書誌種別 |
児童図書 |
タイトル |
13歳からの反社会学 |
タイトルヨミ |
ジュウサンサイ カラ ノ ハンシャカイガク |
人名 |
パオロ・マッツァリーノ/著
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人名ヨミ |
パオロ マッツァリーノ |
出版者・発行者 |
角川書店
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角川グループパブリッシング(発売)
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出版者・発行者等ヨミ |
カドカワ ショテン/カドカワ グループ パブリッシング |
出版地・発行地 |
東京/東京 |
出版・発行年月 |
2010.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
284,6p |
大きさ |
19cm |
価格 |
¥1400 |
ISBN |
978-4-04-885075-9 |
ISBN |
4-04-885075-9 |
注記 |
文献:巻末p1〜6 |
新聞書評情報 |
読売新聞 |
書評掲載日 |
2010/10/15 |
新聞書評情報 |
中日新聞・東京新聞 |
書評掲載日 |
2010/11/07 |
分類記号 |
361
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件名 |
社会学
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内容紹介 |
世の中の真実は、データと現実の中間にある-。社会や世の中の情報をおもしろく見るためのいろいろなヒントや方法を教える。ふざけているけど、まじめな反社会学入門。 |
著者紹介 |
戯作者。著書に「反社会学講座」「つっこみ力」「日本列島プチ改造論」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811336842 |
目次 |
はじめに 真実はどこにある? |
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今回のまとめ |
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第1章 お金を拾って暮らせるか-くだらないことも、データと歴史で考えればおもしろい- |
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くだらないことを考えてオトナになろう/お金はけっこう落ちている/強い味方! その名は統計データ/統計データは何でもある!?/落ちてたお金はウン億円/「おりこうさん」ではだれも評価しません/パソコンで見られる便利なデータ/教えたがり屋をさがそう/東京ドーム何個分はもう古い/条件次第で結果は変わるものです/データはゴールでなくスタートだ/常識の使いどころ/アイデアを磨くのはこどもの発想とオトナの常識/数字の裏にいる人間を見よ/人生に役立つ地見屋の生きざま/地見屋の生きざま・江戸時代前期/地見屋の生きざま・江戸時代後期/歴史を変えた凡人の知恵/地見屋の生きざま・明治時代/地見屋の生きざま・昭和初期/地見屋の生きざま・戦後/なわばりはステイション/社会の法則は永久には続かない/それでも続く地見屋稼業/社会と人間を好きになろう/今回のまとめ |
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第2章 調べものをするにはコツがある-図書館を使うか、ネットを使うか- |
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大切なのは教養じゃない。魂だ!/知識は人生を豊かにするわけではない/資料を探して読み取ろう/調べものは面白い/だれかが見た資料も見直す価値はある/比較! 図書館とネット/情報を掘り下げられる図書館/ネットの情報は信用できるか?/大切なのはまちがいを減らす努力/英語に過度な期待は禁物/まだまだ自動翻訳は未来の道具/過去の情報は図書館がNo.1/両方いいとこどりをしよう/図書館戦争/屁より大きな音を出すな/アブナい人とは争わない/図書館アドベンチャー/まずは検索、とにかく検索/役立つ検索テクニック/ソートを使おう/検索は万能ではない/参考図書は心強いサポーター/百科事典は万能か/マニアックな辞書・事典がいっぱい/聞きこみ刑事になろう/今回のまとめ/コラム ぶらり国会図書館の旅 |
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第3章 そこそこ役立つ読書術-つまらない本をおもしろく読むには- |
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パオロさんは読書家ではありません/自分のものさしを作ろう/役に立つか、おもしろいか。それが大事/つまんない個所は読みとばせ/感想は人と違ってOK/最後だけおもしろい物語はない/最後まで読まなくていい/一生かかって理解する/線を引いても勉強した“気になれる”だけ/押さえるべき最低限の情報/年号に注意/ノートに手書きも長所あり/書き写すときは正確に/東大生のネタ帳は美しい?/今回のまとめ |
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第4章 なにが目的だ!-アンケート調査のおもしろさと罠- |
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なにが目的かわからない/お水の花道/大人の宣伝はスゴイんだぜ/水道局参戦/ウソつきがいなくても結果は変わる/水道水を飲まなくても水道は使うのに…/一か月イライラしないハッピーな人はいるか?/イライラは病気だった!?/数字は犬と同じ/昔の人もクレーマー/有害テレビ番組は二〇〇〇人で決めている/三・五%の回答率で有害第一位/“ばかばかしい”理由/“ばかばかしい”は人を傷つけない/一生懸命なバカはすばらしい/テキトーネット調査に気をつけろ/ネット利用率をネットユーザー「だけ」に聞く?/「だれに」「どう聞いたか」が大事/世の中には無意味な調査がいっぱい/調査結果はぼんやりと見よう/今回のまとめ |
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第5章 一三歳からのレビュー入門-星の数では、わからないこと- |
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コント「平均」/クラシック定番ズル/平均値から、なにがわかる?/妖怪、平均値モドキ/格差は罪なヤツ/レビューは「プチ自慢」だ/ネットレビュー観測記/星はなんでも知っている?/星はじまり物語/先駆者はミシュラン/日本の星は意味が違う/気分次第で責めないで/基準が何もない/悪い子のための、ご気分レビュー術/これがご気分レビューだ/レビューより感想を書こう/よい子のための賞賛レビュー術/ご気分批判に意味はない/けなし一つにほめ二つ/パオロさんは読みません/今回のまとめ |
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第6章 新聞を百倍おもしろく読むコツ |
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みんなが読まないものを読んでみよう/全国には新聞がいっぱい/ローカル情報は新鮮です/死亡広告いろいろ/比べてわかるお国がら/全国紙は資料の宝箱/朝日と読売、「東京ドーム」が多いのはどっち?/たった一言で社会を決めないで/新聞社のかたにお願い/今回のまとめ |
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第7章 芸能ニュースからだって、学べることはたくさんある |
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ゴシップ記事も役に立つ/将来が心配な小学生/芸能ニュースは検証が大変/過去の週刊誌が見られる場所/芸能事件謎ファイル1 被害者はだれだ/裸による被害者はいない/有名でも無名でも、ダメなものはダメ/「関係者」が出てきたらご用心/芸能事件謎ファイル2 無知は罪か/みんなが反応したのは「ウソ知識」/「ウソ知職」の被害者は一人じゃない/誕生日は病院の都合で決まる!?/出産は調整される/調整で守られる「安全」/批判は改善のチャンス/中身より形が大事な日本の謝罪/「だれが」より「なにが」を考えよう/今回のまとめ |
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第8章 映画を見れば、むかしがわかる-古い日本映画の楽しみかた- |
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昔の映画は寝てしまう?/教科書より映画で時代はわかる/映画の全盛期は昭和だった/『オールウェイズ三丁目の夕日』は時代劇/裁判の写真撮影はOKだった/コメディー映画はためになる/実は少なかったモーレツ社員/古典を気楽におもしろがろう/昭和三〇年代のクールビズ/自由研究のお宝/今回のまとめ |
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第9章 懐疑は踊る-エコ技術で、わくわくする日本へ |
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正しいだけじゃわくわくできない/都市伝説「LED」/残念な人/「みんなが言うから○○できない」はウソ/エコの狙いは「楽しいムダを続けること」/のんびりしてられません/正直じいさんの大失敗/善意は見せびらかそう/環境問題の四つの立場/移住は自由ではない/間違いを認めない懐疑派と否定派/懐疑論も懐疑しよう/踊る懐疑論 1「科学と社会学」/踊る懐疑論 2「華麗なる統計マジック」/踊る懐疑論 3「うさんくさいアンケート」/踊る懐疑論 4「冤罪」/踊る懐疑論 5「冤罪・パート2」/踊る懐疑論 6「陰謀、はじめました」/踊る懐疑論 7「すりかえ」/踊る懐疑論 8「自然治癒」/ありえない話/エコブームが社会を動かした/燃え上がる技術者魂/「文句をいう人」より「考える人」になろう/今回のまとめ |
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まとめ きみたちはどう生きるべきか |
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正しさはいつでも中途半端だ/偽善者になれ/偽善は愛より人を救う/偽善者以下の行動とは?/善と正義は「信じる」ものでなく「実行する」ものだ/宿題/お後がよろしいようで |
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参考文献一覧 |