書誌種別 |
児童図書 |
タイトル |
人間の条件 |
サブタイトル |
そんなものない |
シリーズ名 |
よりみちパン!セ |
シリーズ番号 |
P008 |
タイトルヨミ |
ニンゲン ノ ジョウケン |
サブタイトルヨミ |
ソンナ モノ ナイ |
シリーズ名ヨミ |
ヨリミチ パンセ |
シリーズ番号ヨミ |
8 |
人名 |
立岩 真也/著
100%ORANGE/装画・挿画
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人名ヨミ |
タテイワ シンヤ ヒャクパーセント オレンジ |
出版者・発行者 |
イースト・プレス
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出版者・発行者等ヨミ |
イースト プレス |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2011.7 |
ページ数または枚数・巻数 |
392p |
大きさ |
19cm |
価格 |
¥1500 |
ISBN |
978-4-7816-9008-7 |
ISBN |
4-7816-9008-7 |
注記 |
理論社 2010年刊の再刊 |
分類記号 |
159.7
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件名 |
人生訓(青年)
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内容紹介 |
「できる」か「できない」かで人間の価値が決まる。そんなこの世のきまりや価値が正しい理由はない。だったらなぜそうなっているのか、どうするのか。「生存学」の巨匠がやさしく説き明かす。マンガ、イラスト、対話も収録。 |
著者紹介 |
1960年新潟県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学者。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。著書に「唯の生」「良い死」「希望について」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811449619 |
目次 |
簡単で別な姿の世界、を歌えないなら、字を書く |
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序 |
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1 なにが書いてあるか/2 なぜそんなことを |
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Ⅰ できなくてなんだ |
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1 できることはよい/2 できないことがよいことでもあること/3 だが勝手に持ち上げられたら迷惑であること/4 自分でしない方が楽なことがある/5 代わってもらえない場合/6 他人がいてしまうこと/7 他人は信用できない、から自分で/[補] 民主主義/8 たしかにできないと困る、のだが/9 以前から足りていて、そして楽になっている |
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Ⅱ ならどうならよいか・1 |
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1 一人ひとりが自分の分という案/2 苦楽の公平はありだと人は思っている |
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Ⅲ しかしこの世の仕組み-私たちの社会は変だ |
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1 きまりA:私の作ったものが私のもの/価値B:私がすることできることが私/2 そのことが気になったこと/3 同じにできるようにはならないし、できたからどうというものでもない/4 どうということではないという気持ちをもらったこと/5 「学問」でないものからもらったこと/6 私の作ったものが私のものであるが正しい、理由はない |
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Ⅳ でも社会はそうじゃないかという話 |
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1 人がそうなるならそうなるという話/2 関係が人を決めるという話/3 ならまず社会を変えてしまえばよいという話/4 順番に、小分けにして、考えてみようと思ったこと |
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Ⅴ 人は違うものを信じている |
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1 人は違うものを信じている/2 他者がいた方がよいと思っている/3 たんに私は生きたいと思っている/4 譲れないもののために分けられる |
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Ⅵ 差は仕方がない、必要だというお話について |
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1 そうなってしまうというお話の繰り返し/2 これできまりという答はない、が/3 自然はそうなっているという話/4 都合よく自然をもってきてしまう |
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Ⅶ 「機会の平等」というお話がいけてない話 |
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1 差は縮まるという話/2 それなりのことはなされ外堀が埋められる/3 しかしそれでも/4 学校の話・続/5 より「深い」ところに差があるという話/6 で、どうするのか? |
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Ⅷ むしろ差は大きくなる |
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1 差は大きくなる/2 「貧困」の再浮上/3 多くの人を相手にできる商売/4 身体系の商売の一部/5 作り手を限るきまり |
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Ⅸ 文句の言い方 |
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1 このままでよい・対・いやよくない/2 搾取?/3 「最低限」を保障でよくはないか、について/4 貧乏の証明問題 |
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Ⅹ 世界の分け方 |
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1 世界を分ける/2 人数で割ってしまえ、という案/3 A:苦労には報いる+人数割り〜同じだけ働いて同じだけ受けとるという案/4 苦労した分余計に受けとるという案/5 なかなかそうもいかない→B/6 税を使ってBをAに近づけるという方法 |
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ⅩⅠ 違いへの応じ方 |
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1 同じから始めることについての復習/2 違うからこそまず「総額」を同じにすること/3 必要なものが違うとき/4 「ほしいだけ」はなしか/5 経済学が言うことは似ているようで全然違う/6 ありなこともある |
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ⅩⅡ 材料も仕事も分ける |
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1 お金を分けるだけでよいか/2 材料(知識含む)を分ける/3 人は余る、それはわるいことではない/4 生産を増やすという方法はあまりうまくいかない/5 再び、人は足りないのか多いのか/6 仕事を分ける |
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終わりに |
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本の紹介/予告 |
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補 |
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[補・1] 教科書に書いたこと/少子高齢化は「大変」か/政治はなにをやるべきか/なにを、どう配分するか/世界は世界を救えるか/[補・2] 三人のひとと話してみた/「できる」ことは「人間の価値」ではない-社納葉子さんと/「弱くある自由」という考え方/生きて暮らしていることそのものが/「できる」イコール「自分が生きている値打ち」か/「尊重」と「省略」/しんどい現実とそこから受け取ること/「障害者の親」という責任はない/世の中で一番いい加減な学問/明るくないけど、変えることは不可能じゃない-山田真さんと/オジサンたちは考えることをやめた/「正常」ってなんだ/自分で選ぶことと人を選んではいけないということ/広げてみよう大風呂敷/行けるところまで行けばよい/それでも世の中は回っていく-岡崎勝さんと/いろんなスピードがある/「いっしょに学校へ」の先にあるもの/みんなができる必要などない |