書誌種別 |
図書 |
タイトル |
社会心理学 |
並列タイトル |
Social Psychology:Active Social Animals in Multilayered Constraints |
シリーズ名 |
New Liberal Arts Selection |
タイトルヨミ |
シャカイ シンリガク |
シリーズ名ヨミ |
ニュー リベラル アーツ セレクション |
人名 |
池田 謙一/著
唐沢 穣/著
工藤 恵理子/著
村本 由紀子/著
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人名ヨミ |
イケダ ケンイチ カラサワ ミノル クドウ エリコ ムラモト ユキコ |
出版者・発行者 |
有斐閣
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出版者・発行者等ヨミ |
ユウヒカク |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
16,480p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-641-05375-5 |
ISBN |
4-641-05375-5 |
注記 |
文献:p439〜467 |
分類記号 |
361.4
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件名 |
社会心理学
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内容紹介 |
日常直面する現代の幅広い社会的事象や問題に対し、構造的な洞察力を養うためのテキスト。問題の社会心理学的な構図の全体像を見据え、類似のできごとに対しても応用的理解が可能な形で紹介する。 |
著者紹介 |
博士(社会心理学)。東京大学大学院人文社会系研究科教授。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811342709 |
目次 |
序章 人の心は社会とどうつながりあうのか |
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1 仕組みでなく,モノでなく/2 「人間は社会的動物である」というヒント/3 「考える葦」というヒント/4 さまざまな制約とその中での能動性/5 本書の構成 |
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第Ⅰ部 社会的認知・自己と他者 |
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第1章 人や社会をとらえる心の仕組み |
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1 ものごとを客観的にとらえることの困難さ/2 知識の貯蔵とその利用の仕組み/3 推論や判断の簡略化 |
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第2章 感じたことの影響過程 |
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1 情報処理や思考過程における気分の効果/2 気分が情報処理スタイルに与える影響/3 判断の手がかりとして利用される主観的感覚/4 感情の適応的意味 |
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第3章 心と行動をつなぐ非意識的・自動的過程 |
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1 目に見える行為に影響する非意識的な過程/2 概念や表象の活性化に導かれる行動/3 自動的な目標の採用と追求/4 非意識的模倣/5 意識の役割 |
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第4章 自己 |
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1 自己概念/2 自己評価の維持/3 自己制御/4 他者にみせる自己・みられる自己 |
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第5章 他者に対する評価・判断・推論 |
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1 人に関する2種類の情報とその利用/2 ステレオタイプのあてはめが起こりやすいとき/3 他者の内的な特徴の推論/4 他者の心的状態の推論/5 判断の修正可能性 |
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第6章 態度と態度変化 |
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1 態度とは何か/2 態度形成の理論/3 説得と態度変化/4 態度と社会行動 |
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第Ⅱ部 社会関係から集団・ネットワークへ |
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第7章 対人関係 |
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1 対人魅力の要因/2 対人関係/3 愛情と葛藤/4 援助の関係 |
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第8章 集団の中の個人 |
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1 社会心理学からみた「集団」/2 「行動する」集団/3 集団の構造/4 「影響する」集団/5 「意識される」集団 |
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第9章 集団間の関係 |
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1 ステレオタイプ,偏見,差別/2 認知過程とステレオタイプ/3 集団所属意識がもたらすもの/4 集団間の感情/5 対立の解消 |
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第10章 コミュニケーション |
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1 言語的コミュニケーション/2 非言語的コミュニケーション/3 社会的関係とコミュニケーション/4 コミュニケーションと認知/5 コミュニケーションとしての対人行動 |
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第11章 ソーシャル・ネットワーク |
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1 ソーシャル・ネットワーク研究の発展/2 ネットワークの構造とネットワーク資源/3 ネットワークの中で働く力 |
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第Ⅲ部 社会,組織,文化の中の個人 |
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第12章 マスメディアとインターネット |
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1 マスメディアの効果をめぐる多様な視点/2 送り手によって作られる情報環境と情報処理する受け手/3 対人的情報環境との交互作用/4 インターネット |
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第13章 参加と信頼 |
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1 社会参加と政治参加/2 社会参加の「メリット」/3 信頼および制度的な「仕組み」がもつ意味/4 制度に対する信頼 |
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第14章 世論と社会過程 |
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1 世論に対する人々の認識/2 社会全体の動向や政治の動向についての認識/3 世論の情報過程/4 世論形成の社会過程 |
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第15章 消費者行動・環境行動 |
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1 社会的文脈の中に消費者行動・環境行動を位置づける/2 消費の意思決定,マーケティング,ブランド/3 環境行動と環境リスク |
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第16章 組織と個人のダイナミクス |
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1 意思決定システムとしての組織/2 「合議の知」への信頼とその限界/3 個人と組織の関わり合い/4 組織の変革とリーダーシップ |
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第17章 集合行動とマイクロ=マクロ過程 |
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1 緊急時の集合行動/2 情報の伝播と普及のプロセス/3 集団と群集の連続性 |
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第18章 心の文化差 |
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1 価値や信念の違いに表れた文化/2 認知や思考のプロセスに埋め込まれた文化/3 関係性の集積としての文化/4 社会システムとしての文化 |
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第19章 心と文化の相互構成 |
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1 文化的存在としての人間/2 子どもの発達と文化/3 異文化との遭遇と共生/4 文化を生きる,文化を創る |