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書誌情報サマリ

タイトル

日本近代文学の断面

人名 岩佐 壮四郎／著
人名ヨミ イワサ ソウシロウ
出版者・発行者 彩流社
出版年月 2009.1

書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 日本近代文学の断面
サブタイトル 1890-1920
タイトルヨミ ニホン キンダイ ブンガク ノ ダンメン
サブタイトルヨミ センハッピャクキュウジュウ センキュウヒャクニジュウ
人名 岩佐 壮四郎／著
人名ヨミ イワサ ソウシロウ
出版者・発行者 彩流社
出版者・発行者等ヨミ サイリュウシャ
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2009.1
ページ数または枚数・巻数 293p
大きさ 20cm
価格 ￥２８００
ISBN 978-4-7791-1405-2
ISBN 4-7791-1405-2
分類記号 910.26
件名 日本文学-歴史-近代
内容紹介 1890年代から1920年代まで、いわゆる世紀転換期から戦間期にかけての作品や言説を通して、「自然」「恋愛」「理想」「ユートピア」「検閲」「家父長制」「大衆文化」等の問題系をめぐる日本近代文学の断面を焙り出す。
著者紹介 1946年島根県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。関東学院大学文学部教授。専攻は日本近代文学。「抱月のベル・エポック」で第20回サントリー学芸賞受賞。
言語区分 jpn
タイトルコード 1009811153212



目次


内容細目

「自然」という思想   世紀転換期を中心に   6-41
没理想論争と島村抱月   「理想」をめぐって   42-71
<婿捜し譚>から<恋愛小説>へ   夏目漱石『三四郎』の場合   72-96
検閲・家父長制・女優   『故郷』上演をめぐって   98-125
長田幹彦とは誰か   宇野浩二『苦の世界』   126-153
「写真」との対話   国木田独歩『少年の悲哀』と魯迅『藤野先生』   154-165
青果の<場>   真山青果『枝』と王権の交代   166-170
大衆社会と演劇   藝術座の「二元の道」にふれて   171-182
啄木の新世紀   ニーチェ主義・「聖性破壊」・「芸術」の聖化   184-195
歌わない啄木   井上ひさし『泣き虫なまいき石川啄木』を通して   196-204
愛欲小説・その一面   近松秋江『黒髪』の場合   205-212
「八ツ橋」の笑い・『黒髪』・<宿命の女>   213-221
森鷗外・シュニッツラー・山本有三   フロイトの影   222-227
ブルームズベリー・グループと白樺派   その同時代的血縁関係   230-241
芥川的エクリチュールをめぐって   その1 『大導寺信輔の半生』と三島由紀夫『仮面の告白』   242-247
芥川的エクリチュールをめぐって   その2 『蜜柑』と有島武郎『旅する心』   248-257
<雅号>の終焉   <文人>から<芸術家>へ   260-285

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