書誌種別 |
図書 |
タイトル |
戦後新教育における経験主義国語教育の研究 |
サブタイトル |
経験主義教育観の摂取と実践的理解の過程 |
タイトルヨミ |
センゴ シンキョウイク ニ オケル ケイケン シュギ コクゴ キョウイク ノ ケンキュウ |
サブタイトルヨミ |
ケイケン シュギ キョウイクカン ノ セッシュ ト ジッセンテキ リカイ ノ カテイ |
人名 |
坂口 京子/著
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人名ヨミ |
サカグチ キョウコ |
出版者・発行者 |
風間書房
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出版者・発行者等ヨミ |
カザマ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2009.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
14,411p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-7599-1726-0 |
ISBN |
4-7599-1726-0 |
注記 |
文献:p377〜384 戦後教育史年表:p385〜399 |
分類記号 |
375.8
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件名 |
国語教育-歴史
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内容紹介 |
戦後10年間の混沌と創造の時期の国語科教育史を、戦前からの新教育の実践と理論、アメリカの経験主義教育思想の摂取、コア・カリキュラム運動と生活綴り方運動、教育施策、地域の試行的実践の相関において総合的に考察する。 |
著者紹介 |
静岡県生まれ。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程単位取得。東京都公立中学校教諭を経て、常葉学園大学准教授。博士(教育学)。共著に「国語教育を国際社会へひらく」がある。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811166701 |
目次 |
序章 本研究の課題と方法 |
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第1節 研究課題/第2節 研究の特質と意義/第3節 研究の方法・構成 |
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第Ⅰ部 経験主義国語教育の摂取 |
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第1章 戦後新教育の出発 |
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第1節 アメリカの対日教育基本構想/第2節 日本の自主的改革と四大教育改革指令/第3節 「第一次アメリカ教育使節団報告書」(1946(昭和21)年3月31日)と「新教育指針」(1946(昭和21)年5月15日)/第4節 戦後新教育の出発 |
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第2章 経験主義国語教育の摂取(1) |
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第1節 社会科成立過程における国語教育の位置づけ/第2節 「みんないいこ」読本と社会科との関連/第3節 社会科成立期における経験主義国語教育の意義と位置づけ |
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第3章 経験主義国語教育の摂取(2) |
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第1節 「昭和二十二年度学習指導要領国語科編(試案)」作成過程における日米の認識/第2節 ヘファナンの経験主義国語教育観/第3節 22年度学習指導要領作成にみる経験主義教育理念の摂取と位置づけ |
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第4章 経験主義国語教育の摂取(3) |
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第1節 石山脩平のカリキュラム論/第2節 石山脩平の経験主義教育観/第3節 小括 |
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第Ⅱ部 経験主義国語教育の教育施策的展開 |
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第5章 経験主義国語教育の教育施策的展開(1) |
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第1節 ドノヴァン4箇条の提案/第2節 『第三回新教育研究協議会福岡会場速記録』にみる経験主義国語教育観/第3節 「第三回新教育研究協議会」ドノヴァン4箇条にみる経験主義国語教育の特質 |
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第6章 経験主義国語教育の教育施策的展開(2) |
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第1節 「みんないいこ」読本入門期編改編の背景/第2節 第六期国定国語教科書「まことさんはなこさん」(第1学年用教科書)の実際/第3節 アメリカの入門期国語教育の影響と実態/第4節 「まことさんはなこさん」編集とアメリカ的入門期指導の意味 |
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第7章 経験主義国語教育の教育施策的展開(3) |
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第1節 『小学校国語学習指導の手びき』発刊の背景と理由/第2節 『小学校国語学習指導の手びき』の実態と特質/第3節 『小学校国語学習指導の手びき』の位置と意義 |
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第8章 経験主義国語教育の教育施策的展開(4) |
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第1節 「第六回教育指導者講習研究集録ⅩⅠ(2)小学校教育課程及び教授法」の概要/第2節 国語教育の特質/第3節 第6期「小学校教育課程及び教授法」の特質と課題/第4節 小括 |
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第Ⅲ部 経験主義国語教育の実践的理解 |
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第9章 経験主義国語教育の実践的理解(1) |
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第1節 カリキュラムの全体傾向/第2節 奈良吉城プラン/第3節 明石附小プラン/第4節 兵庫師範男子部プラン/第5節 国語教育の総合性の定位と組織化の実際 |
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第10章 経験主義国語教育の実践的理解(2) |
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第1節 石橋勝治の戦後教育実践の検討/第2節 戦前の生活教育・生活綴り方運動との連続性/第3節 コア・カリキュラムへの批判/第4節 コア(中心課程)の内実と国語教育の構造化の問題 |
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第11章 経験主義国語教育の実践的理解(3) |
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第1節 経験主義教育観受容と摂取の実態/第2節 国語単元学習の問題/第3節 経験主義国語教育の実践理解における問題 |
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第12章 経験主義国語教育の実践的理解(4) |
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第1節 26年度学習指導要領「書くこと」における反省力/第2節 26年度学習指導要領「書くこと」における経験概念の把握(1)/第3節 26年度学習指導要領「書くこと」における経験概念の把握(2)/第4節 経験主義国語教育の実践的理解 |
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終章 戦後新教育における経験主義国語教育の意義と可能性 |
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第1節 経験概念の把握の実態とその到達点/第2節 戦後の国語教育に新教育がもたらしたもの/第3節 今後の課題と展望 |
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補章 経験主義国語教育の実践的理解(5) |
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第1節 香川坂出プランの実践の特徴/第2節 香川坂出プランの国語学力の構造と内実/第3節 考察と課題 |