課税各種／(二)戸税銭の成立／(三)均田法規の弛緩、自由労働者の急増、荘園の変質／(四)大暦の戸税改革は土断に類す |
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第六章 土地保有税から土地収益税へ |
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(一)義倉穀籍徴と物税の出現／(二)地税攤配の強化／(三)青苗簿徴税(土地収益税)の出現／(四)京兆府の夏税・秋税／(五)大土地私有の発展と土地収益税の展開 |
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第七章 安史の乱後の通貨の問題 |
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(一)乾元大小銭と江南の盗鋳銭／(二)安史の乱後の絹価の暴騰／(三)安史の乱後の税制と物流 |
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第八章 両税法の成立 |
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(一)楊炎の登場／(二)外形標準課税方式から両税法へ／(三)なぜ両税か／(四)両税法・三限法 |
