書誌種別 |
図書 |
タイトル |
日本近代就学慣行成立史研究 |
タイトルヨミ |
ニホン キンダイ シュウガク カンコウ セイリツシ ケンキュウ |
人名 |
柏木 敦/著
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人名ヨミ |
カシワギ アツシ |
出版者・発行者 |
学文社
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出版者・発行者等ヨミ |
ガクブンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2012.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
542p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥9800 |
ISBN |
978-4-7620-2237-1 |
ISBN |
4-7620-2237-1 |
分類記号 |
376.21
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件名 |
初等教育-歴史
/
日本-教育
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内容紹介 |
教育の受け手たる人々は、小学校への通学をどのように自らの生活習慣として受容したのか? そのプロセスの検証から、日本における近代学校制度の拡大過程を解明する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811517802 |
目次 |
序章 本研究の課題・視角と方法 |
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第一節 本研究の課題-「就学問題」から「就学期間の問題」へ-/第二節 日本近代初等教育史研究の検討-初等教育就学に関わる研究を中心にして-/第三節 方法・内容・構成-初等教育就学への視座- |
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第一部 近代学校における初等教育就学年齢の受容と確立 |
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第一章 就学の一断面-初等教育就学における“フロー”と学校観- |
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第一節 初等教育就学における“フロー”とその学習形態/第二節 学校の認識-教育の受け手における近代学校のイメージと在学の長短-/小括 |
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第二章 学齢、学習期間の設定に関する制度政策史研究 |
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第一節 日本近代における学齢の設定/第二節 「学齢」設定の根拠-その“創出”と学齢の始期・終期の厳密化-/第三節 学習期間に関する議論/第四節 差異の存在とその論理/小括 |
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第三章 教育の受け手における就学期間の形成 |
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第一節 学習の段階-加齢と学習段階の関係-/第二節 年齢区分-“子ども”の位置づけの変化-/小括-年齢と“子ども観”- |
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第二部 小学校補習教育課程の成立と義務教育年限延長問題の一側面 |
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第四章 補習教育課程の構想と制度化 |
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第一節 「学制」以降の初等教育制度における補習教育-補習科=教育期間延長の原初形態として-/第二節 府県における「補習科」の導入とその展開過程/第三節 第一次小学校令期の就学状況の変容/小括-初等教育課程の延長としての補習科- |
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第五章 補習教育課程から六年間の初等教育就学期間へ |
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第一節 補習科制度成立史/第二節 義務教育年限延長の土台としての補習科/第三節 初等教育期間の延長過程とその形態-宮城県における尋常小学校補習科の展開を通して-/小括-補習科の顚末- |
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結章 六年間の就学期間の定着-日本近代における“就学期間”の定着- |